第41回 動画作成で気を付けること

 最近Y○uTubeに変な動画をアップしている管理人ですが、なぜ故わざわざそんな面倒くさい事をしているのかというと、他人が上げている動画を見ていてイライラさせられることが多いからです。
 特にコンピューターや周辺機器などを紹介する動画で例を挙げると、

……みたいなのが多く、資料的価値が余りありません。
 我々ギーク(?)は撮影者の生活感溢れるコ汚い部屋の片隅が見たいのでは無く、純粋に機械の動作やOSの起動画面だけが見たいのです。
 例えばフロッピーディスクドライブの動作を確認したいのに、画像が汚くて何が映ってるんだか良く分からんとか、PCのモニタばかり映していて肝心のドライブが見えないとか、電車の音がやかましくてアクセス音が全く聞こえないとか、ひたすらディスクコピーをばかり行っていてステッピングモーターの駆動音がちっとも聞こえないとか、アクセスランプがチカチカ光ってるだけでゴソゴソビデオカメラを擦る音しか聞こえないとかは実にクズ動画であり、全く存在価値はありません。わざわざそんな一部のマニアしか見ない動画を撮って自分のボロいレトロデバイスを自慢したいのなら、高校の情報処理の授業で歴史資料として使っても遜色ないくらいのものを作れと言いたいです。
 なので管理人が動画を撮る際は、家族が寝静まった静かな夜中に、汚い部屋の背景を決して映さず、例え何があっても管理人本体が映り込むなどと言うキモい事故が起こらないよう、可能な限り息を止めてカメラの近くにも寄らず、細心の注意を払いながらボロビデオカメラの録画ボタンを押し込みます。
 その後はAdobe Premiere Proで適度に整えつつ、万が一映り込んだ背景などはクリッピングしてデータから消してしまいます。
 それが純粋に技術的視点で見られる動画の最低ラインのクォリティだと思います。(しかし管理人の持つビデオカメラはSD解像度なので、その時点で色々とデータの価値は無くなっているのかも。ぶっちゃけ画像はボケボケで見づらいし……)
 あと、古いOSの起動画面とか撮るなら、カメラを回す前にせめてPCがマトモに起動するか、または「その画面を一般大衆に見せられるか」をしっかり確認して貰いたいですね。そういう動画は、OSのデフォルト状態で起動させるのが視聴者に対する最低限の礼儀ってもんです。ワケの分からんフリーソフトがポコポコ起動するとか、さっきも書きましたがでじことかの萌え壁紙とかが映るのは、撮影者の見たくも無いプライベートを無理矢理押しつけられているようで吐き気を催します。さらに鼻息とか入ってると、ハメ撮りのAV見せられている気分になります(まぁお下品!)
 もちろん撮影対象が日常生活とかなら上記の悪口は全く当てはまりませんが、機械の紹介動画なら人間味など一切不要なので、これから何かしらの技術的動画を撮ろうと漲ってらっしゃる賢明な諸氏におかれましては、撮影者の気配や生活感、興奮した鼻息などを一切感じさせない動画を作られる事を激しくお勧めいたします。

第42回 ヤフヲクのジャンク品に思うこと

 最近精神のやられた管理人はヤフヲクでPC-98x1のジャンク品漁りに精を出しているのですが、いくら出品時の説明に「ジャンクです」と書いてあるとは言え、その言葉一つ出せば出品物のあらゆる瑕疵に対して完全に責任放棄出来るとでも思っているのか?と怒りを感じる時があります。
 ちなみにここでは、法律で曰く優良誤認などを論じつもりはありません。人としての最低限の礼儀・矜恃・常識を論じます。(そもそもすぐに法律論を持ち出すヤツは、心のやましいことがある証左なのだ←偏見)

通電確認しますた!

 はっきり言って、電気を流したかどうかはどうでもイイので、流した結果どうなったのかを一言でも良いから書けと!!
 今のご時世、特にレトロPCなんて手持ちのモニタじゃ信号を受信出来ないので、画面が出たかどうかまでは求めません(ただし、モニタも一緒に出品するのは例外。ちゃんと電源入れた状態で写真を撮れ)。
 当方素人なのでとかいう言い訳も聞きたくありません。そんなモン(レトロPCのことですよ)出品している時点でパンピーを名乗る資格は無いのです。例えばPC-98x1の場合なら、通電した後に、

程度は商品説明に書くべきでしょう。むしろ書く程度の知識も無いなら、電気を流すなと言いたいです。本来部品取りには使える筐体であっても、壊れた電源が部品に過電流を流して致命的にぶっ壊す可能性もありますから。
 また、いくらジャンク品を買うとはいえ、入札者側の論理として、故障品である事に価値を見いだす可能性はかなり低いのです。あわよくば使える、とかではなく、部品取りも出来ない程に壊れているのはさすがに買う価値が無いということです。
 商品説明でジャンク品だの素人だのいってうやむやにするのは、人を騙しているのと変わりありません。(もちろん全てが騙しだとは言いませんけど)。知識も無いくせにジャンク品ですとか書かずに、「電源入れたらピポって鳴りました」とか「ピーと鳴り続けます」とか「うんともすんとも言いません」とか素直に一言書けば、それで十分なのです。本体にスピーカーを内蔵した98x1ならば、VX21以降なら必ず電源を入れたらピポと鳴るので、それで最悪マザーは生きている位の事はジャンク漁りをしている人間には想像がつきます。
 うさんくさい説明文で後でトラブルになるくらいなら、本来買うべき人間じゃ無い人が勝手に落札するのを防ぐ方が遙かに賢いと思うのですが、どうなのでしょうか?

経年によるサビがあります!

 お願いだから、水没品水没品と書けと!!
 買いませんから。
 水かぶったデバイスは、いくら見てくれが綺麗でも家電としての信頼性が著しく低くなっています。管理人は自宅をわざわざ燃やしたくありません。
 それに雨を被ったり中身に水が入った痕跡がありありとわかる有様なのに「通電しました」との説明は、人を騙す気満々なのか、それともそのまま火を噴いても一向に構わない精神の持ち主なのか、甚だ判断に困ります。
 外見が少々汚いのは、場合によっては気合いを入れて磨けば綺麗になるのでまだ良いとして(写真でもある程度確認出来るし)、中身が錆びだらけになっているのは元に戻しようがありませんし、怖くて常用する気にもなりません。
 つまり入札者側としての論理は、水没品など購入対象にはならないのです。特にPCの様な精密機器の場合はなおさらでしょう。
 管理人の場合は、それこそ後々くだらないトラブルになるのも甚だ面倒なので、錆びだらけの水没品を掴まされても文句は言いませんが、結局そういう出品者からは二度と買いませんし、後で同じ物を買い直す事になるのでお財布も痛みます。ロクな事はありません。(水を被っても全く影響の無い部品取りが目的なら、水没品と分かっていても落札しますけど)

 オークションの出品者側の論理としては、少しでも高く売れるのが良い事は当たり前ですが、そこに意図的な「騙し」が入るのは全くお話が違います。
 騙しが横行すれば誰もオークションに参加しなくなるので、結局自らの首を絞めることになります。それにやたら行動力のあるDQNに絡まれたら、それこそ騙されたと言われてある日突然弁護士からワケの分からない連絡があるかも知れません、そういうときに困らないように、己の無知をひけらかして免罪符にするのでは無く、単純に出品物の現状と、試してみた結果を写真に撮るなりテキストにすれば良いのです。
 その程度の事も出来無い人は、はっきり言ってメイワクなのでヤフヲクとかに物を出品しないでくださいね。

第43回 ヤフヲクのジャンク品に思うこと 2

 いっこ前の記事に引き続き、PC-98x1関連を中心にジャンク漁りで思うことを書き連ねていきます。

スケルトン

 一時期、やたら流行りましたよね。中身が見える、透明樹脂を使った外装のデバイス。
 正直出た当初からないわ〜とか思っていましたが、やはり廃れてしまったようで。あんな物、リンゴの所みたいによっぽど気合いを入れてデザインしないと、みっともないだけなのです。
 ……というのは本題じゃないので良いとして、例えば管理人が買い漁っているギガモなMOドライブ。時期的にスケルトンが流行だった頃の製品だったので、当たり前ですがベゼルがスケルトンのモデルばっかりです。
 そのため98x1はおろか、AT機にもケースの色と合わなくて、かっこ悪くてそのままじゃ付けられやしません。おかげで白いベゼルを付けたジャンクドライブ(ギガモのロゴ入り)を別途探してこないとならないという、非常に面倒な事になっています。
 まぁこれは単なる愚痴なので、キ○ガイは大変ですね〜と笑ってくれれば良いのですが、管理人自体はなかなか笑えませんよ?(涙)
 せめて黄ばんでおしっこみたいな色になった透明樹脂が、レトロブライトを掛けて元の色に戻ったならばもう少し使い出があるのですが、樹脂の種類が違う様で、現状では透明のは一度黄ばんだら元に戻せません。
 もともとMOドライブの設計寿命は5年だそうで、現状既に15年以上過ぎているので黄色くなろうが赤くなろうがメーカーでは知ったことでは無いのでしょうが、一時的な流行廃りに安易に乗っかるのでは無く、もう少し長く使えるデザインで作って貰いたいもんです。

経年によるサビがあります! 2

 外装が土に還りかけたようなPCを出品するな!! 野外放置されてコネクタが錆びだらけになったPCに存在価値は無い! つーかそんなもん出品してるヤツは恥を知れ、馬鹿者が!!

