アラカルト3

 
(92) USBのCRCエラー(巡回冗長検査エラー)
 突然CRCエラーが発生しました。CRCエラーは、USBメモリーやハードディスクが、物理的に損傷したときに発生するようです。当局のUSBメモリーがこのエラーを発生したので、他のコンピュータで試しましたが、同じエラーが発生しました。ハムログのバックアップUSBでしたので、別のUSBでバックアップを取り直しました。エラーUSBは即刻壊して使用不能に。大切なデータは、複数のUSBやハードディスクにコピーを取るよう言われていますが、初めてこのエラーで実感しました。  
(91) USBコピーエラーの解消
 ハムログメールQSL(hQSL)の送信ファイルのバックアップコピーが一部分できず、悪戦苦闘いたしました。エラーは「エラー0x80070052」です。メッセージは「ディレクトリまたはファイルを作成できません」でした。目的ファイル全部分ではなく、一部分です。USB64GBと16GBにバックアップコピーすると、どちらも同じ個所にエラー表示がでました。WEBサイトで調べたところ、色々解消法がありましたが、下記の方法でどうにか成功しました。当局の送信hQSLは15,000局分オーバーです。
(1)USBのフォーマットを変更する。
 フォーマットの種類
  ファイルシステムNTFS」  アロケーションユニットサイズ「16キロバイト
(2)エラーの原因
 ファイルが4GBを越えると、「エラー0x80070052」が発生するようです。必ず発生するのかどうかは当局には分りません。
(3)総括
 なぜファイルシステムNTFS」がいいのかその理由はわかりません。これ以外に、「FAT32」と「exFAT」があります。WEBサイトの記述者がNTFS」を選んだ理由を述べておりません。 アロケーションユニットサイズについてですが、記述者が「16キロバイト」を推奨しておりましたので、それに従いました。大きいと余裕があると思いますが、バイト数の無駄使いになるのかもしれませんね。
(90) 自作釣り竿アンテナの改良(バーチカルアンテナ)
調整
 コイルの巻き数は少々多めに巻き、エレメントとワニ口クリップと繋ぎ、最良点を見つけます。最良点が見つかったら、コイルの不要部分を切り取ります。おおよそ、1.5~2.0位にSWRが落ちれば最高です。できるだけ低い周波数のところでマッチングさせます。今度は、ワニ口クリップを逆に繋ぎます。同軸コンデンサを繋ぎ、マッチングがとれるまで切り詰めます。この時、マッチングは周波数の高いところで合います。SWRは1.0付近まで落ちます。ここで、トップのエレメントを伸ばしたり、コイルとエレメント部を伸ばしたりして、目的の周波数まで落として合わせます。これで、終了。もし、同軸コンデンサを切り過ぎたら、並列に繋げば容量が大きくなります。心配無用。エレメントはピアノ線です。太いと扱いにくいので細めです。コイルの銅線は太目で、直径2mm程度です。当局がここまでに辿り着くまでに迂用曲折がありました。下記のサイトに悪戦苦闘記が載ってます。
バーチカルアンテナ (biglobe.ne.jp)
   
 同軸コンデンサは3D2Vを使っています。文献によれば7MHzの容量は500pFぐらいのようです。1cm=約1pFとして6m用意し、はじめにアンテナを調整し、SWRの底が見えたら、同軸コンデンサを取り付け切り詰めていきます。最終的には下記の写真のように綺麗に落ちるはずです。同軸コンデンサは、芯線側とアース側を、ワニ口クリップで繋ぎます。アンテナにセットするときは、どちらにセットしても問題はありません。心配無用。
   
 SWR帯域が結構広いです FT8用にセットしました 左の写真から 一番エレメントが長い状態での測定です エレメント部とコイル部の接続部で エレメントの長さを調整できるので ワニ口クリップを使うと便利です
   
