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平成23年度 第6回「介護者の集い」
介護実技研修会

平成24年3月15日(木)

 昨日に続いて、社協主催研修会の講師をやらせていただきました。今日は、介護家族または将来介護を想定している一般の方を対象に介護技術の実技指導です。

 私は、家内の満理子を在宅で介護を初めて15年になります。全介助の家内の介護を始めて、最初は全く介護知識がなく力任せでやっていて、ぎっくり腰、腰痛、両肘・両手の腱鞘炎が未だ慢性的に痛みがあります。介護保険が始まり訪問リハビリに来てくれていたN先生にいろいろ教わり、満理子の症状と自分の状況にあわせて腰に負担のない介護技術をいろいろ工夫してきました。
 自分の負担軽減と長く介護生活を続ける為に、今では、自分なりに確立された技術で少々痛みなどがあってもそんなに辛くない介護技術を身につけました。

 社協さんに招聘されてその技術を、今、介護されている方あるいはこれから介護するかもしれない方たちのお役にたてればと思い、私の介護方法を見てもらいました。
 今回は技術指導が中心なのであまり余計な話はしないで、ベッドから少しでも離れる意義をお話し、早速、実技に入りました。
 まずは2種類の立ち上がり介助を見てもらいました。1つ目は筋力が低下した方に残存機能をうまく利用して立ち上がりの介助する方法。次に片麻痺の方に立ち上がりを介助する方法です。どちらも、人間が本来立ち上がる動作を人為的にお手伝いする方法です。

 休憩を挟んで、全介助の方をベッド―車椅子間の移乗介助の技術を2種類見てもらいました。私の見本をまず見てもらったら、そんな難しいことはできないという反応でしたが、コツをお教えするとほとんどの方が実際に出来て皆さんとても満足されていました。
 しかし、体で覚えることが大切で、練習の繰り返し、日常での介助をしないとすぐに忘れてしまいます。NPO法人活きるでは定期的に介護技術勉強会を開催していますので、みんさんをお誘いしました。
 次回勉強会は4月8日(日)午前9時〜12時 福祉交流センターのコミュニティルームで開催します。興味のあるかたは来てください。
  お問い合わせ  0297−73−8361 NPO法人活きる 宮脇まで(平日の10時〜15時)
(宮脇貞夫)
講話 立ち上がり介助 片麻痺の方の介助
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