パリ旅行3日目(9/29)
パン作り研修1日目(通訳付き)

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昨日、歩き回ったので、今日は足に来た。でも頑張る!!7時45分に私の憧れの芳美さん(YBの社長)迎えに来てくれて、研修先のパン屋さん『ぺトランダンタンAu Petran d'Antan』に行く。皆と挨拶を交わして、店長でパティシエのバジャマにスタッフのお土産(和柄のハンカチ(1))を渡した。

早速、芳美さんの通訳付きで教えていただく。まずは、フーガスフィセル(2)。ポルトガル人のスペシュ(ジョゼフ)が教えてくれた。明日はフィセルを42個作るのでちゃんと覚えておいてと言われた。本場の生地で成型させていただいて感激!

少し時間が空いたので、店内、厨房内、このお店の説明を芳美さんから聞く。このお店は2005年クロワッサンNO.1のお店だそうです。芳美さんとのお話は弾み、昨日の疲れも吹っ飛び元気が出て来た。芳美さんのこれまでの経緯やどんなパンを作っているかもお伺いした。

そして、トリエのアランに教えていただきながら、ブエノワズリーを作る。まずは、クロワッサン。最初は、中々上手く出来なかったけど、段々コツがつかめて来た。その内ビヤン●Tres bienとか言われて、上手って言われるようになった。嬉しい〜。おまけに、芳美さんが帰った後、韓国人の女の子ド・スンがちょっとだけ通訳してくれて、「(私は)上手い、良く働くって褒めてるよ」って。えへ。(*^-^*)調子に乗ってガンガン働いちゃった。それが手だったりして(冗談)。おまけに、元気だと言う事をアピールする為に、元気に歩くまねをして見せた。バジャマアランにはおどってると言われ笑われた。

おかげで、いろいろなパンの成型を教えてもらえた。クロワッサン(3)。パンオショコラ(4)(めちゃ美味しかった)。パンオレザン(5,6)(カスタードとオレンジピールとレザン。これもカスタードだけ舐めさせてもらったけどめちゃ美味しかった)。ブリオッシュの折り畳み。

途中、足がめちゃくちゃ疲れて、休んでいる時に「座ってもいい?」って聞いたら「いいよ」って言ってくれた。アランとはとっても気があった。

12時ごろ調度仕事が片付いたので、あがらせてもらった。

帰りに、とっても美味しそうだったパンオレゼン(8)を貰って、近くのベンチに座って食べた。あ〜、美味しい〜、幸せ〜。

【参考】
・店長はパティシエのバジャマ、トリエがアランスペシュ(ジョゼフ)がバゲットを作るポルトガル人、バゲットを作るケビン、パティシエのアンジ、韓国人の女の子でパティシエのド・スン。ここにはどうやら、入れ替わり、12人の従業員がいるようだった。
・フーガス、フィセル12個
・ブウェノワズリーだけでクロワッサン80個、パンオショコラ60個、パンオレザン110個、ブリオッシュ1箱6個入り75箱450個を作った。
・パン生地は延ばすとグルテンなので縮む。押して広げると芳美さんから大事な事を教えていただく。
芳美さんは天然酵母(ルバンナチュール)を作られている。(ルバンデュオ、ルバンリキュール)
・とにかくとっても楽しい。

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1.日本で写真を撮っておきました。
『ぺトランダンタンAu Petran d'Antan』は2005年のクロワッサンNO.1に輝いたお店で、このお店で研修させていただけるなんてとっても光栄でした。日本でも今、人気NO.1になったりする渋谷のパン屋さん『ヴィロン』がこだわって使っているフランスの製粉メーカーVIRON社の小麦粉『レトロドール』をここ『ぺトランダンタンAu Petran d'Antan』でも使っている。

でも、足がくたくた。でも、モンマルトルに行きたい。(帰国してから、母親に聞いたのだけど、母親もモンマルトルが好きで、更に亡くなった母方の祖父がモンマルトルがとっても気に入って、2回も行ったそう。おじいちゃん大好きだったなあ)。ベンチでちょっと休んで、私は頑張った。ここからモンマルトルは歩ける距離。3時間半かけてゆっくり廻った。

まずは、『ゴッホの家』(1)を途中で通った。

続いて、『カフェ・デ・ドゥ・ムーラン●Cafe des 2 Moulins』(2,3,4)。ここは映画『アメリ(原題Le Fabuleux Destin D'Amelie Poulain』の働いていたカフェで、そこでカフェオレを頼んだ。例のトイレも借りた。

次に、可愛い文房具屋さん『trait』(5)があったので、入ってみた。ポストカード2枚と牛のペーパーホルダーを買った。

次に、アメリに良く出てきた八百屋さん『レピスリー・コリニョン●L'Epicene Collignon』(6)。そこにはアメリグッズがたくさん売っていた。八百屋さんのポストカードとバジルソースを買った。

メトロの『アベッス駅Abbesses』(7)は何と工事中だった。残念。

目の前の郵便局(8)で切手とカードを買って、昨日書いた旦那へのポストカードを出した。

『アルティザン・ブランジェArtisan Boulanger』(9)でフリュートガナ●La Flute Gana(10)を買って歩きながら食べた。凄く美味しい。半分をホストファミリーのお土産にした。

その先のアメリの小道具で使われたアンティークのお店『ロブジェ・キ・パルルL'Objet qui Parle』(11)は中を見ただけ。

天使グッズのお店『ラ・ブティック・ドュ・ザンジュLa Boutique des Anges』(12)は予想外に可愛いチビ天使が売っていたので買った。でも、これなんに使うんだろう。

そして、どうしても行きたかった、『ピローヌ●Pylones』(13,14)に着いた。ハート付きのエッフェル塔がとってもキュートで2つ買った。日本じゃ東京タワーなんて買わないよなあ。でも、ハートが付いてるんだもん。惹かれちゃう。

