Handy Graphicは macOS用です。
Windows用、あるいは X Window用のバージョンはありません。
Handy Graphic は、C言語によるプログラミング学習のために開発された グラフィックライブラリです。 簡単な関数呼び出しで、円や直線、長方形、あるいは文字列などを 描画用ウィンドウに描くことができます。 プログラムの動作を目で見て確認することができるため、プログラムの実行順序や アルゴリズムに関する理解を深めることができます。
Handy Graphic は、以前、大阪大学や大阪市立大学などでプログラミング学習用に 利用されていたグラフィックライブラリである EasyGraphic を、 使いやすく整理し、さらにアニメーションの表示などの機能を強化したものです。 現在、京都産業大学情報理工学部の授業で利用されています。
ここでは macOS上で動作するライブラリ、ヘッダファイル、および表示用プログラムを無償で提供しています。 macOSに添付されているソフトウェア開発環境と、このパッケージがあれば、 すぐに利用できます。X Windowを利用する必要はありません。
簡単なプログラムと実行例を示します。
詳しい使い方は「ユーザーズガイド」を参照して下さい。ユーザーズガイドは下のリンクからダウンロードできるインストール用パッケージにも含まれています。
次のファイルをダウンロードして下さい。拡張子が zip のままならばダブルクリックして圧縮を解凍します。
拡張子 dmg のファイルをダブルクリックするとディスクイメージがマウントされ、以下のファイルが存在していることがFinderで確認できます。
インストーラパッケージ HandyGraphic0.80.pkg をダブルクリックして、インストーラの指示に従って下さい。Macの管理者のパスワードが必要です。
インストールが終わったら、必要なファイルを適切なディレクトリにコピーし、ディスクイメージを取り外して下さい。なお、インストールが正常に終了していれば、アプリケーションのディレクトリに HgDisplayer というアプリケーションが存在しているはずです。
Handy Graphic 0.8.0 は、macOS 10.12 (Sierra), macOS 10.13 (High Sierra) でも動作しますが、コンパイル時に大量の警告が表示される現象を確認しています。これは macOSのシステム側の問題です。 これらのOSでは、次に示すバージョン0.6.5を使って下さい。0.8.0とはほぼ完全に互換性があります(互換性については 0.8.0のユーザーズガイドを参照)。
Handy Graphicのソフトウェアおよびそれに付随するドキュメント、サンプルプログラムに関する 著作権は荻原剛志に属しています。
ただし、その利用および再配布に関しては制限を設けません。 内容に変更を加えない限り、利用許諾も必要ありません。
なお、本ソフトウェアを利用したことによって何らかの損害が発生した場合、作者は一切の責任を負いません。