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イベント報告01 |
満理子さんと ”お茶をたのしむ会” 梅雨の空もひとやすみ・・・ お茶のたしなみのある人もない人も 満理子さんを囲んで、おいしいお菓子とお茶をいただき、 ゆったりとした時間を過ごすことができました。 |
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お花は紫陽花 |
満理子さんの ご挨拶 |
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お菓子は?? | 順番にお茶を 点てました |
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皆でお茶を一服 | |||
おいしいお菓子 とお茶に話も弾みました |
お茶をどうぞ | ||
"満理子さんとお茶を楽しむ会"の記 前日の炎暑に代わって涼風がふいた6月29日の昼下がり、交流センターのコミュニテ ィルームで、NPO法人活きるの初めての催し、「満理子さんとお茶を楽しむ会」が開かれ ました。(なんと結構なお茶室があるのをご存知ですか?) 当日はNPO法人活きるのメンバーに加え、ふくろうの郷からも、ホットスペースから も、老若男女19名が集まりました。 はじめに亭主である満理子さんから「皆さん、ようこそ」と挨拶があり、早速お茶を点 てて、お茶をおいしくいただくための、おまんじゅうを味わって、それぞれが一服、二服 と頂戴しました。お茶の嗜みのある人もない人も寛いでおいしくいただくのがお茶の心得。 そこで、お点前もお運びも、入れ替わり立ち替わり、なんとも風変わりなお茶席になり ました。 満理子さんこと宮脇満理子さんは、10年前にクモ膜下出血で倒れられて、2年半の入 院、その後全身に重い後遺症が残りましたが、パートナーである貞夫さんの献身的な介護 と機能回復訓練によって、今は少しづつ後遺症の改善が見られるとのこと。 聞けば若いころより茶道を習い、茶名も習得された腕前の由。それでは、満理子さ んの夢の実現を?と、この会の企画となりました。「ご感想は?」聞かれると「こんなのと は違います」と笑わせながらも「病気によってたどたどしいしゃべり方になったけど生き ていてよかった」と、ちょっとしんみり。 満理子さんは、ご主人のことをお父さんと親しみを込めて呼びます。そのお父さんのい つもの介助で、ゆっくりゆっくりお茶を味わいながら「とてもおいしいです」とお点前さ んにお礼の言葉を忘れないのは、さすが講師の貫禄でした。 満理子さんとの出会いによって、また、人と人とがつながっていったひと時、「今度は満 理子さんの好きなピアノコンサートにしましょうよ」と、散会しました。 この日、おまけがひとつ。北海道から帰ったばかりの染野和成さんから、釧路川の源 流をカヌーで下ったとの話を聞きました。 お抹茶とカヌー。この絶妙な取り合わせ、なんとも風流な文字通りお茶をたのしむ 会となりました。 (K.M) |