 第一電波のカセット式7MHz・MD200・MDC40のSWR測定結果です。自作のアンテナと比較してわかりますが、帯域は狭いです。モードによって、いちいちセットし直すので少々面倒です。しかし、雨にも負けず、風にも負けず、頑張ってくれるので便利です。 
(90) ツエップライクアンテナ
 ツエップライクアンテナ(約してツエップ)を色々調べたが、きちんとした作成データが記載されていないし、色々な測定機械を使っているのが多いようです。当局は、SWR計しか持っていないので、まず無理な話です。しかし、ある製作者のコメントで、LC回路のマッチングは無数有るので、その中から50オームにすればよいと書いてありました。ある製作者の完成品を参考にしたら、下記のようになりました。調整手順を書いておきます。
(1)下記のようにセットします
(2)7MHz1/2波長のエレメントをセットします。
(3)コンデンサは47.5pF位なので、5DFB同軸を50cm用意して、下記のようにセットします。
(4)5DFBは1cm=1pFより若干小さいらしいので、約50cm用意した次第です。結局は、若干切り詰めました。
(5)ここからが最大の難関です。エナメル線を徐々に切り詰めて、SWRの底を見つけます。底が見つかれば95%完成です。
(6)エレメントを切り詰めて、最良の位置に底がくるようにします。はじめはエレメントが長いのでCW域でマッチします。
(7)エナメル線を切り詰めて、SWRが1.0になるようにします。
(8)もしSWRが落ちないときは、コンデンサの長さを調べます。
(9)当局の作成したツエップは、CW域から7.150MHzまで、SWRが1.5以内でした。
ある製作者が、ツエップは謎だらけのアンテナなので、トライアンドエラーで電波が飛べばよしといってます。アンテナが50オームになっているかどうかは、無線機の出力を調べます。50オーム付近であれば、100%出力します。最初はとんでもない能力と時間を費やします。しかし、構造的に簡潔で、当局が使用して満足しています。一個完成すれば、あとは簡単。材料も豊富にあります。次なる問題は、エナメル銅線の代わりに、塩ビ撚線銅線を使ったらどうなるかです。興味はつきませんね。ぼんくらアマチュア無線の悲哀ですな。
 
   
(89) 自作バーチカルの修理
 またまた自作7MHzバーチカルの調子悪くなりました。所詮、知識無能の無線家で、適当に作ったアンテナですからしょうがないといえばしょうがない。しかし、これをいじくりまわすのが面白いのでやめられなくなります。もう病気です。下記の方法で再度チャレンジしてみました。計測器はありません。メジャーと無線機内蔵のSWR計です。ちなみに、無線機は愛用のICー7100Mです。
(1)コイルの銅線をφ=1.2からφ=2.0に変更し、ブッシング4本を両面テープで止め、7m巻きました。なぜ7mかというと、上部の釣り竿が約4mで、トータルで約11mになるからです。なぜかというと、7MHzの1/4λは10.7mです。しかし、長年使っているピアノ線エレメントはもっと短いかいかもしれません。7mあれば余るだろうということです。短かったら大変。長くればちじめればいい。
(2)エレメントの末端部に銅線被膜付きのワニ口クリップをはんだ付けし、コイルにワニ口クリップを挟んで最良点を見つけます。最良点が見つかったら、銅線被膜付きのワニ口クリップを外して、コイルにはんだ付けします。ワニ口クリップをエレメント末端部に挟んで最良点探しは終了です。最良点は、SWR1.5くらいです。それより下がればすべてよし。
(3)次に、同軸コンデンサを作ります。同軸は1.5D、3D、5Dどれでもいいです。約7mくらい必要です。芯線と網線を別々にワニ口クリップにはんだ付けします。アンテナ本体の末端部には、芯線側とアース側の出っ張りを作っておきます。そこに、同軸コンデンサをワニ口クリップで挟んでください。同軸コンデンサを切り刻んでいきます。根気よくやりましょう。だいたい500pFなので、5m程度でマッチングがとれるはずです。このとき、多分低い周波数で同調しているかもしれません。よって、長めのヒゲをはんだ付けしてください。微妙に同調していくはずです。
(4)自分に必要な周波数で同調させましょう。しかし、ローケーションやコイルの発熱で同調点が変化します。当局は、長さの異なるひげを複数とりつけ、運用場所でセレクトしています。あまり神経質にならず、SWRが1.5以下であれば最高です。
(5)当局のホームページに、いちばん最初に作った、7MHzバーチカルの製作記録が載っています。
               バーチカルアンテナ (biglobe.ne.jp)
   
