初めて会う人とのあいさつ
初めて会う人とのあいさつ
初めて会う人とのあいさつでは、簡単な自己紹介をする。
- はじめまして。山本一郎と申します。どうぞ、よろしくお願いします。
- はじめまして。鈴木です。こちらこそ、よろしくお願いします。
あいさつが遅れた場合
あいさつ(自己紹介)が遅れたときには、謝罪してから自己紹介する。
- 申し遅れましたが、わたくし 鈴木良夫と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
- すみません。申しあげるのが遅くなりましたが、今井でございます。よろしくお願いします。
- 申し遅れましたが、〜
- 申しあげる
- 〜でございます。【→ ていねいな表現(敬語について)】
「〜である」の丁寧語(もとは謙譲語)
仕事で初めて会う人とのあいさつ
仕事のあいさつ(自己紹介)では、所属や担当と姓とを名乗るのが一般的。
- 株式会社タカハシ営業部の金子と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
- この度、御社担当となりました日本橋営業部の坂田です。よろしくお願いします。
- 御社
相手の会社のていねいな呼び方。書きことばでは「貴社」と書く。自分の会社は「弊社」と呼ぶのがふつう。
仕事のあいさつ(自己紹介)では、通例、名刺の交換が行なわれる。名刺は目下の者、または訪問した側から先に渡す。目上の相手が先に名刺を出したときは名刺をうけとり、「遅れまして申し訳ございません。」といって、すぐに自分の名刺を渡す。
名刺を渡すときには、所属と姓をはっきりといって渡す。名刺は、両手で持って胸の高さで渡す。名刺を持っていないときは、謝罪のあいさつをする。
- 申し訳ありませんが、ただいま名刺を切らしておりまして。
- 申し訳ございません。あいにく名刺を切らしております。
相手の名刺を受けとるときには両手で受けとる(「ちょうだいします。」という)。表(と裏)を胸の高さで読んでから、「田中様でいらっしゃいますね。」のように相手の名前をいう。名前の読み方がわからないときには質問する。
- 失礼ですが、お名前はなんとお読みしますか?
- お名前はなんとお読みすればよろしいですか?