波に響く

ドレミファソラシドから
レとラを抜けば沖縄の音
弾いてごらん
明るい響き
エスニックな響き
沖縄さ!
青い海が見えてきただろう

風のリズムに乗せれば
子守唄
ウージ畑を抜けてくる
緑の風
アンマーの腕の中
まどろむよ
気分はワラバー
人肌のやすらぎが満ちてくる

心のリズムに乗せれば
情歌   <なさけうた>
あたたかい夜風は
人恋しさを連れてくる
爪弾く三線
含む泡盛
気分がうずくよ
心のほてりが我慢できない

波のリズムに乗せれば
カチャーシー
生きる喜びが
ど真中に響き
体が自然に動き出す
踊ろうよ
気分はディスコ
どんな高い波も乗り切れるさ

■書始−91/06/16 ◇『琉球音階のルーツは?』という学問的な事も大事ですが、
生活の中で民謡が生きている沖縄の素晴らしさを伝え続ける事がもっと大事だと思います。

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