ＮＰＯ法人活きるは平成17年2月に当事者とその家族そしてそれを支援するボランティアが中心となって設立された。そして障害者の自立と社会参加を進めるために、これに賛同する会員や地域の人たちと、専門的な知識と経験のある方たちの協力を得て生活、介護、就労、余暇活動、地域サービスなどを目的とした総合的な支援を行い、障害者や家族が人間本来の生き方ができるような活動を進めています。
　具体的な活動として、社会参加のきっかけづくりのために、リハビリ目的のスポーツイベントをはじめ当事者やボランティア、専門家との交流する場として各種イベントの開催、そして障害者の社会参加のためや高齢者の外出の移動手段を提供するための道路運送法79条申請による福祉移動サービス事業の運営。また、就労支援のために冷凍水産品や介護食器の販売、印刷事業、移動サービスの事務作業などを就労訓練の場として提供しています。

　このような活動が認められ、取手市の推薦を受け、今回、毎日介護賞水戸支局長を受賞しました。この受賞は、積極的に障害当事者が地域に働きかけ、そしてそれをサポートしてくださった多くのボランティアの方々によるものです。これからも、より一層精力的に活動したいと考えています。推薦してくださった取手市藤井信吾市長、高齢福祉課、そしていつも応援してくださっている地域の方々に感謝いたします。

毎日新聞の記事の抜粋
「２００９年毎日介護賞で水戸支局長賞に輝いたＮＰＯ法人活きるに１２日、末次省三同支局長が出向き、染野理事長に受賞盾を贈った。（中略）染野理事長は「盾をいただき、あらためてうれしい。今後の活動の励みにしたい」と話し、末次支局長は「模範となる活動を今後も続けてください」と激励した。」