 ……さて、最近はヤフヲクに出る98x1もロクなタマが無くなってきたようで、野外の産廃置き場から掘り返してきたようなサビサビの個体が出品されていることも珍しくはありません。
 プラスチックの前面パネルや塗装されている筐体カバーはさすがに錆びないので「ちょっと薄汚れた個体か?」と思って写真をめくっていると、裏側の金属は全面サビサビで真っ茶色。それで「通電しました」とか言ってるのだから、本気で脳の構造を疑います。
 こういう奴らは、自分家が燃えても良いんですかね? 最低限のリテラシーがあれば、サビが浮いてる家電に電気を流すのは自殺行為だと分かるとは思いますが、そんなレベルにも至ってない出品者は人間として取引相手に値しません。はっきり言って頭がおかしいです。
(説明文に「雨ざらしのPCを拾ってきました。怖くて電源入れられませんが、こんなのが好きな好事家の方は入札下さい」で開始価格が1円ならばまだマトモと言えましょうが、ぬけぬけと3000円とか値段付けているのは本気でどうかと思う)
 そしてそんな雨被ったPCなんて、部品取りにも使えませんよ?
 せめてプラパーツだけでもとか思うでしょうが、金属と触れているところにサビが浸透してしまっているのでなかなかサビ汚れが落ちないし、そんなモノをまだ錆びてない筐体に付けようものなら、そこからサビが広がります。FDドライブの類は開口部があるので確実に内部は錆びだらけになっているのは想像に難くないですし、マザーは先ほども書いたとおりコネクタ自体が錆びているのでマトモに信号を通せないか、ケーブルの方を痛めることになるでしょう。
 安易にそんなゴミに手を出すと、送られてきたコ汚い段ボールを開けた直後に絶望するだけです。

 ……とまぁそんな事を叫んでいても、場合によっては錆びて全身茶色の屑鉄を部品取りとして入手したことはあります、管理人。
 ただし、場合によっては部品取りにもならないリスクも認識し、加えて錆取りやレストアといったPCを扱うのとは別次元のスキルが必要になることも覚悟の上で手を出しています。普通に使いたいPCが欲しいのであればそういったゴミには手を出さない方が良いです。
 ちなみに良い感じに錆びていても、電蝕が起きてないとか変にショートしてない場合ならば、見てくれは最悪ですが割としっかり動くまでにレストア出来る場合も結構あります。決してお勧めしませんけど。

貴重! 昭和レトロ! 500円!!

 モノを知らん出品者は98x1がどんな時代に使われていたかすら調べようとしないのでしょうが、初代9801発売から保守完了までの期間は1984年から2010年の34年間。この間昭和だったのはざっくりたったの5年です。つまり98x1に昭和レトロだののタイトル付けるヤツは日本の元号すら知らんアホであると、改めて声を出しにして言いたく!!
 つくづく馬鹿にすんなと言いたいです。余り認めたくはないですが、98x1がレトロPCであるのは100歩譲って認めましょう。しかし少なくとも、昭和を代表するPCでは断じてありません。腐っても平成の世の中でフィーバーした規格です。まぁ平成一桁台ですけど。
 あと、タイトルに貴重だの稀少だの超レアだのいちいち付けなくともよろしいです。そんなポンコツジャンクPCにいまさら入札する好事家は、その価値をあんた如きにいちいち言われる前に魂のレベルから認識しているのです。そして本気でレアだと思うなら、せめて商品に敬意を込めて、3000円くらいの値段を付けろというのです。なんで開始価格が100円や500円で「貴重」とか書いてるのかと。出品する前に日本語を勉強して下さい。

NX

 世間の誰が何を言おうと、管理人はPC-98のカテゴリにPC-98NXが混ざるのは許しません!! ヤツは誰が何を言おうと普通のAT機なので、Windowsのカテゴリに入れられるべきなのです!
 だいたい、ヤフヲクを見ていて邪魔なんです。ゑぷの互換機とか、最悪98x1の補修部品(一部のノートは同じ筐体を使っていたりする)として使えるならばともかく、Core-i7とかの世代のNXとか、ノイズ以外の何物でもありません(Core-i7が載る9821があれば本気で欲しいよ、くそったれめ!←本音)。
 そしてやたらFC-98NXが出されていますが、そもそもFC-98x1とは互換性が全く無いので、そういうファクトリPCを欲しがってるヒトにも全く無意味です。大人しくサーバやワークステーションのカテにでも出品してくれと。

22万円

 9801世代のアプリとかで、新品未開封。とっても貴重ですよね、良く分かります。
 けどそんなモンに22万円とか値段付けても、誰も買いませんよ?
 だいたい何考えてそんな値段付けてるんでしょうかね? 馬鹿なんでしょうか。馬鹿だと思いますけど。
 オークションに出品するって事は、少なくともその商品を他人に売りつけて換金したいって事ですよね? だったら、なぜ誰も買いもしないような値段をわざわざ付けて出品しているのでしょうか。最悪どこぞの法人ならば、仕事で使うという大義名分でそんな詐欺としか思えないヤツに大枚はたいて20年前のアプリを買うこともあるでしょうが、そんな出品者に限って法人との取引はしないとかワケの分からん勝手ルールを押しつけてくるモノです。単に貴重品を持っているのを、ヤフヲクで自慢したいだけのガキなんでしょうか。
 確かにヤフヲクの開始価格は出品者の裁量で付けるものですが、そもそも落札者が絶対出ないような金額を付けるのはおかしいのです。そういう行為は、売る気がないのに出品しているというガイドライン違反として削除した方が良いと思います。昔のワークステーションに6千万円とか値段を付けているヤツも居ますが、本気で意味が分かりませんね。(そういうヤツの評価を見ていると、大概人としての最低限の礼儀もないクズだったりますが)

 ちなみに管理人は、まだ評価は500程度ですけど、非常に良い以外は一つもありませんよ。一期一会。毎回誠意を持って取引してますからね。相手がDQNでも文句を言ったりしません。督促することはありますけど。
 物の売り買いというのはお互い平等であるべきです。一方的に他者を見下すようなヤツは、取引するに値しません。賢明な皆様におかれましては、良い物見つけたからと漲って入札しちゃう前に、出品者が過去どんな対応をしてきたのかしっかり見るべきです。例え非常に悪いが多くとも、単にDQNに多く粘着されただけの場合もあります。取引のコメントをよく読んで、適切な判断を心がけましょう。

