●ショッピングセンターで讃岐うどん●

函館で気軽に手打ちうどんが食べられる長崎屋地下1F さぬ平 写真は ぶっかけ冷やしうどん 麺は当然ながらラーメンと違いかん水を使っていないため麦の甘さが充分に伝わってきます。ただ、最初のイメージと違うのは麺が柔らかく、もう少し歯ごたえがあってもよいのかなと感じました。この店は場所的にも函館讃岐うどん入門としては良いかも知れません。ここでうどんについてもう少し究めてみたいと思いました。

●地元ブロガーが集める しすせそ ●

函館に本格的な讃岐うどんを普及すべく、材料を本場から取り寄せるほどこだわった しすせそ 写真はぶっかけポン酢うどん+ちくわ天です。結論からいって感激しました。、麺類を食べない日が無い僕がイマイチ良さが分からなかったうどんに開眼させられました。歯ごたえ、喉越しとモッチリ、スルスル、プツンと漫画のおいしんぼの中の擬音が思い出されます。難点はオーダーしてから茹でるので10分以上ので時間に余裕のないときは行きづらいことです。

●イリコが旨い 渡辺うどん●

大型ホームセンターの駐車場に店を構え、造りも渋いお店です。システムはセルフで惣菜を選び、カウンターでうどんを注文して会計。写真はぶっかけ(中 420円+天ぷら)です。イリコの効いたつゆは薄味ながら旨味成分たっぷり。ちなみに、店には日曜日の午後に訪れたのですが店は満席。客足が途絶えません。立地条件の良さを差し引いてもうどんで行列ができるなんて函館にもうどんが根付いてきた証だと思います。

 ●うどんやさん出身のラーメン店●

うどん特集を思いたったのは、ラーメン発見伝第12巻の『奇跡の讃岐うどん』を読み、麺を一度、考察する必要性を感じたからでした。両者の違いはなんといっても麺のコシを出す手段としてかん水を使うかどうかです。かん水には独特のにおいがあり、リン酸が健康上問題視されます。写真の蝦蔵(塩)は天然の内モンゴルかん水を使用。くさみが無く、麦の風味が生きております。スープもカニや昆布等の魚介類からとり、ありそうでなかった一杯です。食=健康だと再認識します。