第67回ねずみの会、今回は年に一度の「客を呼んじゃうギターコンサート」。 要町のGGサロンで開催されました。 特別ゲストには、小笠原宣夫氏をリーダーとして活躍中のアロマ・デ・クラシカ のグループ。 午後1時から始まって、夕方6時近くまでの長丁場。皆さん最後まで仲間の演奏 に耳を傾けての素晴らしい会でした。 |
幹事の中嶋さん、司会進行。 | 開演前の緊張の一瞬 | ||||
やっと休憩時間・・・ | 田中さんは友人のフルートと | ゲストの演奏に耳を傾けて・・・ |
ロマ・デ・クラシカの演奏 | 左より小笠原宣夫・木村洋子・渡辺和幸諸氏 |
特別ゲストの演奏曲目 ■第二序曲 F・カルリ ■ソナチネ L.V.ベートーベン ■ウィーンはウィーン J.シュランメル |
今回の演奏者の感想をひとこと・・・・吉田峯男 |
☆本間 隆さん 独自のユニークな演奏スタイルがあってマイペース型ですが、まじめで 誠実な人柄なのでしょう。音楽作りにもそれが良い影響を与えているよ うで、今回はとても勉強されたあとが伺える演奏でした。 ☆三馬大志さん 最近の三馬さんは大活躍。めきめき上達されてきたようで、その長所は、 やわらかい音色で人を包み込んでしまう、音楽の流れにあるのでしょうか。 ☆清水宣晶さん 腱鞘炎に悩まされながらの演奏。そこにひたむきな音楽をつむぎ出すので ビーンと張った強い弦のような、一本すじの通った音楽が流れているような 気がします。 ☆寄藤正彦さん 右手の弦にタッチする時の手の甲は、かなり立っている「寄藤流」タッチ。 アルアレの音とアポヤンドの音が結構違うのですが、でもこの弾き方が彼 に合っているのかもしれません。清潔感のある、まっすぐに進む緊張感が、 「羊歯だったらの主題による変奏曲」を、とても良い演奏にしていました。 |
特別ゲスト アロマ・デ・クラシカ(小笠原宣夫・木村洋子・渡辺和幸)の演奏 これぞプロの演奏といった、ギタートリオでした。まず、音量が大きい。ppと、ffのダイナミックレンチが とても大きいので、聴く人に強い印象を与えます。独奏と比べたら、一つの曲を三人で弾くので、より 簡潔に演奏が出来、しかも難しいことが表現できる。そして三人が力を合わせて一つの目標につき 進むので、その爽快感は素晴らしかったです。感動を覚えました。 |
中嶋美奈子さん 今回の幹事さん |
クラシックギターを始めたのが、高校一年の時。 その後、本木盛夫氏に師事して早30余年。 人前では落ち着いて弾けなかった私が、「ねずみの会」の発足後間もない頃から 参加し、同じギターの仲間の気持ちの良い空間で弾いているうちに、いつの間にか あまりあがらなくなりました。 ギターを弾く楽しさを知ってもらいたいと願い結成した合奏団、「ふじみギターフレンズ」 も今年で26年目を迎え、年に5~7回のステージをこなすようになり、個人的にも全日本 アマチュアギターコンクールに数回出場、入賞も出来ました。 ねずみの会で会員の演奏を聴いたり、ゲストの先生方の演奏や、各自の演奏に対する 講評を聞きながら、自分らしい演奏を模索しています。 ☆最後になりましたが、小笠原先生方のアロマ・デ・クラシカの三重奏は、表現豊かな 演奏で、大変勉強になりました。ありがとうございました。 |
★中嶋さんの音楽のテンポにはいつも感心しています。
彼女なりのゆっくり目のテンポに、気持ちのいい人の心を温かくする
音楽が流れているのです。地域でも活躍されています。吉田峯男