第44回 久しぶりにハードディスクのレビューを見た

 管理人はHDDは東芝のばかり買っています。単に日本びいきなだけですが。ちなみにSGは記憶上良い思い出が無いし、WDは別に嫌いじゃ無いけど余り欲しいと思わない、HGSTは日本っぽいし憧れるけど値段が高い……と、そんな理由で東芝一択になっています。
 さて、先日戯れに自分が持っているHDDのレビューなどを価格どっとこいで見ていたのですが、どいつもこいつも音がうるさいだの静かだの、くだらねーことで文句をグチグチ書いてやがります。
 管理人に言わせれば、HDDの音なんてものは、昔のSGのCheetahみたいに「貴様はダ○ソン掃除機か何かの類か!!」ってド突っ込みを入れる様な音がしなければどうでもイイです。(Cheetahは耳がおかしくなるくらいうるさかったですよ? 今の音が鳴ってんだかなって無いんだか分からない様なHDDしか使ったこと無いガキ共(←この辺オッサンの見苦しい偏見です!!)には、完全に故障しているとしか思えない様な音がしてたんだから〜)
 というかですね、はっきり言って音がしなさすぎるHDDは嫌いなんですよ。ただでさえ、最近のPCはHDDのアクセスランプが無い様なのも多いし、ガリガリシーク音がしているHDDだと、ちゃんと動いているかOSがフリーズしているのか、それともHDDがぶっ壊れてカッコンカッコン言ってるのかすぐに分かるので、PC使っててとてつもない安心感があるのです。
 まぁ、24/365で動かすNASが寝室にあるとかならば、うるさいHDDというのはさすがにどうかと思うので、そういった利用目的でうるせーと言うなら気持ちは分かりますが、「倉庫目的です。うるさいです」とか言うヤツは、7200rpmとかのHDDはハナから買うな、もし買っちゃったのならお前が間違って買っただけだから、レビューにお門違いの悪口書くなと、声を大にして宣言したく。
 だいたい倉庫目的なら、うるさくてもイイじゃんかよと。NASで使うなら、そもそも静かと言われている回転速度の遅いHDDでも物色すれば良いのです。そしてPCに突っ込んでうるさいとか言うなら、ガタガタ抜かす前に全部SSDに変えちまえ。
 管理人のPCは全部SSDです。HDDは一切内蔵していません。使うときだけUSBなりで繋げています。なので超静かです。何でみんなそうしないか、不思議で仕方ないですね。そもそもデカい動画ファイルをブリブリ編集するとかなら、そんなもんワークステーション扱いなのでHDDの音如きでいちいち文句垂れるなと。そんな用途で使うPCに静音求めているのがそもそもの間違いなのです。
 あと、たまたま初期不良のHDDに当たっただけで、メーカー全体の悪口を言うなと。確かに自分の経験はとても大切なものですが、本当にその製品全体が品質悪いのか、余所様のレビューなども参考にしてから文句を言いましょう。残念ながら、今の地球にある技術では、作ったHDDを100%故障せずに1年もたせるとか出来ません。どうしても調子が悪いハズレは出てくるのです。そしてもし、5年間絶対故障しないHDDを作って売るなら、その売価は確実に10倍以上になります。この駄文が書かれた頃には4TBのHDDがざっくり1万円くらいですが、到底そんな端金で買えるようなものにはなりません。絶対壊れないけどパンピーには買えない100万円のHDDと、ごくごくまれに初期不良があるけど、サラリーマンのお父さんのお小遣いでも買える1万円のHDD。どっちの値付けが庶民の味方なのか、よくよく考えてモノを言いましょう。たかが1万円のHDDが1年ちょっとで壊れたからってグダグダネットの悪口書き散らしている様な輩(管理人含む)には、100万円のHDDなんて買えませんよね?
 さらに、「HDD壊れた貴重なデータが消えた日本死ね」(やや誇張)とか書いてるヤツも居ますけど、HDDに入れるデータはバックアップ取れと、あらゆる人があらゆる場所であらゆるタイミングで言っているにもかかわらず、なぜ貴重とかほざくくせにバックアップを取らないのか、つくづく理解出来ません。度し難い馬鹿ですね。どこかにも書きましたが、管理人はすべてのデータで二重以上のバックアップを取っています(OS自体のイメージバックアップは取ってませんけど。どうせ再インストールするし)。
 だいたいHDDというのは消耗品ですし、いつ壊れても構わないように使うものです。貴重とかいうなら、複数のHDDに保存するか、光ディスクにでも焼き出しておくのが当たり前のことです。
 以下、管理人のHDDを使う上でのポリシーを載せておきます。異常に偏った考えなので、よい子はマネしてはいけません。科学的根拠にも乏しいですし。

 管理人も、過去色々みすぼらしいケチり方をして、貴重なデータを失ったことが何回かありました。高校の頃にはデータを全部吹っ飛ばして、それ以前のデータを全て失った事もあります。おかげで中学生くらいの時に作ったデータは一切残っていません。学級新聞とかの清書データとか、今見たら懐かしいのもたくさんあったでしょうに、それらは何をやっても絶対に返ってこないのです。
 久々に見たHDDのレビューには、そういったデータが消えた系の愚痴がたくさんありましたが、こんな駄文にいちいち目を通されている識者の皆様におかれましては、バックアップの重要性如きは釈迦に念仏かと思われますが、今一度ご確認くださいね。
 たまに「子供のデジカメのデータ全部消えた、嫁に殺される」とかいってカッコンカッコンいうHDDを管理人に差し出す者がいますが、そんなもん直せやしませんから。大人しく50万円払ってリカバリ業者に貢げとしか言えません。そうならないためにも、1万円でもう一つHDDを買いましょう。メーカーは東芝で無くても良いですからね。

第45回 ローレゾな頭ほどハイレゾ音源を否定したがる

 最近、質問サイトを覗いていてハイレゾ音源にケチをつけてる連中の浅ましさが目に付いたので、管理人の偏見を以下に披露いたします。
 まず本戯れ言を正しく理解して頂く為に、以下の定義をご確認ください。

「良い音」と「好きな音」は違う
管理人はあらゆる人の好みを決して否定しません。ローファイな音でもその人が好きならば、それを100%尊重します。
本物のハイレゾ音源と、いわゆる「似非レゾ」は明確に区別する
K2HDなどのCD音源をアップコンバートした物は本項のハイレゾ音源から除外します。決して存在は否定しませんけど。
安い機械ではマトモに音を判断出来ない
管理人の聴感上の感想を否定するなら、少なくとも100万円以上オーディオ沼に金を捨ててから出直してこいと。こっちはそれくらいの覚悟と金を掛けて環境を作ってるんだ。
できる限り定量的に説明をする
だからといって、数字に踊らされるスペックマニアの破綻した愚論など徹底否定しますけど。
ファイル形式上ハイレゾ音源でも、中身がちっともハイレゾじゃ無いクソ音源もある
しかしそういう一部のしょうも無い例をあげつらって全体を否定する奴は単なるバカです。今すぐ反省しなさい。
ハイレゾ音源がプレミア価格で売っているのは正直納得いかない
むしろCDみたいに安ゼネラルオーディオ向けに調整しないで良いから、手間は掛からないので原価は安いと思うんですが?

 今一度、上の定義をよく読んでくださいね。そうしないと、根本的な部分で議論がかみ合いませんので。それはお互いの時間の無駄です。

ハイレゾ音源の超音波は聞こえないから意味無いとか言う奴は物事の本質を何も理解してないバカなので無視すること

 そもそも、ハイレゾ音源を否定する連中はCD音源こそ至高の音源であって、人類の体構造にこれ以上無いほど全体最適された極めて合理的で素晴らしいフォーマットだとか言いますよね。以前、アナログ音源からCDに切り替わったときに、デジタルだとデータが離散化しているので全然原音とかけ離れた音になるとか言って全否定していた層は一体どこに行ったんでしょう?(むしろハイレゾ音源はそういった層向けのものですけど)
 しかし、CD音源のフォーマットが策定された理由を少しでも知っていれば、確かに人間の体構造から考えられた物ではありますが、それは聴感上満足いくのが44.1kHz/16bitだったからでは無く、背広のポケットに入る大きさ(12cm)のメディアにベートーベンの第九(74分)が入るいったマーケティング的な要素で決められた事なのは非常に有名ですよね。つまり、音質よりも実利(マーケット)をとったわけですよ、初めから。
 そんな背景を知ってか知らずか、人間の耳は20kHz以上は聞こえないからそれ以上の情報が入るハイレゾ音源は意味が無いとかいう奴が居ますけど、だいたいこの「人間の耳は20kHz以上は聞こえない」は個人差が非常に大きくて、若者だと場合によっては24kHzくらい聞こえたりします。日本人の平均身長は170cmだから、全ての什器は170cm用に作れば良い!とか酷い暴言だと思いますが、それと同じですよね。
 初めから結論を言いますけど、ハイレゾ音源に価値を見いだしている連中(管理人含む)は超音波が聞きたいのでは無く、CDみたいな安オーディオ向けの媒体に突っ込む為に、コンプレッサでギチギチに圧縮された音圧優先の劣化音源など聞きたくないのであります。大部分のコアなオーディオマニアは再生音に変な色づけは好まなく、音源を忠実に再現することに価値を見いだしているのです。要は、録音したコンサート会場やスタジオに響いていたであろう音を、自室で再現することにお金をたくさん掛けているのです。
 そしてまともなハイレゾ音源だと、ほとんどコンプレッサやリミッタが掛かっていないし、例え可聴域を超えているにせよ、20kHzあたりでバッサリ削られていないので、CDよりも原音に近づくのです。
 論より証拠、以下の画像をご確認下さい。

