眼鏡橋(Meganebashi)

架設:寛永11年(1634) 長崎市中島川 
長さ23.0m 幅員4.68m 僧如定の発願により架設されたと言う。

 日本の石橋の祖、末次忠助がアーチ橋の基本を習得して日本で最初に架設された石橋と言われているが、昭和57年の長崎大水害で崩壊し、新たに造り替えられている。

 悲しいかな、日本最古の石橋とうたわれながら、この下を流れる中島川の水の汚さよ。橋の袂にふと目をやると、なんと一羽のカモが、泳いでいるではないか。よくも、まあこんな泥川に、と驚いてしまった。連れもなく、一羽でうろうろと、あてどなく漂っている姿はどこか寂しげだった。日本を代表とする石橋と自負するならば、どうか川をきれいにしてください。きれいな川に架かってこそ石橋が、美しくみえるもの。             2004.8.7
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