■日時:2013年3月31日(日) 13:30開演 ■場所:富士見市針ヶ谷コミュニティーセンター ■特別ゲスト:中峰秀雄先生 |
今年の桜は例年にない速さで満開を迎えました。 会場の針ヶ谷付近も桜でいっぱい。サクラコンサートのタイトルが つけられそうな、ねずみの会でした。久々登場の佐藤健二さんが 幹事で、司会進行、その他いろいろ最後の懇親会まで務めていた だきました。また、見学の方も見えて次回から参加していただける ことになり、うれしい日になりました。右は針ヶ谷コミセンの前の神 社の桜です。 |
特別ゲストの中峰秀雄先生 |
●演奏曲 前奏曲第二番//M.プホール〜中峰編。グノッシェンス//E・サティ〜中峰編 大きな音量でダイナミックな演奏。美しい音色で内容が深い。森に夢見る//A・ バリオスは、ぶっつけ本番で見事なトレモロさすがと驚く。アンコール、自作の曲 で「郷愁のミロンガ」ラスゲアードの美しさに聴きほれました。 |
中峰先生の指摘は、てきぱきと納得のいくものでした。 主な指導は下記の通りです。 ■練習するときは、自分の出せる最強の和音を知っておくこと。 和音の撥弦をコントロールして出すこと。 ■柔らかな音と固い音を比較して出せるようにすること。 ■バッハのジークなどを弾く時は、リズムのアクセントをもっと強調するように。 ■曲の中での協調すべき最強のところは、一瞬ためを作って表現すると、その 効果がより大きく表れる。 ■アポヤンドは大事なタッチであるから、しっかり練習すること。 |
全体的にねずみの会のメンバーの演奏は、みなさん実力があり レベルが高い演奏だと褒められました。 |
遠田 朗さん 佐々木 博さん (撮りそこないです。) |
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針ヶ谷コミセンも桜に囲まれて |
新会員紹介:後藤猛さん 丁寧な演奏で音色もきれい。内容の突っ込みも申し分なし。 あえて注文をだすなら、頂点の表現のところは、ルバートを入れてためを 作るとよいという指摘あり。 デュオ・シリウス(松村孝三・田内昌子) 二人のデュオは素晴らしい。ただ、男性のタッチが強かったりするので、 相手の女性の音をよく聴いながらバランスをとるといいでしょう。という講評。 久しぶりの遠田朗さん 楽しんで弾いている感じが伝わってきてとても良かった。リズムが弾むところで もっと弾ませると、さらにウキウキ感が出るでしょう。切ないところは実にうまく 表現しています。 |
佐藤健児さん |
「第81回ねずみの会」も大変充実した楽しい会でした。 特別ゲストの中峰先生、吉田先生、会員のみなさんありがとうございました。 ねずみの会には第二回から参加していますが、出演する度に元気(次のレパートリー を練習するためのパワー)をもらって帰ります。 今回は幹事特権でトップバッターで演奏しましたので、早々と演奏を終え、心置きなく 皆さんの演奏を楽しませていただきました。 会員の皆さんのギター愛に満ちた演奏を聴くのは、至福の時です。 ギターの音色や、音楽の作り方が皆さん個性的で、クラシックギターだけを4時間あまり 聴き続けても、決してあきることはありません。 さらに、演奏会の最後は、吉田先生と特別ゲストの先生の、これぞプロという演奏で締 めていただくという、ギター好きにとっては涎もののエンターテイメントだと思います。 特に吉田先生が毎回披露される、自作曲の素晴らしい美声による弾き語りを楽しみに しています。 こんな素晴らしいねずみの会を知らないアマチュアギタリストは、損をしていると思います。 より多くのギターを愛する方々に集まっていただき、末永く会が続くことを願っています。 全国のギター愛好家の皆さん、次回は6月です。絶対に楽しめると思いますので、私たちと 「客を呼ばないコンサート」でご一緒しませんか? |
佐藤健児さんは、しばらく仕事の関係で京都へ赴任していらっしゃいましたが、 昨年から「ねずみの会」へ復帰。強力なメンバー再登場です。 上記の通り、ギターをこよなく愛してやまない男性です。彼のギターは穏やかな 演奏の中に、きちんとリズムを紡いでいく安心感があります。ブランクがあったにも かかわらず、相変わらずの素晴らしい演奏でした。これからも楽しみです。 ※吉田の演奏は、まだまだで(いくら年を重ねても)、メンバーの皆さんにこの会を 通して、逆に勉強させていただいています。だだちょっとはみ出し者的な事をやって いますので、息抜きになるかも知れません。穴があったら入りたいくらい誉めていた だきました。(内心喜んでおります。)ありがとうございました。 |