古橋 (FURUHASHI)

長崎市中川町 (シーボルト通り中川の上流に架かる)
架設:承応3年(1654)年 長さ:8.7 m 幅:2.0 m

国道34号線をシーボルト通りに一歩中に入った、中川に架かる小さいながらも風情のある石橋。橋道は、丸みを帯びた長い敷石に、両端の開いた欄干は珍しい。狭い歩道につながっているせいか、上から眺めると、うなぎの寝床のように見える。350年前といえば、今のような車社会でなかったから、これでも充分だったのかもしれないが、石工の想像もしなかった車社会においても立派に、その姿を維持している。それにしても細い道をよく車が通って行く。それを巧みに避けながら、子供たちが自転車遊び場に夢中になっていた。 2004.8.9
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