平成22年5月23日
今までお世話になったP/T、O/Tさんが仕事上でご協力いただけなくなり、その後継者が見つからないまま、今回のリビリスポーツを迎えてしまいました。 しかし、基本的な流れは確立されているので、とりあえず慣れている種目で進めるこにしました。 バイタルチェックは電子血圧計を用いて確認しました。数値は確認できてもちょっと不安です。
今回の参加は、お天気がイマイチだったり、たまたまタイミングの問題で車椅子の人が7人、サポートの健常者が5人といつもと比べ少人数の上に健常者のほうが少ないという初めての異常事態になってしまいました。しかし、そんな中、いつも利用している施設スタッフの方が来てくださり、フルにお手伝いいてだき本当に助かりました。
さて、競技はいつも通り車椅子スラロームから始めました。2回づつチャレンジし、みんな2回目のほうが大幅にタイムを縮めました。車椅子の操縦技術の向上にとても役に立っています。そんな中 、ベテランのそめさんは3回チャレンジして、40秒、42秒、41秒と3回ともほとんど同じタイムで安定した限界技術を披露してくれました。
その後はスポーツ吹き矢です。少しづつですが、みんな上達して的に当たる確立が増えています。 満理子もしっかりと5発ともしっかりと矢を飛ばすことができました。これは、初めてのことです。
次に、定番になったボッチャです。ルールもみんな理解し、戦略的になって競技に対する面白味が 増してきました。まだ、なかなか技術が伴っていないので回数を重ねてうまくなっていきたいです。また、ランプスという球を投げられない人のためのレールの価格が高くて買えず、雨樋を利用してるのでそれも問題です。知り合いが提供してくれるので次回は本格的に競技に望めるでしょう。
昼食タイムは豪華弁当?をワイワイ話しながらおいしくいただきました。食後もしばしだらだらして、この、のんびりした時間も大切なんです。
午後一番は、体じゃなくて頭の体操で「古今東西ゲーム」をしました。このゲームが皆さん最も苦 手です。みんな悲壮な顔をして答えを考えています。降参した人には厳しい罰ゲームを与えて、本人 以外は大笑いでした。
最後は定番の風船バレーです。だいたい20分ハーフを2回やりました。ネットをはさんで風船を 突き合うだけなのですが、みんな童心に帰って真剣です。普段、動かせない機能もムキになれば可動 域以上に動くし、必要以上にがんばってしまいます。 これが、このリハビリスポーツの醍醐味であり効果なんです。みんなハアハアと息切れしているのを見ると、心配な反面、このイベントをやっていてよかったと思います。 今後も、このリハビリスポーツをより楽しく安全に継続させるためにも、より多くの協力してくれる専門家やサポートの方たちが必要です。
宮脇貞夫
記録更新に必死です 狙いを定めて おみごと! ボッチャに夢中 私にもできます 落とすな