ビジネス作文(びじねすさくぶん)

練習問題

事実と意見の区別

【参考→事実と意見

練習

 (つぎ)(ぶん)は《事実(じじつ)》と《意見(いけん)》のどちらを(あら)わしていますか?

 答えが表示されます。 ←の部分にポインタをのせると答えが出ます。

  1. リチャード・ニクソンは、アメリカの優れた大統領である。 → 意見
  2. リチャード・ニクソンは、アメリカの第37代大統領である。 → 事実
  3. いつも先生は、ニクソンが優れた大統領だったと言っている。 → 事実
  4. いつも私は、ニクソンが優れた大統領だったと言っている。 → 意見
  5. 日本の首都は宮崎である。 → 事実
  6. 日本人は勤勉である。 → 意見
  7. 日本人は、みんな眼鏡をかけている。 → 事実
  8. 彼女は美人である。 → 意見
  9. 彼女は女優である。 → 事実
  10. 昨日、彼女はボーナスをもらった。 → 事実
  11. 昨日、私はボーナスをもらった。 → 事実
  12. 彼女の家には部屋が30ある。 → 事実
  13. 彼女の家はとても広い。 → 意見
  14. 学生は勉強をしなければならない。 → 意見
  15. 物を買うにはお金を払わなければならない。 → 事実
  16. コカ・コーラはおいしい。 → 意見
  17. コカ・コーラは食べ物である。 → 事実
  18. 彼女は成績が悪い。 → 意見
  19. 彼女は彼よりも成績が悪い。 → 事実
  20. この建物は50年前に建てられた古い民家である。 → 意見

「『事実(じじつ)』と『意見(いけん)』を区別(くべつ)する」というときの「事実(じじつ)」とは、〈(ただ)しいこと〉という意味ではありません。

日本(にほん)首都(しゅと)東京(とうきょう)である。」という(ぶん)事実(じじつ)()べたものですが、「日本(にほん)首都(しゅと)宮崎(みやざき)である。」という(ぶん)事実(じじつ)()べた(ぶん)なのです。

もちろん、「日本(にほん)首都(しゅと)東京(とうきょう)である。」という(ぶん)(ただ)ししく、「日本(にほん)首都(しゅと)宮崎(みやざき)である。」という(ぶん)間違(まちが)っています。

事実(じじつ)」には、《(ただ)しい事実(じじつ)》と《間違(まちが)った事実(じじつ)》とがあります。

大切(たいせつ)なことは、「事実(じじつ)」を()べた(ぶん)は、その内容(ないよう)(ただ)しいか間違(まちが)っているかをはっきりと(さだ)めることができるということです。

一方(いっぽう)、「意見(いけん)」を()べた(ぶん)では、(ひと)によっていろいろな(かんが)えがあって、その内容(ないよう)(ただ)しいか間違(まちが)っているかを単純(たんじゅん)()めることができません。

【参考→事実と意見
ページの先頭へ↑
←ひとつ前に戻る
目次へ
トップページへ