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すっかり恒例となった行事で、浅草へGO、と総勢23名、うち車椅子7名が出かけました。取手発、守谷経由でTXを利用したところが
新鮮です。11時半にはレストランに入りました。「電車でGO」は、ここまでの道のりで多くのバリアをフリーにしてきました。電車
に乗る際のエレベーターは多種あります。駅員の誘導も様々ですが、設備も経路
も少しづつ改善されている気がします。それは、不便さを乗り越え、多くの方が
社会環境を開拓してきた結果でしょう。言うまでもなく、公共の交通機関は誰も
が利用できるものでなくてはなりません。そんな、当たり前でないことを当たり
前にしたくて「電車でGO」が始まりました。交通機関への啓蒙活動、一般社会へのアピールという大きな意義があります。
もう一点感じたことは、こうして外に向かっていく気持ちが、参加メンバーそ れぞれの自立につながっていること。施設や家族の枠から抜け出して、外出する 気持ちの総意が「電車でGO」であり、継承された目的がバリアフリーでしょう。 特に、今回の幹事である勝山さんはそれを体現していたように感じます。皆の 要望を取りまとめ、取捨選択し、企画を立てて、実行していく。こうした経験こ そNPO活動の一環であり、運営の礎になっていくものと思います。
浅草は国籍を越えて多くの方が集まっていました。また、車椅子の方が増えた
という感想を耳にしました。老若男女、障害があってもなくても、どんな生まれ
の人も、自分らしく楽しく生きていけたらいい。今回の小旅行で改めてそう感じ
た次第です。 A・H 記
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