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そして、サクレ・クール寺院●Basilique du Sacre Coeur(1)に着いた。凄く綺麗!凄く綺麗!日本人のカップルが写真を撮ろうとしていたので、声をかけて、ツーショットで撮ってあげた。私も、サクレ・クール寺院をバックに写真を撮ってもらった。

そして、一人で階段を上っていたら、数人のミサンガ売りの人に声をかけられ、捕まりそうになったので、ノンノンノン!と言って走って逃げた。階段の上でまた、さっきのカップルに会ったのだけど、2人ともミサンガ売りに声をかけられたと笑っていた。そして、私も人懐っこい方だと思うけど、そのカップルも人懐っこくて、アメリの八百屋さんとカフェの場所を聞かれたので、丁寧に教えてあげた。また、帰りにミサンガ売りに捕まりそうでねって言われたので、「だったら、テルトル広場Pl. du Tertreの方から帰ったらどうですかと勧めてみた。感謝された。えへ。(*^-^*)」

丘に上って見下ろしたパリの景色(2)は本当に素敵だった。ここに着て良かった〜。階段に座って、ゆっくり眺めていた。このままず〜っと座っていたい。

サクレ・クール寺院の中はほっとする場所だった。椅子に座ってイエス様の絵やステンドガラスを見たのだが、とても綺麗だった。

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テルトル広場(1)を見てから、『壁抜け男Le Passe-Muraille』(3)を見た。それを子供たちがスケッチしていた。

そして、私は風車を2つ(パリではここだけ。『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレットMoulin de la Galette』(4) と 『ムーラン・ラデMoulin Radetラデ風車』(5)探していたのだが、なかなか見つからなくて思い切って日本人らしき女の人に聞いてみた。そうしたら、その人も探していると言う事なので、一緒に見つけた。その女の人は明日日本に帰るらしく「色々見たけど、モンマルトルが一番好きかも」と言っていた。それを聞くと嬉しくなった。そして、バイバイした。

『モンマルトル美術館』(8)の入り口だけ見て、『キャバレ・Au Lapin Agile、オ・ラパン・アジル』(9,10)を見て、振り返ったらブドウ畑(11)(パリではここだけ)に気付いた。

そして、アメリが、皆を幸せにしよう!と盲目のおじいさんの手を引きメトロの入り口でバイバイする『メトロ12番線ラマルク・コランクール駅Lamarck Caulaincourt』(13)に行く途中ベランダにとっても可愛い(12)がくつろいでいた。近くにいた人達と皆で微笑んだ。本当に可愛いシーンだった。

メトロのLamarck Caulaincourt駅の前で、今日のモンマルトル散策はお終い。面白かった〜。ちょっと階段で休んでから帰った。4時前だった。

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2.ブラッスリー・ル・コンスラLe Consulat:ピカソやシスレー、ゴッホ、モネ、ロートレック等が集まった所。ユトリロの描いた『Le Consulat』は現在ポンピドゥーセンターに収蔵されている。
3.『壁抜け男Le Passe-Muraille』:マルセルエイメ広場内。マルセル・エイメは小説家で『壁抜け男』は映画やミュージカルにもなった。
4.『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレットMoulin de la Galette』:ルノワールやゴッホが描いた。
5.『ムーラン・ラデMoulin radetラデ風車』:風車はここが畑や果樹園の広がる農村だった事の証。
6.A La Bonne Franquette:看板が可愛い。レストラン。ルノワールやゴッホが常連だったとのこと。
7.ピンク色で塗られた壁のレストラン:ピカソが常連だったお店。もともとはユトリロと母ヴァラドンが住んだ建物で、モンマルトルの由緒ある場所のひとつ。
8.『モンマルトル美術館』:19世紀頃から芸術家達のアトリエとして使われ始め、ルノワールがここで『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』を描いた。3階のアトリエにはシュザンヌ・ヴァラドンとユトリロ母子も生活していた。
9,10.『キャバレ・Au Lapin Agile、オ・ラパン・アジル』:常連の画家アンドレ・ジルが手鍋を飛び越すウサギの絵を描いた。このお店の常連だったピカソは食事代として道化師(アルカカン)を描いた絵を置いていったらしい。アポリヌール、プールボ、マックス・ジャコブも足繁く通ったという。ア・ラパン・アジルは、ピカソ、モディリアニ、ユトリロが描き止めた。

夕食まで、日記を書いたりゆっくり休んだりした。ほっ。4時間も休めたので、姪っ子達に手紙を書いたり、日記を書いたり、食器洗いのお手伝いをした。Maiちゃん(今日帰っちゃった)が残してくれた。ぺトランダンタンのパン・ドゥ・カンパーニュを味見させてもらった。フルートガナを今日のお土産にジーナに渡した。その他、明日の予定、準備、荷物整理がすんだら、ジーナの子供達の勉強の横にいさせてもらって、日記を書いた。私もホームワーク。

ジャスミン(9歳)は、何か物語を暗記して復唱している。ミラリン(14歳)は電卓を使って何かしている。2人とも可愛い〜。

今日思ったのだけど、フランス語の先生は本当にいい先生だった。道の聞き方、説明がとっても役に立った。4週に渡っておしえてくれて、最後の授業でも復習してくれて本当に良かった。ありがとうございました。

夕食は、これまた美味しくて、lotte(カワメンタイ)のポワソン(魚のトマト煮)だった。

今日の報告をしようと思ったのだけど、過去形の話し方を知らないので、伝えるのにとってもとっても苦労した。

ジーナが明日の夜、疲れてなければ、モンマルトルに一緒に行こうって誘ってくれた。嬉しい〜。楽しみ〜。