CDアルバム Red Moonからリップしたstoriaの波形データ
CD音源
moraで買ったハイレゾのstoriaの波形データ
ハイレゾ音源

 上記の波形データはkalafinaさんのstoriaです。ちょうどこの駄文を書いてるときにBGMとして掛かっております。
 CD音源の方は、CDアルバムのRed MoonからリップしたWaveファイル、ハイレゾ音源の方はmoraからダウンロードしたflac(96kHz/24bit)で、Adobe Auditionで読み込んだままの状態で画面キャプチャしたものです。
 ハイレゾ音源では曲のダイナミックレンジがほぼほぼ器であるファイルフォーマットの24bit内に収まっているのに比べて、CD音源では曲自体のダイナミックレンジがファイルフォーマットの器である16bitに収まっていなく、はみ出た分はコンプレッサやリミッタで圧縮しています。(スペクトルもハイレゾではデータが無くなる30kHz以上まで全部含まれていますが、CDでは当たり前ですが20kHz以上は含まれていません)
 ちなみにここは声を大にして言っておきますが、CDのRed Moonのマスタリングは秀逸であり、普通に聞いている分では音圧過剰には聞こえません。これはこれで完成し尽くされた素晴らしい作品です。
 しかし、情報が欠落しているのは事実。そして聞き比べを行ったら、ハイレゾ音源の方が3人の歌手の歌声の定位がはっきり分かり、楽器一つ一つの音色がしっかり聞き分け出来る様になります。
 こういった状況であるにも関わらず、ハイレゾは無意味だとか言ってる連中は、CD音源はマスタリングの途中でだいぶ情報が消えているのを知らないのですかね? つくづく無知とは罪です。
(実は、古いCD音源は16bitにしっかり収まるマスタリングをしていて、コンプレッサを掛けていないものが多いです。ただしその頃の音源は元々カセットテープ用のアナログ音源がほとんどなので、現在のデジタルレコーディングの様に精度が高くないものが多いですけど)
 以前からキ○ガイのオーディオマニアと貧乏性のパンピーではこの手の話題では話がかみ合いませんが、そもそも音楽を聴いている環境(オーディオの値段)が全然違うのだから議論が収束しないのです。特に世間知らずのスペックマニアは、ロクな機械を買えずに実体験を得られないものだから、数字の大小だけで物の優劣を勝手に決めたがります(ある意味管理人も当てはまる)。もちろんサンプリング定理やダイナミックレンジの理論は知っていて悪い事はありませんが、そういう数字オタクは自分の知らない部分を全部すっ飛ばして勝手に妄想を組み立てるものだから(まぁ知らないのだから当然ではあるのですが)、現実、この場合ではCD用のマスタリングではコンプレッサが結構掛かっていてそもそも原音から変化しているということを考慮に入れもせずに、ハイレゾ音源=超音波とかアホなことを臆面も無くぬけぬけと言い放つわけです。つくづく存在自体が恥ずかしいですね。どこぞの質問サイトでは、1万円のヘッドフォンと1万円のDACで聞いたCD音源の方が、スマホでハイレゾ音源を聞くより高音質だ!などと面白い事を言ってるのがいましたが、そんなもん、マニアからしてみたらどっちも子供向けのオモチャですがな。せめてヘッドフォンとDACで10万円超えてから音質を語れと言いたいですねぇ。
 結論。ハイレゾ音源は超音波を聞くためでは無く、なるべく原音に近い音を聞きたい人(聞ける環境を持つ人)のための音源です。

だからといって、CD音源は聞く価値無しとか言う奴は物事の本質を何も理解してないバカなので無視すること

 では、なぜCDのマスタリングでは原曲のダイナミックレンジを犠牲にして、コンプレッサで潰して音圧を高くする様な事をするのでしょうか。
 これも結論から言えば、大部分の環境ではそのほうが音が良く聞こえるからです。
 その辺のCDショップやAmaz○nで売ってるCDは、芸術作品では無く工業製品です。つまり、万人にとって「使いやすい」ことが求められます。この「万人」と言うのがミソでして、果ては30年前のポンコツCDラジカセから、果てはオーディオのために専用の電柱まで立てるキ○ガイまでもが含まれます。そして数の原理の暴力?から、大概のパンピーの音楽再生環境である30年前のポンコツCDラジカセでもそれなりに格好良く聞こえる事、それに加えて最近の若い連中が音圧が高い音楽を好むため、最近のCD(と書くと歳がバレるのだけれど)では波形データを画面に表示すると真っ黒になるような音圧レベルが高くてコンプレッサでぎゅうぎゅうに押し込んだ音源がやたら多いのです。
 このことに関して、管理人はそれが当然かと思いますし、別に悪とは思いません。だいたいしょっぱい環境でハイレゾ音源を聞くと、妙に音が小さいし、カスカスに聞こえたりするもんです。CDのマスタリングを行っている人は、如何に原音を犠牲にせず、しかもみんなが気持ちよく音楽を聴けるように、ギリギリのところを一生懸命攻めてコンプレッサを掛けているわけで、そういった企業努力を無下に否定することは出来ません。
 なお、このコンプレッサで潰した音というのは、それはそれで「味」のあるものです。普通に聞きやすいですし(反面、うるさく感じるのも事実)、曲調によってはCD音源の方が好ましい場合もあったりするようです。一部のアーティストでは、自分の曲がCD音源としてコンプレッサである程度圧縮している方が似合うため、わざとハイレゾでは出していないというものもあります。それはそれで表現の一つとして正しいですし、要は適材適所というヤツですね。

ハイレゾ音源を批判する奴はハイレゾ音源がマトモに鳴る環境を整えて耳が痛くなるほど聞き込んだ上で文句を言え

 それでもハイレゾ音源を否定するなら、それは単なるあんたの好き嫌いだろ、そんなクソつまらん感想文は自分の日記帳の裏にでも書いて黙っておけと言っておきます。だいたい、我々キチ○イがハイレゾ音源に高いお金を払って買ったとしても、それは我々が自ら働いたお金を無駄遣いしているだけであってあんたの財布からお金を出しているわけでは無いので、とやかく言われる筋合いなどこれっぽっちも無いのです。結局そんなのにお金を出せないやっかみで、うすべったい愚論を振りまいてるだけではないでしょうか? BDが出たばっかりの時も、あんなクソみたいな低画質のDVDで十分、BDは失敗だのと元気よく吠えていたアホがたくさん居ましたね。つくづく見苦しい。悔しかったら50インチ越えのテレビでDVDを映して、これでも最高画質だ!と言って見ろと。DVDなどボケボケで見られたもんじゃありません。PS3のアプコン掛けても、全然ダメダメですがな。
 あと、ハイレゾ音源とMP3を聞き比べても音質は同じだ!と威張って言う人も多いですが、取りあえず顔洗って出直してこいと言っておきます。そりゃ使ってる機械がショボすぎてどうにもならないのと、曲を聴いてしまって音質の違いに神経を向けられていないだけです。道具もスキルも足りないからこそ、そんなトンチンカンなことを言い出すのです。
 前にもこの戯れ言のどこかで書いた気がしますが、ハイエンド系の趣味には一般人からしてみたらとんでもねー程極まったキチガ○がたくさんいるので、そういった人達が言っている言葉の前提となる体験や知識は、それはもう一般人からしてみたらドン引きする様な愚行の果てに得られた物なのです。パンピーは、単に音楽聴くためだけの設備投資に100万円使いますか? 管理人は既にそれ以上使っています。だからこそ、パンピーの皆様とは違った事を言い出すのです。そしてその設備や知識は、メーカーの開発や技術部門に近いところまで行っているので、一見してカルトか頭のおかしい新興宗教の如くワケの分からん事にも理解と共感を示し、気が狂ったお金を出してワケの分からん機械やハイレゾ音源を買うのです。
 もちろん個人的には、一本のケーブルで100万円を超えるのとかは拝んでる神さまが違うのだなぁと一歩引いて生暖かく見まもりますが、音響設備一式で100万円程度は真面目なマニアなら普通と考えます。最近はハイレゾ対応(超超ざっくり言って、48kHz/24bitをマトモに再生出来る事を保障したもの)のオーディオが結構安く売っているので、現状よりもスペック的に優れた物を手に入れられるチャンスだと考え、素直な頭と耳でハイレゾ音源を嗜み、結果としてそれが好きか嫌いかを判断すれば良いと思います。そして人になにか相談されたら、20kHz以上は聞こえないから意味が無いとか、24bitのダイナミックレンジは144dBで一般的な住環境だとそんな音を出せない前に鼓膜が破れるとか、そんな聞きかじりのどうでもいい話は地球資源の無駄遣いなのでする必要は一切無く、俺は好きだ、俺は嫌いだとだけ言いましょう。万が一メリットを聞かれたのならば、コンプレッサで潰してない音源が手に入るかも知れない、とだけ言いましょう。それで分かる人は分かるし、分からない人は分からないので安いMP3かAACの音源でも勧めてあげて下さい。

