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第18回介護技術勉強会

平成26年2月2日(日)

 介護技術勉強会も18回目です。 ほそぼそとですが会を重ねるごとに、同じ内容でも深くなり、この会の価値もでてきています。今回も介護現場であった難しい介助事例について語り合って最善の方法をみんなで考えました。

さて、今回も新たな参加者が3名いて、合わせて13人の受講がありました。 今回は先生のI先生は二日酔いでかなりつらそうだったけど、それをお首にも出さず、いや大いに出しまくって楽しい雰囲気で始まりました。
 前半は立ち上がり介助です。 意外と使う場面が多いことがだんだんわかってきました。 自分で立ち上がれないと思っているお年寄りが、ちょっとお手伝いをすれば立ち上がって歩けることもあります。
まず、立ち上がれるかどうかの下肢筋力の確認をします。  そして、残存能力をフルに使って自分で立ってもらうように補助します。 あくまでも力技ではなく技術を使います。

下肢筋力の見極め 先生のお手本 みんなで練習
 休憩の後、トランス技術(ベッド←→車いす間の移乗)の勉強です。 大体、施設では大勢スタッフが居るので人海戦術が期待できるので新しい技術を学ぶ姿勢がありません。 費用がかかるのでリフトも配備せず、バスタオルをタンカ代わりにしているところもあり危険この上ないです。 適切な秘術を身につければ夜間のスタッフが少人数体制の際も移乗介助できます。 災害時の時も一人で対応できる事にもなります。  ぜひ、スキルアップしてもらいたいです。
 意見はさておき、今回も抱える介助、大車輪、スーパートランスを学びました。 どれも見た目は大技ですがコツを覚えると一人の小さな力で人間を一人抱えることができます。 これにより腰などに負担がなく介護職の職業病である腰痛からも解放されるし、利用者は温かい人の手でいつでも快適な移乗してもらえます。
大技・大車輪 コツが分かれば軽々と 当事者で練習・緊張です
 メンバーのKくんが協力してくれて、当事者で体験することが出来ました。 彼は若干体が固いので難しいところもありましたが、技術によって簡単に移乗出来ました。ちなみに私は満理子の移乗はスーパートランスを使っています。全く力を使わずにヘビー級の当事者を抱えることができます。
これからも、ほぞぼそと継続し地域の介護家族や事業所のスタッフ、介助ボランティアの育成のお役に立ちたいと思っています。
 
 次回は4月13日(日)9時から 取手市福祉交流センターコミュニティルームで開催します。 参加費無料なのでプロの介助スタッフだけでなく、介護家族やボランティアの方の参加も募集しています。 ぜひ、お越しください。 

お問い合わせは  0297−73−8361 宮脇まで 平日の午前10時から午後3時までの対応になります。
(記 宮脇)