楠浦の眼鏡橋 (Kusuura's glasses bridge)                            

(本渡市楠浦町字中田原)                                             2004.5.2
架設:明治11年(1878)  長さ:26.33 m  巾:3.05 m  石工:下湯の松次、打田の紋次 
足場枠組大エ:楠浦の和田茂七
この眼鏡橋は、楠浦〜宮地往還を結ぶために方原川に架けられたもので、釜の迫の堀切リと共に、楠浦村庄屋宗像堅固氏の遺徳を後世に伝える事業の一つであったといわれている。80日で完成したといわれ、石材は下浦石を使い、石工、足場枠組大工、そして石切、石運びなどの重労働も地元の人たちでこなした、村人の手作りの石橋であるという。明治11年6月11日から80日間で完成。「なきごしの海」に曲がる河畔に建つ。
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