第80回第81回ねずみの会第82回
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■日時:2013年3月31日(日) 13:30開演

■場所:富士見市針ヶ谷コミュニティーセンター

■特別ゲスト:中峰秀雄先生

今年の桜は例年にない速さで満開を迎えました。
会場の針ヶ谷付近も桜でいっぱい。サクラコンサートのタイトルが
つけられそうな、ねずみの会でした。久々登場の佐藤健二さんが
幹事で、司会進行、その他いろいろ最後の懇親会まで務めていた
だきました。また、見学の方も見えて次回から参加していただける
ことになり、うれしい日になりました。右は針ヶ谷コミセンの前の神
社の桜です。
 


特別ゲストの中峰秀雄先生

 ●演奏曲
  前奏曲第二番//M.プホール〜中峰編。グノッシェンス//E・サティ〜中峰編
 大きな音量でダイナミックな演奏。美しい音色で内容が深い。森に夢見る//A・
 バリオスは、ぶっつけ本番で見事なトレモロさすがと驚く。アンコール、自作の曲
 で「郷愁のミロンガ」ラスゲアードの美しさに聴きほれました。
                
中峰先生の指摘は、てきぱきと納得のいくものでした。
主な指導は下記の通りです。

■練習するときは、自分の出せる最強の和音を知っておくこと。
 和音の撥弦をコントロールして出すこと。

■柔らかな音と固い音を比較して出せるようにすること。

■バッハのジークなどを弾く時は、リズムのアクセントをもっと強調するように。

■曲の中での協調すべき最強のところは、一瞬ためを作って表現すると、その
 効果がより大きく表れる。

■アポヤンドは大事なタッチであるから、しっかり練習すること。

出演者の皆さん

全体的にねずみの会のメンバーの演奏は、みなさん実力があり
レベルが高い演奏だと褒められました。
   
   
   
   
   
    遠田 朗さん
佐々木 博さん
(撮りそこないです。)
 
 
 
 
針ヶ谷コミセンも桜に囲まれて  
新会員紹介:後藤猛さん
        丁寧な演奏で音色もきれい。内容の突っ込みも申し分なし。
        あえて注文をだすなら、頂点の表現のところは、ルバートを入れてためを
        作るとよいという指摘あり。
デュオ・シリウス(松村孝三・田内昌子)
        二人のデュオは素晴らしい。ただ、男性のタッチが強かったりするので、
        相手の女性の音をよく聴いながらバランスをとるといいでしょう。という講評。
久しぶりの遠田朗さん
        楽しんで弾いている感じが伝わってきてとても良かった。リズムが弾むところで
        もっと弾ませると、さらにウキウキ感が出るでしょう。切ないところは実にうまく
        表現しています。



メンバー紹介


佐藤健児さん
「第81回ねずみの会」も大変充実した楽しい会でした。
特別ゲストの中峰先生、吉田先生、会員のみなさんありがとうございました。
ねずみの会には第二回から参加していますが、出演する度に元気(次のレパートリー
を練習するためのパワー)をもらって帰ります。
今回は幹事特権でトップバッターで演奏しましたので、早々と演奏を終え、心置きなく
皆さんの演奏を楽しませていただきました。
会員の皆さんのギター愛に満ちた演奏を聴くのは、至福の時です。
ギターの音色や、音楽の作り方が皆さん個性的で、クラシックギターだけを4時間あまり
聴き続けても、決してあきることはありません。
さらに、演奏会の最後は、吉田先生と特別ゲストの先生の、これぞプロという演奏で締
めていただくという、ギター好きにとっては涎もののエンターテイメントだと思います。
特に吉田先生が毎回披露される、自作曲の素晴らしい美声による弾き語りを楽しみに
しています。
こんな素晴らしいねずみの会を知らないアマチュアギタリストは、損をしていると思います。
より多くのギターを愛する方々に集まっていただき、末永く会が続くことを願っています。

全国のギター愛好家の皆さん、次回は6月です。絶対に楽しめると思いますので、私たちと
「客を呼ばないコンサート」でご一緒しませんか?
 

佐藤健児さんは、しばらく仕事の関係で京都へ赴任していらっしゃいましたが、
昨年から「ねずみの会」へ復帰。強力なメンバー再登場です。
上記の通り、ギターをこよなく愛してやまない男性です。彼のギターは穏やかな
演奏の中に、きちんとリズムを紡いでいく安心感があります。ブランクがあったにも
かかわらず、相変わらずの素晴らしい演奏でした。これからも楽しみです。
※吉田の演奏は、まだまだで(いくら年を重ねても)、メンバーの皆さんにこの会を
 通して、逆に勉強させていただいています。だだちょっとはみ出し者的な事をやって
 いますので、息抜きになるかも知れません。穴があったら入りたいくらい誉めていた
 だきました。(内心喜んでおります。)ありがとうございました。