【蛇足】20kHz以上聞こえないとか言ってる奴は20kHzの音を聞いたことがあるのだろうか

 もちろん管理人は信号として20kHzの音波(オシロのオプション機能の波形発生機能で20kHzのサイン波を作り、コンポのアンプにぶち込んだ。PCのフリーソフトとかそんな怪しいもんじゃ無い)を耳に入力したことはありますが、それを音として認識したことはありません。単に加齢で耳が腐ってるだけです(涙)
 そんなノイズはどうでもイイとして、皆さん20kHzの音ってどんなもんだと思います? ちゃんと聞こえる人にとっても、「キーン」なんて音には聞こえません。「ん〜〜〜」って感じで、なんか鼓膜を押される感覚があるだけです。
 だいたいキーンって音は2kHzくらいであって、普通人には10kHz以上はそもそも音として感じないもんです(鼓膜を押される感じがするだけ)。
 つまり20kHzがががとかでは無く、実質15kHz以上はほとんど聞こえないから意味が無いとか言うなら、それは実体験からの言葉として大変価値のある発言だと思うのですが、大概の数字オタクはそんな実体験など無いくせに、さも分かったような口を叩くものですから手に負えませんね。ちなみに管理人はだいぶ耳が腐っているので、ぶっちゃけ13kHz以上はほとんど聞こえません。それでもコンプレッサの掛かっていないハイレゾ音源は歌声や楽器の定位がはっきりするので良いものだと感じ取れますけどね。

第46回 初めてペンタブのレビューを見た

 二つ前の記事ではHDDのレビューに於けるレビュアーの意識の低さを徹底的にディスっておりましたが、今回はそれとは全く反対にレビュアーの意見をメーカーが真面目に聞いているのかについて、管理人の独断と偏見をクドクドと。
 ペンタブはプロアマ問わず、感性を迸らせる現場でコキ使われる機械です。
 HDDの如く、アルゴリズムや工夫次第でどうとでもなるモノではありません。つまり、究極のアナログ型のヒューマンインターフェースデバイスとして、人間の手の動きを100.0%確実・快適・快速にPC(アプリ)に伝えて初めて最低限の役目を果たすといった物であります。
 ちなみに管理人は遙か昔に中古のArtPadを入手して以来、初代IntuosからIntuos3、Intuos5と(自分で新品を買って)使い続けております。なのでメーカーに文句を言う筋合いもありますし、実際サポートに何度もクレームを付けております。
 この駄文を書いている時はIntuos5を使っていますが、「無いと死ぬ」という感覚を持ちつつも、以下の点が激しく気に入りません。

ペン先と消しゴムを切り替えた際、6割くらい誤認識して前のペンのまま動く。つまり消そうとしてペンで描いちゃうとか。
メーカーから「それは仕様です」とはっきり回答が来た。
タッチ機能が不安定。4割くらいしか意図した操作が伝わらない。
人は「タッチ機能なんてただの飾りです。エライ人にはそれが分からんのです(訳:無効化デフォ)」とかいうが、管理人的にはズームや回転を多用するので死ぬほど便利なのだ、ちゃんと使えるなら。
左側のボタンに手(腕)を載せるとモニタにOSDが出てくる。
なんでボタンを押してないのにいちいち出てくるか(仕様ですけど)。その感度の良さをタッチ機能に振って欲しい。
Photoshopがバージョンアップする度に不具合が増える。
もちろんこれはWac○mが悪いのでは無くAd○beが悪いに決まっているのだが(なぜ決めつける……)、それにしても腹立たしい。どっちの会社も、自分らが作った物が感性だけで生きているクリエーターが使うものだと認識しているのだろうか? そういう手合いに運用回避ばかり求めるのは単なる責任放棄であって、クリエーター相手に商売する企業として存在価値は無い!!

 描画作業中の4割くらいの操作が機器やアプリの誤動作の修正になっている昨今、ついつい勢い余って喚き散らしてしまいましたが、価格.c○mやAmaz○nのレビューでボコボコにされているのも納得いくという物です。ぶっちゃけ批判の内容は管理人の不満とだいたい同じですし。
 HDD等は利用用途毎に特性を分けたラインナップがありますし、人間の体の動きと直接関係する様な物ではないので使い方を工夫すれば少々動作でおかしなところがあっても如何様にもなる部分が多いものですが、ことクリエーター用・プロ用機器ではそんな考え方は通用しません。
 だいたい、PCの性能が機器の想定よりもショボいとかならユーザ側の責任も少々はありますが、今のご時世Photoshop如き動かすのにプロセッサパワーは十分過ぎるほどでありますし(64bitOS+メモリ8GBは最低限だけど)、そもそも管理人のPCはぶっちゃけクソ速いですよ? そんなPCですら満足に使えないというなら、製品の開発者は一体どんなゲテモノPCで開発しているのだか、甚だ疑問に思います。
 自分は仕事で上級SEなんぞを嗜んでいますが、何かアプリを作る際は要求スペックよりも2段階くらい遅いPCでもちゃんと動く様に設計します。それは巡り巡ってあとで自分が楽出来るというのもありますが、結局顧客満足度が高くなるのでお客の信頼を得られるのです。
 今から15年前なら、信じられないようなポンコツPCがたくさん蠢いていたので、あらゆる環境でしっかり動くコンシューマ向けデバイスの設計は本当に大変だったでしょうが、今の時代はそんな状況じゃ無いですからね。いい加減真面目に設計して貰いたいもんですし、実用に耐えない中途半端な機能をウリとして宣伝するなといいたいです。それを当て込んで買って、使い物にならなかったときのショックといったら、ファンがアンチに変わるくらいの衝撃なのですから。
 ということで、早くまともなタブが出てくることを願わんばかりです。けれど現状を鑑みるに、Wac○mにとっちゃ液タブ以外はどうでも良いのかも知れないけど(涙)

第47回 PR○ CABLEの「鬼門」が面白い!

 先日オーディオ用の良さ気な電源タップを探していて、PR○ CABLE(以下、面倒なのでP社)のごっついタップを買いました。
 P社のWebにある「鬼門」は過激な書き込みであちこち物議を醸し出しているようで、そういうのが好きな管理人はユーザにもなった事だしと、早速中見を拝見いたしました。
 そして一通り読んで思うことは、なかなか含蓄のある内容で非常に興味深いし、基本的には信用出来る物だと思いましたが、しかしいちばん強く思ったことは、
 本当に勿体ない!
という物でした。
 ちなみにこの駄文はP社をディスる物ではありませんので、その辺勘違い無きよう。今後もここの製品を買いたいと思っています。
 さてなぜ故勿体ない!と思ったのかというと、既にネットであちこち反証記事が出ているとおり、オーディオ以外の書き込みで明確な間違いが結構多いということです(単に情報が古すぎて腐っているというのもありますが。古い記事だと、その頃にはまともな情報ソースも無かったから、胡散臭い記事に騙されたというのもあったかも知れませんね)。
 折角ギョーカイを敵に回してここまで熱いWebを作っているなら、こんな駄文如きにいちいちつまらんツッコミを入れられないように、そして本質であるオーディオの話をちゃんと説得させるために、周辺の細かい事の間違いを放置すべきでは無いのです。結局P社がいちばん否定したがっている、オーディオ業界を汚染するおかしな宗教じみた”あるある”がP社の「鬼門」にも見えてしまい、結果として第三者からは「これがPR○ CABLE教というものか! つくづくうさんくせえ!!」という風に受け取られてしまう事になりかねません。
 なお、改めて言いますがこの駄文はP社をディスるもので無いのは以下略。良いタップを買ったのだからと、早速壁コンをロジウムめっきからパナのに変えた管理人の書く戯言です。底が知れています。アースの大切さや、iP○dとかが妙に音質が良いのは間違い無いことだと思っています。
 さて、PR○ CABLE教信者の人もそうで無い人も、以下の駄文をよく読んで、あくまで定量的・確実な情報のみをP社の「鬼門」bから読み取り、正しいオーディオライフに励んでください。ただし、管理人はP社の中の人ほどオーディオには詳しくないので、そういった部分には異を唱えることも何もしません。自分が知らんことでエラそうな事を言うのは人としてみっともないと思うくらいの常識はあるのです、たぶん。

CDプレイヤーはエラー訂正していないのか?

