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<市民活動支援活動>


NPO法人活きるでは地域の方々が市民活動に参加するためのきっかけ作りや、ボランティアに興味を持ってもらうための活動をしています。
平成19年度が間もなく始まるこの時期にいくつかの講習会を開催し、イベントに参加しました。

1.セカンドステージに挑戦する男たちの講座
藤代のふじしろ福祉の会(理事長:遠藤俊夫)と共催で、定年時期にある団塊の世代の男性をターゲットに、第2の人生を考えてもらうための講座を2月から4月にかけて前6回の講座を開催しています。 会社勤めをしている間は、自宅と会社の間を行き来するだけでなかなか地域に目を向ける機会が少ないと思います。 そこで、地域のことを知り、新しい生きがいを見つけるためのきっかけとなるような内容を企画しました。

1)第1回目 地域を知る・取手の歴史 1月20日
まず、自己紹介で初対面の方たちの顔を眺めます。 
取手市埋蔵文化センターの学芸員の方に、取手の歴史、文化財、取手にゆかりのある歴史人の話を約2時間かけて講義していただきました。
自分たちが住んでいるところに、国の文化財がありその歴史を知ることができました。 また、将門の伝説と史跡では欠かせないまちです。その他に、「一筆啓上火の用心、おせん泣かすな馬肥やせ」で有名な本田作左衛門の墓があり、その人柄や業績を教えていただきました。

2)第2回目 地域を知る・歴史探訪 2月3日
取手にある歴史的建造物を散策しました。 まず、取手駅前にある長禅寺です。承平元年(931)平将門が創建したと伝えられ、江戸中期より始まった新四国相馬霊場八十八ヶ所の一番札所にもなっている名刹です。 次の旧取手宿本陣は歴代の水戸藩主が泊まった染野家の建物です。 その後、八坂神社、念仏院を回りました。
それぞれの歴史を第1回目で講義をしてくださった、埋蔵文化センターの学芸員のかたが同行し、丁寧な説明をしてくださいました。

3)第3回目 男の割烹・蕎麦打ち体験 2月17日
台所に立つ機会の少ないお父さんたちに蕎麦打ちを覚えてもらい、奥さんや家族に自慢できる業を身につけてもらうために企画しました。 
藤代在住の蕎麦打ち名人に講師をしていただきました。 そば粉にすこしづつ水を加えて捏ねて玉を作り、それをのし棒で伸ばし、包丁で切って完成です。
その後、蕎麦をゆでてみんなで自分の作った蕎麦を堪能しました。 皆さんが蕎麦打ち名人になって、家で披露されていることでしょう。

4)第4回目 市内見学、懇親会 3月17日
守谷市にあるアサヒビールの工場を見学し、その後白寿荘でひと風呂浴びて昼食をとりながら懇親会を開催しました。 参加者通しの交流を深め、講座の成果や今後のことを話し合われました。

5)第5回目 内容未定  3月24日

6)第6回目 ボランティア講座 4月初旬
この講座の大きな目的である市民活動への参加を促すために、我々の活動を紹介して興味を持ってもらい、ボランティア活動に少しでも協力していただくことをお願いします。

2.市民活動支援フォーラム 
 おとうさんの地域デビュー〜市民・地域活動へのきっかけづくり〜 取手市市民活動支援課主催
2月17日に市民活動や地域活動を始めたいと考えている団塊の世代の方や新たな担い手をと考えている団体のみなさんを対象とした市民活動支援フォーラムが開催されました。
最初にNPO法人笑顔せたがや事務局長の山崎富一さんの市民・地域活動へのきっかけづくりの講演がありました。多くの町おこし活動の経験がありその成果を話してくださいました。また、市民活動に参加しやすい環境を作る大切さを強調されました。

その後取手地域の中での市民活動について、パネルディスカッションが行われました。
市内で市民活動や地域活動に取り組んでいる方に活動の現状や今後の展開についての意見交換やこれから活動に取り組みたいと方へのメッセージなどをNPO法人茨城NPOセンター・コモンズの横田能洋さんのコーディネートの下に進められました。 ゲストパネリストは工藤 悦子さん(NPO法人取手ぶるく)、納谷 昌孝さん(NPO法人環境NPOとりで)、そしてNPO法人活きるからは宮脇が招かれ、来場の方々に「活きる」の活動報告やボランティアが不足している現状を話し、協力依頼をしました。


3.障害者支援ボランティア講座
取手市社会福祉協議会の主催で全3回でボランティア講座が開かれました。そのうちの第2回目(3月12日)の講座をNPO法人活きるの宮脇が担当することになりました。
約18名の参加者を前に、宮脇とその妻の満理子が自己紹介のあと、宮脇がボランティア活動にはいったきっかけとして、満理子の病気と闘病、そして在宅介護の経験、リハビリ、インターネットでの交流、そして地域社会への参加デビューまでを紹介しました。
そして、障害者と介助者の関係をそれぞれの立場から話し、良い関係を作るための参考としてもらいました。
10分の休憩の後、宮脇が在宅介護で得た介助技術を参加者に見てもらいそして経験してもらいました。 基本的に在宅介護では一人で介護しなければ行けない場面が多く、それなりに工夫が必要です。 一般の介助技術講習では教えられていない、特殊技術や自分で考えた工夫を聞いてもらい、いざという時の参考になればありがたいです。
最後に、NPO法人活きるの活動を紹介し、ボランティア参加を要望しました。 講座が終わったあと、何人かの方に興味を持っていただき、活動の詳しい内容を聞かれ参加していただけそうな気配です。 一人でも仲間が増えれば今回の講座の大きな成果になります。