別れ際、お兄さま、ほらこのとおり、ピースサインで見送ってくださいました。かわゆーいですね!!!

皆さま、先日はお仕事中であるにもかかわらず、突然のお邪魔、失礼いたしました。飛び入りの私にいやな顔もせず、快く受け入れてくださり、その上、緒方さまには石橋のあれこれをご教授いただきましたこと、なんとお礼を申してよいのかわかりませんが、これまでの自分の石橋に接する態度というもの、改めて考えさせられております。ただ、緒方さまの「ただ石橋を保存してほしいというだけでは石橋を救えない」というお言葉を聞きながら、あの鹿児島の潮見橋が、もっと早い時期に指定に向けて手を打っていれば、あるい残せたかも、という考えが一瞬頭をよぎっていました。ここ高千穂にも天下に技を競った江戸時代の石工たちの架け置いた石の名橋・高橋がその存在を忘れ去られたかのように、草叢に覆われ、時代に道を譲っておりました。このまま埋もれさせ、朽ちさせるにはあまりにももったいない江戸の名作・高橋の存在は、なんでも新しければいい、といった現代の風潮からどんどん日本の宝が消されていく中にある今だからこそ皆に知っていただかなければなりません。あの日、高橋で目にした光景は石橋に対する私の気持ちにある変化をもたらすような感がいたしております。保存に向けての地道な努力をされている方々の存在は私にとって大きな励みともなりましたこと、ありがたく、心より感謝申し上げます。やはり、神の国・日向の高千穂には神様がおられました。素晴らしき出会いに乾杯!皆さま、その節はたいへんお世話になりました。心からの感謝を込めて、ありがとうございました。  07/04/29
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