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UD食器の使用実験会
                                                            平成24年11月28日       
                                                

 笠間焼の作家さんたちがADL(日常生活動作)が低くなった高齢者や障がい者でも食事を楽しめるための「ひとにやさしい器」を提案し研究している「ひとらぼ」というグループがあります。
 NPO法人活きるは就労支援と当事者モニターとして参加していましたが、なかなか関われる人がいなくなり脱会してしまいました。 当初は大変お世話になったのに、お役に立てず心苦しい思いがありました。そんな時、ひとらぼブランチという作家さん達が今年作ったユニバーサルデザイン食器の試作品の発表会に招待されたのです。少しでも恩返しでお役に立てればと思い、満理子を含めて3人のメンバーで行ってきました。作家さんたちは実際に障害者と接する機会が少なく、イメージだけで作っているそうです。活きるのメンバーの身体機能は重度なので絶好のモニター役です。会場は笠間にある窯業指導所で開催されました。会場に入るとすでに多くの食器が並べられていて、いろんな料理も用意されていました。主催者、指導所の所長などの挨拶のあと、早速、自分で選んだ食器に料理を盛り付け試食会が始まりました。満理子の場合は、私が食事介助します。介助し易い食器を意識しながら食べさせました。すでに、我が家ではいくつかのひとらぼ食器を使っていますし、有名作家さんが満理子のためにオーダーメイドの湯呑も作ってくださり、その使いやすさは確認済みです。デンクルさんとKくんはいくつかの食器を試して、その食べ心地を確認しています。それらの感想を作家さんたちに伝えて今後の作品作りに反映してもらうというのが今回の趣旨なんです。Kくんが今回の趣旨に一番最適なモニターで作家さんたちに質問攻めでした。その都度的確な感想を伝え、Kくんが今回の趣旨に一番最適なモニターで作家さんたちに質問攻めでした。その都度的確な感想を伝え、とても役立ったと思います。茨城新聞の取材もあり、動画ニュースで紹介されるかもしれません。
こんな形でも貢献できることが嬉しいです。


作家などの関係者と、作品 試食しながらの質問する作家たち
今までに比べてカラフルになった。