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ボッチャ講習会 |
平成24年11月25日
今日、千葉ボッチャ協会の方たちを招いてボッチャ体験会をしました。 ボッチャはもともと脳性麻痺の方たちが楽しめる競技として提案されたものでパラリンピックの正式競技です。 NPO法人活きるでは、恒例行事として毎奇数月にリハビリスポーツを開催しています。その中でボッチャもやっていましたが、いくつかの競技行う都合や適当なルールの中でやっていて、ただジャックボール(的になる白いボール)に向かって投げるだけでした。 だんだん、参加者の中でもっと深くやりたいという機運があったので、すでに息子さんがボッチャ競技で活躍しているネット友のももえさんにお願いして今回の交流が実現したのです。千葉県は障害者スポーツの盛んなところで、ボッチャも人気があります。今年のロンドンパラリンピックにも千葉県から代表が出ました。今回はその代表選手の廣瀬さんを含め超ハイレベルな4人の選手が来てくれたのです。自分で投げられる方が2名、道具を使って投げる方が2名、そして投げる補助をしてくれる方や審判員など12名が来てくれました。 早速、自分で投げられる二人の方(機能によってクラス分けがある)が模擬試合(下の動画を見てください)をしました。 今まで、私たちがやっていたものと次元が違います。方向、距離感、作戦、全てにおいて初めて感じるものでした。 おふたりの試合結果は下の写真の通り、ミリ単位です。次にランプという道具を使うクラスの方たちがデモをしてくれました。投げる方向、距離を決めるためのランプの角度は選手が補助をしてくれる方に指示をして決めます。補助者は目標を見たり声をかけたりすることは一切禁じられています。 感覚で投げるわけではないので、その指示は想像以上に難しいものです。おふたりの技、試合結果も見事なものでした。昼食を摂った後、活きるのメンバーがチャレンジしました。千葉の方たちの指導のもとに正式ルールに基づいて試合をしました。二人組で3チームの総当たりです。 いつものリハビリスポーツの中では、投げたボールはボールに聞いてくれって感じでしたが、今回はみんなデモを見て真剣に考えて狙う競技としてのボッチャをしたのです。 千葉の方の指導のおかげか、なんとスーパープレイの連続が見られたのです。その結果に大拍手が続きました。 満理子も新しいランプを使い、今までで一番うまく投げられた(動画)のです。自分の要求を言えない満理子は方向やランプの角度を補助者に伝えることができません。でも、周りの方たちの応援で曲りなりになんとか競技ができました。今後、ボッチャによって要求が言えるようになるかもしれません。調子に乗った活きるのメンバーはノーハンディで千葉県に試合を申し込みました。3人づつの代表を選抜し、2ゲームしました。結果は敗れたものの予想以上の接戦になったのです。 周りからも大声援があり、とても盛り上がりました今回の経験は、NPO法人活きるの参加者にとって、真剣に物事に取り組み結果が出て喜びを得られるとてもいい経験になったと思います。そして、未だにボッチャ協会のない茨城県にこの競技を普及させて、今回経験したメンバーと同様の楽しめる場を作りたいという意欲も芽生えました。 このような貴重な経験をさせていただいた、千葉ボッチャ協会の今回協力してくださった方たちに感謝します。いつか、挑戦状を送りつけられるようになりたいです。 そして、その先に茨城ボッチャ協会の設立、茨城からの日本代表選出を夢見て・・・。 |
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