●野菜の美味しさ再発見 六花(りか)●
管理人の自宅から徒歩5分。28年前から利用しておりますが、当コーナー初登場です。伝説の函館塩ラーメンサミットに出場するなど、確かな実力を持つ六花の一杯は、体の芯から温まりそうです。鶏ガラ、豚骨、香味野菜のダシが独自にブレンドされたスパイスと調和し、適度な辛さ、タンメンに負けない程の野菜、スープのトロミも、計算されたバランスです。店主の中曽根さんは、昔とまったく変わらずエネルギッシュですが、やはりこのカレーラーメンを食べているお陰なのかも。
Tel 0138−43-5718

   ●家庭的な味  大将
自家製麺がおいしい同店のカレー麺は甘口。比較的、客の年齢層が高い故に、スパイシー過ぎない味付けは正解だと思います。常連客を大事にする店主はまさに大将と呼びたくなる存在です。トロミの効いたスープはたっぷり野菜との相性は良く、健康を考えた温まる一杯です。辛口が好きな人には合わないかもしれませんがこれからの寒い季節にいただきたい優しさが伝わってくるようです。

 ●らしさを追求 森町  東光亭
森町にありながら函館からも多くのファンがつめかける同店の一杯の基調は札幌風のコッテリ系。麺も西山です。スープはカレールーというよりカレー味が効いたさらりとしたタイプです。それでも元のダシの旨味が後を引き、納得させられます。私見ですが、コッテリ系は苦手なので、スープも完飲できませんでしが、満足感は高いです。森町では次郎長と人気を2分しますが、タイプが違いながらも高レベルの両店は函館から40キロの距離を億劫とさせない魅力があります。

●函館カレー麺の老舗 天狗
良心的な価格、分厚いチャーシュー、やや濃い目の味付けながら、くどくないスープで常連客が多い同店の一杯は本格派です。個人的にカレー麺は辛口スパイシー、スープはトロミのあるタイプが好きです。天狗の一杯は僕的にストライクでした。かなり、室蘭の大王系に近い感じです。これで580円とは立派です。
函館市赤川1丁目16-12
0138-46-5056