 SCSIのエラー訂正(再送処理)を引き合いに出してCDプレイヤー(オーディオCD)はエラー訂正していないと書かれてありますが、オーディオCDはエラー時に盤面から再度読み出したりするのでは無く、そもそもCDから読んだデータ自体に冗長データが入っているので、演算でエラー訂正(冗長データからの復元)を行っています。CIRCとかRed Bookとか調べればその辺すぐに情報が出てくると思うんですけどね。
 もちろん読み取りエラーが激しければ、冗長データも足りなくなるのでプツプツ悲しい音がしたりします。
 P社の”CDプレーヤー/欠陥品(大鬼門)-”→”■泥沼を徘徊するCDプレーヤー”にて、

CDプレーヤーの読み取り部分、その回路、次にケーブルを通過、デジタル信号の処理のプロセス、オーバーサンプリングして、さらに基板を通過、そして、チップに入ってDA変換して、アナログにして、音になります。
ただの一カ所も、コンピューターがしているようなデジタル信号の照合作業と訂正作業、すなわち、「エラー訂正」処理は、なされていません。

 ……とありますが、上記の”デジタル信号の処理のプロセス”でCIRCによるエラー訂正が行われています。実はこの文章の最大の問題点は、CDはCIRCによるエラー処理(冗長データを使った復元)を用いているのですが(そして普通の人はこの事実を持ってCDプレイヤーはエラー訂正をしていますと言う)、”コンピューターがしているようなデジタル信号の照合作業と訂正作業、すなわち、「エラー訂正」処理”これはリードリトライおよび再送処理のことですが、このデータ再読み取りと再送によるエラー訂正とCIRCによる冗長データからのデータ復元を混同していることです。
 単に勉強不足といえばそれまでですが、CDプレイヤーとCD-ROMドライブが似た様な形をしているからといって、一緒の物として考えるのはダメです。
 ちなみに最近のCDプレイヤーは内部にPC用のDVDドライブを積んでるのも多いらしく、そもそも倍速以上で読み取りを行っていて”読み取り部分”でリードリトライを何回かかましている可能性もあります。
 なお、CIRCなんか信用出来ないからエラー訂正してないと言ってるんじゃ、ボケ!というなら、素直にそう書いてください。そしたら大概の人は納得してくれます。

PCIボードはダメなのか?

 PCIのオーディオI/FはIBMやモトローラの石が載ってないからダメ! FireWire(IEEE1394)が良い!とのことですが、追記して訂正するなら初めから記述を消せば良いと思いますが、どうせそのFireWireのコントローラはPCI接続だし、IBMやモトローラはそのコントローラ作ってないじゃんという、真っ当なツッコミはどうするつもりでしょうか。その頃のFireWireのコントローラと言えば、台湾のVIAとかが多かったかなぁ。
 ちなみにそういう時代のオーディオI/Fにはロクな評価が無かったのは事実。低評価の理由は大して音が良くないのと、あんまり動作が安定していなかったからでしたっけ。所詮は初期の機械に良くある事象です。

「デジタル信号には音質劣化がない」

 しませんよ。当たり前じゃないですか。
 但し、デジタルを使ったオーディオシステムに音質劣化があるか無いかと言われれば、そりゃA/D-D/Aを通すからあるでしょうし、機械の設計がクソなら出てくる音もクソでしょう。
 P社の「鬼門」全体に言えることですが、”個々の事象”と”システム全体”の区別を付けないから論理が破綻しているのです。
 普通の人は、「デジタル信号には音質劣化がない」と言われれば、デジタル伝送には劣化が無いからそこに音楽信号を載せれば劣化が無いと考えるでしょう。しかしP社の主張は、極論すればデジタル伝送でビット誤りがあったのをそのままD/Aにぶっ込んだら音質が劣化した!というものです。そりゃ当たり前だと。確かに民生のS/PDIFはビット誤りもエラー訂正も無いし、ついでに言うとマスタークロックも無いからクソだ!と言われればその通りなのですが、管理人のような技術屋に「デジタル」と言ったら、頭の中では自動的にECCなどを使ってガチガチにエラー訂正した処理系しか頭に思い浮かばないし、世間一般で理解されている”デジタル”という言葉にはそういう情報の正確な伝達性能も同時に含んでいます。こういうつまんないレトリックで、折角のオーディオの本質を突いた「鬼門」をオカルトに貶めないで貰いたいです。

パソコンの歴史って……

 P社Webの”- パソコンの驚くべき歴史-”にはたくさんのツッコミどころがあります。それが単にここだけの間違った記述であれば問題無いのですが、「鬼門」全般のデジタル系の話題でここで出てくる間違い・勘違いが基礎理論?になっていることが多く、せっかくの「鬼門」がオカルト話に落ちぶれてしまっています。
 取りあえずAirMac Expressは横に置いておくとして(持ってないから知らんし興味もない)、”■パソコンの驚くべき歴史”について間違いを指摘しておきます。

パソコンを設計開発できるメーカーというのは、いや、設計したメーカーというのは、おおまかには、世界にただの2社しかありません。米国IBM社と、同じく、米国モトローラ社です。

 おおまかとか書いてありますが、IBMはともかくモトローラはPCの設計なんてほとんどやってません。どうでもイイですが、日本には NECが開発したPC-9801というIBMのとはだいぶ中身の違うPCがありました。他に富士通のFMとかASCII等のMSXとか、シャープのMZとかたくさん独自規格のPCがありました。こいつらはAT規格とは何の関係もありません。海外でもアタリとかコモドールとかたくさん独自規格のPCがあります。完全に勉強不足です。
 あとなんでIBMとモトローラにやたらおかしなリスペクトがあるんですかね? そこまで好きならちゃんと歴史を勉強してから正しくリスペクトして貰いたいです。やっても無い事で褒められたって、向こうもいい迷惑でしょうし。
 なお、WW2時代にモトローラが米軍の牽引役になったとかいう記述もありますが、モトローラは確かにトランシーバ(ウォーキートーキー)を納入していましたが、日本軍の無線傍受で活躍したなんて記述は一切見つかりません。どこから出てきた話ですかね?

さて、アップルコンピューターの旧型、初期型を設計していたのは、米国モトローラ社です。

 リンゴ教の信者が見たら発狂するトンチンカンな記述ですね。作ったのはモトローラとは何の関係も無い二人のスティーブですよ。一体どうしたの……。だいたいAppleの初期のCPUはモトローラで無くモステックだし。
 最悪68000時代のMacの事かも知れませんが、モトローラの協力はあったでしょうけど設計はAppleでしょう。モトローラが設計していたなんて記述は聞いたこともありませんし見たこともありません。

このPS/2には、OS/2という、ウィンドウズの比ではない、非常に優秀なOSが搭載されていました。IBM製の、非常に堅牢で高機能なOSでした。

 OS/2もM$が作ったもんですが。MS-DOSに比べたら優秀?かも知れませんけど、IBMがOS/2にこだわっていたのは単にその頃M$とケンカしてたからですよ……。それにPS/2には普通はDOSやWindowsがインストールされていて、OS/2なんて一部の顧客しか使ってませんでした。ぼちぼちWindowsが実用段階に差し掛かりある時代でしたので、テキストベースのOS/2は時代遅れだったんですな(後にGUIのプレゼンテーションマネージャーとか乗ったけど、既に時遅し)。ちなみにPS/2以外のAT互換機でもOS/2は普通に動きます。PS/2専用とかじゃありません。

 ここで、IBM社、モトローラ社、アップル社(アップル社はOSを提供するだけの役割だったと思われます)の三社共同で、パワーPCプロジェクトという計画がスタートしました。

 ここもリンゴ教の信者が見たら以下略。一体何を勘違いしたらアップルがOSを供給するだけなんて思考に至るのか。
 ところで、MacがWindowsに比べて色々と優れている理由は、OSもハードも全部自社製だからです。全部自社製だから、キリキリにチューンアップ出来るし、そもそもAppleは伝統的に過去の遺産を簡単に捨てるという暴挙?をよくやらかすからです。比べてWindowsは、ハードとOSを作っている会社が違い、加えて過去の遺産をとにかく守ろうとするから、キリキリのチューンが出来ずにイケてねー環境になるのです。何なら、PS/2が現役だった頃のMS-DOSを引っ張り出して今のWindowsPCにインストールしてみてください。自作機なら、割と素直に起動してくるもんです。Macは昔のOSとか、今のインテルMacじゃ起動しないですよね。そういうことです。
 また、Windowsに比べてMacの方がファイルコピーが速いから、Macの方がデジタル伝送でエラー再送が少ないなんてワケの分からん事を書いている「鬼門」もありますが、単にMacにウィルス対策ソフトが入ってないからでしょう。またはWin機はメモリが足りていないだけなのか。
 さらに家電メーカーはロクなPCが作れないとか不勉強甚だしい記述もありますが、過去にはシャープのテレビ部門がX68000なんてステキPCを作っていましたし、パナソニックのレッツノートとかかなりイケてますよ? タフブックの類は米軍でも使われているなんて話しもありますし、モトローラが設計したとかいうMacなんてPCには、パナソニック製の部品(ロジックボードやHDDや光ドライブなぞ)が一杯入ってましたからね。
 なお、このAIM連合が出来たのは、88000の開発が遅れに遅れてAppleが激おこだったところにIBMがすり寄って、IBMの石に乗り換えましょう!なんて言ったことから始まります。モトローラが入ってきたのは、もともとAppleと仲が良かったからだし、モトローラにとっても失敗こいていた88000のリカバリが出来るというメリットがあったからです。そこには何のロマンもへったくれも無く、純粋にビジネスの話だけです。

ついには、パソコンの設計図が書ける二大メーカーが、最先端パソコンの設計に、共同して取り組んだという、歴史的な大事件が、これです。
これが現在のアップルコンピューターが販売しているマシンの基本設計です。

