第62回ねずみの会ご報告



2008年6月22日 針ケ谷コミュニティーセンターにて

朝から梅雨らしい雨がシトシト・・・・・・。
でも、雨にも負けずギターを抱えたつわもの達がたちが、続々集まって
会場は熱気に包まれました。

開演前、指慣らしです



今回の特別ゲストは「土田直之」先生

演奏された現代作曲家「ボラン」のオーソドックスな
作曲技法にのっとった作品は、初めて聴く。
さすがプロだと納得させてしまう演奏でした。
アンコールの「朱色の塔」は圧巻でした。


           今回、特に印象深かった人たちのコメントを致します。

千代菜奈子 & 山口芳雄(クロマティックハーモニカ) 二重奏 春の海/宮城道雄.編曲者不明
  「春の海」この曲をハーモニカとギターの二重奏で聴くのは初めてである。今回のねずみの会では、白眉の
  演奏だと思いました。一等最初に輝かしいギターの音色が響き渡って、そのあと、哀愁を帯びたハーモニカ
  のメロディーが流れる。あくまでもひとつひとつの音を確かめるように、喜びを内に秘めながら静かに流れて
  いく。これはプロの演奏だと思いました。なんともいえない哀愁が会場に響き渡って、感動してしまいました。

高松悠子  魔笛の主題による変奏/ソル
  たどたどしく、ゆっくりと最後まで弾ききったのはりっぱ。
  ギターに向ける情熱が伝わってきました。

笹舘公男  タンゴNo.4/フェレール トリーハ/トローバ デェディケトリア/グラナドス グラナダ/アルベニス
  遠くは仙台から参加されました。内容の充実した演奏を聴かせてくれました。

とび入りの二人 山本嘉雄 辻本幸男
  お二人ともきちんと演奏されていて、長年弾きなれている曲をステージにかけることによって、その緊張感と
  充実は音楽の喜びを体験して味わうことにつながるのでしょう。また、山本さんは素晴らしい楽器を買ったば
  かりで、お披露目の会でもありました。

遠田 朗   ノスタルジーU.W/二橋潤一  プレリュード.フーガ/L..ブロウェル
  現代曲への挑戦は敬服します。遠田さんのメロディーラインと伴奏面のバランスの整った演奏は、いつも感心
  しています。

中嶋美奈子  組曲「想い出」より エボカイオン.サンバ.チャカレーラ〜エボカシオン/メルリン
  テンポ感とリズム感がしっかりしていて、自分のゆったりとした音楽観が、気持ちのいい音楽を作りあげている
  と思いました。

本間 隆  プレリュード二短調BWV999/J.Sバッハ  ロンド/カルリ
  練習のときはもっとよく弾けたのに、ステージの上ではうまくいかなかったと言う気持ちが、退場のときによく
  感じられて、失敗ばかりしている私と同感なのだと思いました。一緒にしてごめんなさい。

  
今回の幹事は「粕谷健二」さん。長時間に及んでご苦労様でした。


           粕谷健二です
第1回から参加しており、幹事も4回から5回目くらいだと思いますが、
本当に長く続いてきたものだと、感慨が深いです。
長くやっていると、みなさん上達して来ています。
私はどうなんでしょうかね・・・・・・・?
とにかく、勉強は沢山させていただいた気がします。
100回目指して頑張りましょう。