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(88) Windows11とHamlogの連携hQSL印刷 
 Windowsに内蔵されている画像処理ソフト「ペイント」とハムログメールQSL「hQSL」を使って、ハガキ大で横印刷・縦印刷を実行する方法です。ほかの色々な方法があろうかと思いますが、コンピュータウィンドウズに内蔵されているペイントを使って、hQSLを印刷できれば、とにかく最低限度のことはできるので、安心かと思いました。下記の手順で実行してください。
{下準備}
 (1)Windowsのペイントを立ち上げます。
 (2)なんでも結構ですので、hQSLを一枚ペイントの画面に載せてください。
 (3)ペイントメニューのファイルをクリックして印刷を選びます。
 (4)印刷画面の左下の「その他の設定」をクリックします。
 (5)基本設定のお気に入り設定で、詳細にわたって設定してください。
     当局の場合上から順に(下記の写真参照)
      自動給紙選択 ハガキ100×148mm フチなしチェック 縦 普通紙 標準 カラー 両面印刷オフ
      とじ方設定指定なし ページ集約オフ 部数1 部単位で印刷チェック 逆印刷順チェック
      動作音低モード本体設定に従う 印刷プレビューを表示無チェック まとめてプリントLite無チェック
 (6)左上の「登録/削除」をチェックし、右上の設定名に記入してください。当局は「QSL横」「QSL縦」等。
    左側の設定リストに、登録名が記載されます。あとは「閉じる」をチェックして終了。
 (7)印刷するときは、必ず設定リストの印刷設定の登録項目「QSL横」「QSL縦」等をチェックします。
{本番}

 (1)PC内のjpgファイルを右クリックして、「プロパティ」でペイントに変更してください。
 (2)
MailQSLを立ち上げます。
 (3)ファイルの「
受信ファルダの表示」をクリックします。
 (4)ペイントの右上の窓の「
受信の検索」にコールサインを入力してください。
 (5)目的hQSLの
日付のファイルを選択しクリックします。
 (6)目的のファイルがペイント上に表示されます。
 (7)あとはペイントで印刷です
注意
 MailQSLの「環境設定」で指定してある「デジィカメ写真の自動整形」を選択し、定義ファイルのSizeに反映させないと
 印刷が上手くいかないようです。すなわち、ハガキ印刷には向かないhQSLになります。当局の経験では、ハガキ横は
 #Size 640、408 が一番いいような気がします。#Size 526、336 は印刷に向いていますが、画面が狭いので、
 文字数が少なくなります。#Size 800、510 は、画面が大きいので文字数を多く入力できますが、文字を大きくしないと、
 印刷hQSLは読みにくくなります。 MailQSLで指定外で作成すときは、受領した相手方は、hQSLを印刷するものである
 と考えて制作してください。ハガキ縦は、ハガキ横印刷のサイズ数値を逆にしてください。「510、800」「408、640」
 「336、526」
   
 当局のhQSLを、実際にハガキ大横で印刷したものです。黒枠はハガキ大を表すため、目印としてわざわざ記入しておきました。連続して同じものを複数(部数指定)印刷するときは、「QSL横」等を一度指定すればOKですが、連続印刷でないときは、面倒でもいちいち指定する必要があります。
(87)自作18MHzモービルホイップでEUと交信  
 
  自作ベースローディングヘニカルアンテナです。釣り竿製で2分割できます。UA4CCH局からeQSLゲットしました。
(86)7MHzバーチカル釣り竿アンテナ補修  
エレメント部分とコイル部分は、塩ビ管ソケットで2分割できます。移動運用で、コイル部分を紛失したので、作り変えました。結果良好です。特徴として、コンデンサを使っていません。必要な時は、約5mすなわち、500pFの同軸コンデンサを作り、写真の一番下の出っ張りに、ワニ口クリップで取り付けます。完璧にSWRが落ちます。出力50ワットではSWR1.3程度なので、使わなくても支障なしです。なぜ落ちるのか問題ですが、ブッシングにφ=1.2の銅線を巻き、SWRを調整すると落ちるのです。銅線のコイルの途中でセットするので、余った部分が、重要な役割をしているのではないかと推測しています。余分な部分をなくすとSWRがあがります。
 約5mのベースローディングバーチカルアンテナです。道の駅のSSBでのQRVに重宝してます。 
(85)モービルホイップで交信  
W7ZDX局
 運用地
   アメリカオハイオ州デイトン
 周波数
   7MHz
 電波形式
   FT8
 アンテナ
   Skywire Loop Antenna
 無線機
   IC-7300
 出力
   70ワット
 
7K4MSS/7
 運用地
   福島県福島市道の駅ふくしま
 アンテナ
   DIAMOND ANTENNA
     MD200、MDC40
     モービルホイップ
     ベースローディング
 無線機
   IC-7100M
 出力
   35ワット