 文章が古いのでいちいち突っ込むのも無粋ですが、今のインテルMacはその頃の設計なんてOSの操作性くらいしか受け継いでいません。MacOSの中身はそもそもUNIXだし。そういえばP社に於けるMacの説明には、68000時代のMacがすっぽ抜けてますね?
 あとPowerPCがパソコンに使われたのはMacくらいなもので、当のIBMはRS/6000とかのワークステーションやサーバにしか使っていません。IBMのパソコンは基本的にインテル(アーキテクチャ)の石しか使ってません。

 当初、アップル社はIBM社とモトローラ社に、アップルのOSを提供するという契約をしていました。IBM社もモトローラ社も、その最新鋭パソコンを売ることが出来るという契約内容でした。OSが搭載できなければパソコンは売れません。
 アップルの生きた伝説の人、スティーブン・ジョブズは、当時はアップル社に不在で、アップルコンピューター社は、ケチくさい二流メーカーに落ちぶれてしまっていました。そして、OSを提供するという契約を、アップル社は一方的に反古にします。自分のところだけで、パワーPCを売りたかったというだけの理由でしょう。

 スティーブではなくスティーブンだから、この話は全てフィクションなのか?と素で疑いますが、唯一合っているとすれば”OSが搭載できなければパソコンは売れません。”という記述くらいでしょうか……。あとは一体どこから聞いてきたの?という事ばかり。
 そして互換機の契約を反故にした張本人は、ジョブズです。一度Wikiとか見て、全部書き直せば良い物を……
 ちなみに以前、Appleはパイオニア等にMac互換機製造のライセンスを出していました。黒歴史ですかね?

IBM社やモトローラ社は、非常に寛大な国家的規模のメーカーですので

 モトローラは落ちぶれて久しく、IBMは国家的規模ですが全く寛大なところなどありませんよ。そもそもPS/2互換機が全然出てこなかったのはIBMが全く寛容で無く、互換機潰しのためにMCAバスに高額なライセンス費を乗せたからです。

 インテルチップに置き換える設計図を引いたのは一体全体誰なのか、これもおそらく、IBM社かモトローラ社でしょうか(インテル社かもしれません)。

 Appleの中の人に決まってるでしょう!! 何でガチ競合のインテルCPUの為にIBMやモトローラが手を貸す!? バカなの??

 つまり、インテルマックは、四代目、時代を隔てて、21世紀に登場した、おそらく最後のパソコンであるということです。

 レガシーBIOSを積まずにUEFIから起動するだけの、普通のAT互換機と中身がほとんど一緒のPCです。新しいけど。だからBootCampとかでブートプロセスをごまかせばWindowsだって起動します。

 かたやウィンドウズマシンというのは、30年も前の設計図を後生大事にしており、それを部分的に高機能にすることによって、だましだまし使ってきたものです。

 互換性もだいぶ無くなってきましたけどね。どうせBIOSでエミュレートしているだけです。いまのAT互換機の直接の御先祖様は、PCIバスを積んだコンパックとかの互換機あたりでしょう。そしてインテルMacもここに分類されます。

 ページの下の方には他のユーザーからのメールの内容がありますが、そこも素人のおかしな記述が多いですね。まぁここを直してしまうのは色々と難しい判断があるので「そのまま」というのも致し方ないかと思いますが。取りあえずFM Townsは386SX〜で、68000は入ってないのでそんな基礎的な間違いする奴は無視しましょう。
 あとこのページを見て思うことは、P社の中の人がぱっと見理解出来ない専門用語?的な説明をしているヤツをすぐに「プロの方!」と決めつけてやたらリスペクトしているところですかね……。そりゃ正しい専門家を正しくリスペクトするのは非常に正しい事ですが、一応ネットワークスペシャリストの資格を持っている身からしてみたら、専門もクソも無い、聞きかじり程度であやふやな記述ばかりですよ。
 むしろ、TCP/IPをちゃんと勉強しもしないで勝手にIPアドレスをいじり回すな!としか思えません。大概はBBルータで何とかしてくれるのでしょうけど、万が一ワケも分からずグローバルIPにおかしな値を入れたら余所様に迷惑を掛けることになりかねません。極めて危険な行為です。

HDMIの信号はデジタルであると分かっているのか……

 P社Webの「- HDMI規格、その裏には何が隠されていたのか!?-」も、Wikiでも一回見れば間違わないような事がたくさん書かれています。特にHDMIの仕様とコピープロテクションがごっちゃになっており、理論が破綻しています。
 あと、あんまりいいたくはありませんが、P社の「鬼門」は全体的に厨二病的な陰謀論がそれとなく紛れ込んでいます。こういう根拠の無い屁理屈は全部外した方が良いですね。せっかくの「鬼門」の信憑性が、そんなチンケな陰謀論で全部無くなってしまいます。
 とりあえず、HDMIに比べてコンポーネントが良いという主張はきっぱり否定します(テレビの映像エンジンが気合い入っていて、アナログコンポーネントが綺麗に”見える”という可能性はあり)。ブラウン管時代ならいざ知らず、BDやら地デジは皆デジタルソースですし、HDMIの信号はDVIで使われているTMDSがほぼそのまんま出ています。つまり、D/AもA/Dも通さない、ピュアな映像信号がそのまんま液晶パネルのドライバICに入力されます(とは言っても、メーカー製のテレビは大概高画質化用の映像エンジンと通っているのでこの説明も嘘に近いですけど)。
 唯一HDMIで画像が劣化するというのは、HDMIでは最低でも10Gbpsという民生品では気合いの入った高速信号で送っているので、波形がなまって伝送エラーが出てノイズが出る事が考えられますが、絵がボケるだの彩度が下がるだのアナログ的な画質劣化は考えづらく、それこそ画面がチカチカフラッシュするとか砂嵐になるとか、そんな悲惨な状況に陥りやすいです(大概は画面は真っ暗)
 あと、ケーブルのインピーダンスについて、

HDMIケーブルの規定による特性インピーダンスは、100Ωです。映像転送には、100Ωよりも、75Ωのほうが、優れているのです。これは、古くからテレビのアンテナ線が75Ωであった事を、思い出して下さい。

 とありますが、アナログ信号の75Ωとデジタル伝送の100Ωは単位こそ一緒ですが、考え方が全く違います。HDMIはケーブルの構造が平衡線になっているので100Ωのインピーダンス(SCSIやLANといっしょ)を持ちますが、アンテナやAVケーブルは同軸なので75Ωです。ケーブルの物理的構造でインピーダンスが決まるのであって、中身のソフト(映像)とかと関係ありませんし、だいたいこの”75Ω”も優れているからこのインピーダンスになったわけで無く、同軸の絶縁層が空気だった昔のケーブルが75Ωだからそのままという意見が多いです(測定器や無線機は50Ωだし、本当は同軸デジタルも50Ωが良かったらしいのですが、既に民生では75Ωケーブルが出回っていて、誤用を考えて75Ωに統一したとかいう意見もあります)。だからHDMIの画質の議論で信号線のインピーダンスを持ち出すこと自体、完全にお門違いです。
 あとHDMIを流行らせるためにわざとコンポーネントの性能を落とすとかありますが、メーカーだって嫌々ながら従っている(従わないと製品が売れない)AACSの絡みもあって高精細映像の出力はHDMIを標準にしていますし、そもそもコンポーネントを受け付けるデカいテレビを持っているのは一部のマニアしかいません。使ってる人がほとんど居ないI/Fにお金を掛けない(=コストを掛けないので画質が悪くなる)のは利益を追求する民間企業として当たり前のことであって、それはP社だって同じハズです。売れないもの、付けていても一部のマニアしか喜ばない機能に、莫大な開発費を掛けてわざわざつけたりします? まっとうな会社ならそういうことはしません。古くて良い物がそんなに好きなら、それこそIBMが開発した素晴らしいネットワーク技術であるトークンリングでも使って、新しいネットワーク機器を出せば良いのです。
 ちなみに管理人はHDCPやAACSなどのコピープロテクションには絶対反対の立場ですので、誤解無きよう。あんなモン庶民の敵だ。

 P社Webの他の記述に関しては、繰り返しになるか管理人の考えとだいたい同じですので、取り急ぎ指摘はここまでに。
 最後になりますが、P社の「鬼門」で何であんなにたくさんのファンがいるのかというと、的確な技術的情報が半分に、歯に衣着せない強い口調が、迷いの多い特定読者の権威主義的パーソナリティと確証バイアスを良い感じに刺激するのが半分と見ております。
 迷ってるときに「○○はゴミだ!」とはっきり言われると、すっきりしますもんね。それで色々機械をこねくり回して、半分はプラシーボ的に音が良くなったように感じるのでしょう。それはそれで本人が満足しているのでとても良いことかと思います。どうせオーディオなんてハイエンドになればなるほどプラシーボですよ。例えば電源ケーブルで音がどう変わるのかとか、冷めた目で見ればそういう小さな変化すら機敏に分かる良い機械と良い耳を持っているという事ですからね(パンピーなんかはCD音源と128kbpsのmp3の区別も付きやしないんだから)。

第48回 J-POPの歌詞に思うこと

 真面目に下調べしていないのであちこちに同様な書き込みがたくさんあるかも知れませんが、なぜゆえJ-POPやらの歌詞はサビの部分におかしな英語が必ず(※)入ってるんでしょうかねぇ……
※ もちろん全部というわけでは無いけど
 いやいや、歌詞を作る上で語呂合わせやら格好良くするためには英語は必要なんですよ、奥さん!という声もあるかも知れませんが、たしかにそれなりに格好良くはなるでしょうが、そもそもその「英語=格好いい」とか、もういい加減古すぎやしませんかと。平成も終わって令和なのです。進駐軍にギブミーチョコレート!みたいなモンでしょう、その価値観。
 例えば洋楽で、サビの部分にいきなり日本語とか出てきたらどうします?
 外人さんは格好いいから日本語入れてくれたのかも知れませんが、日本人が聞いたら果てしなく違和感を覚えますよね。何そこだけ日本語なのよ!って。
 となると、翻ってJ-POPのサビの英語も、英語圏の人からしてみたらなんでそこだけつたない英語なのさって思いますよねぇ?
 そんな事を気にするようになると、いきなりサビで英語が聞こえてくると、背筋に寒気が出る様になりましたよ。つくづく無駄なことに脳のリソースを費やしているようですが、残念ながらサビに英語を使う理由が全く腹に落ちて無いので仕方ないのです。だれか管理人が納得する良い理由を教えてくれませんかねぇ。
 そもそも歌詞に英語を使いたければ、全部英語にしちゃえば良いのです。そういうJ-POP(というのか?)な曲もそれなりにありますし。
 結局、サビに英語を持ってくる行為は、舶来主義というか、取りあえず外国格好いいみたいなしょうもない日本人の悪癖が原因だけな気がするのですな。むしろグローバルなこのご時世、マジでみっともないと思うのですよ。J-POPとかアニソンとか、外国でそれなりに聞かれているわけで、むしろ英語ネイティブな人達が聞いても変な違和感覚えない様にすれば良いと思うのです。要は普通に日本語だけで歌詞を書けと。探せば日本語だけのJ-POPとかもしっかりありますし。(別に外来語すら入れるなとか言ってませんので勘違い無きよう。日本人が普通に使う英単語くらいはどうでもイイです)
 ちなみに管理人、音楽聴く環境にはそれなりに投資しているので、出来れば心の底から感動する音楽をたくさん聴きたいのです。この駄文はSTAXのヘッドフォン(SRM-727A+SR-007A)でアニソンやエロゲの曲をバリバリ流しながら書きました。
 ということで、これからもたくさんJ-POPやら聞きますので、作詞家の方は頑張って日本語で歌詞を作って頂ければと思います。

第49回 孔子の論語に思うこと

 孔子の論語には、「吾、十五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従えども、のりをこえず。」という有名な一節があります。
 一般的には、例えば40歳になったら色々惑わなくなる、50歳になったら自分の役割を自覚するとかいいますが、現在日本のその辺で安給を愚痴るヘボサラリーマン辺りには、違った意味があると思うのですよ。
 という事で、良い感じにオッサンになった管理人が自分の人生を省み日本語訳してみましょう。

十五にして学に志す
いい加減受験を真面目に考え始めるお年頃。都市部じゃもっと前に中学受験だけど。
三十にして立つ
ボチボチ働き始めてようやく経済的に自立し、親から小遣いを貰わなくなる。ひとによっちゃあまだまだ実家暮らしだけど。
四十にして惑わず
社畜人生、自分の新たな可能性なぞとっくに消え失せ悩むことすら出来ない状況に絶望し、今の仕事にしがみつく覚悟を決める。
五十にして天命を知る
もう今の職場(仕事)で死ぬまで働かないと、再就職先すら無い事実を改めて思い知る。
六十にして耳順う
自分より若い上司の言うことを、いちいち疑問を感じずちゃんと聞く。最早自分の経験など全く役に立たない。
七十にして心の欲する所に従えども、のりをこえず
希望で再雇用を継続し、これからも会社員人生からはみ出さない。

 いかがでしょうか。管理人はそこはかとなく絶望しました。何だこんな人生……!(号泣)

第50回 結局日本人は学ぶことを知らんバカなのか?

 最近流行のコロナ関連でつくづく思うことは、震災の時の原発ヒステリーで世の中が無駄に大混乱したのに、その教訓から何も学んでないと言うことです。
 結局日本人は情報リテラシーが低すぎるアホの集まり? これが現実なのでしょうか。
 この駄文が書かれた頃にはまだ分からないことがたくさんあるので何とも言えないところもありますが、

……などという、筆舌に尽くしがたい愚行がまかり通っているわけです。原発事故の時も一緒でしたね、健康被害の無いレベルの放射能にいちいち過剰反応して、一生懸命風評被害を作って本来ならば助けなければならない被災地を叩きまくりました。
 別に政府の対応が全てにおいて正しい!なんて思いやしませんが、政府のしょうもない対応に腹を立てる前に、自分に本当に腹を立てるだけの資格があるのかよく考えて見ろと言いたいです。
 例えば2019年の2月くらいは、週に400人ほどインフルエンザで人が亡くなっています。今年はだいぶ少なくなっているようですが、インフルエンザで亡くなっている人はコロナよりもたくさん居るのです。
 さて、貴方はインフルエンザの予防接種をちゃんと受けて、集団免疫を高める協力をしましたか? 貴方が「どうせ4割しか効かねーしー!」とかほざいて何もせずにインフルエンザウイルスをばらまいて、どれだけの人をインフルエンザに感染させて死なせてしまったんでしょうかね。
(ちなみに管理人は毎年インフルエンザの予防接種受けてますよ、一応)
 まぁそれは一例ですけど、サージカルマスクの使い方とかちゃんとしてますか? どんなときでも咳エチケットを気を付けてますか? 自宅に色んな菌を持ち帰らないために、手洗いうがいをしっかりやってますか? など、我々庶民には庶民でやる事がたくさんあるのです。
 そしてこれが一番大切ですけど、職場に責任を押しつけて「オレの職場は風邪如きじゃ休めねーんだよ!」とか抜かして、電車の中で薄っぺらいマスク一枚口元に掛けてるだけで、ゲホゲホ咳してウイルスをばらまいたりしてません?
 いくら政府が働き方改革やらアベノミクスを叫んでも、結局我々や企業は一切政府に従わず、今まで通り従業員は社畜に勤しみ企業は無駄な内部留保を溜めまくりではないですか。
 今回もそれと同じ構図が透けて見えるのですよ。政府が何も言わなければ文句を垂れ、たまに学校休みとか外出の自粛を言えば、経費や仕事休んだ分は政府が補償せぇなどとそれはそれで文句ばかり言う。まともな大人なら、政府や会社がガチャガチャ抜かす前に、風邪引いたら自分で考えて自分で休め! 自分の健康管理くらい自分で責任取りなさいよ。
 結局我々日本人は、合理的な考えを頭ごなしに否定して、根性論や陰謀論に身を任せたあげくに、自ら苦労してこの国を滅ぼそうと一生懸命集団ヒステリーに邁進しているわけです。
 本来ならば、こういうときだからこそ空元気でも出して場の雰囲気を明るくなるように振る舞い、病気を広げないために一人一人がしっかり自分の健康管理を行い、できる限り経済活動を止めないようにしなければならないのです。
 そして無知が一番の罪であることをしっかり認識し、正しい知識を身につけそれを用いて将来に日本に悪影響を及ぼさない方法を常々考えて行動する事こそ、まともな人間の取るべき唯一の方法論であると自覚しましょう。
 もちろん聡明なる読者諸氏におかれましてはそんな事は常識以前であって、管理人如き浅慮な馬鹿者にいちいち言われることでは無いとつくづくご立腹でしょうが、世の中そうでないアホがたくさん居るから狭量な管理人は腹が立つわけです。
 今のコロナの集団ヒステリーは、それこそ飛行機事故ばかりを怖がって自動車や自転車の事故を全く無視しているような状況であると言えます。
 正しい知識で正しく怖がる、これがまともなリスク管理の第一歩です。

 少なくとも我々日本人は、原爆2発も喰らったあげくに原発事故まで起こしても、しぶとく生き残った根性だけはある国民です。
 もっと自信と自覚と知識を持って、ウイルス如き軽くはじき返しましょう。