いつも通りの片思い

君の乗るバスは、8時5分で
5分前にバス停に来る
僕の「おはよう」のあいさつに
いつも、君は返してくれる

君の細い肩の、黒髪から
甘いリンスの香り
「あのね…」と、言うには遠過ぎて
君の背中だけを見つめてる

だけど、君は外ばかり見て
見つめる僕に、気が付かないのか
それとも、君とアイツの噂は
本当なのかな?

君を思う気持ちを、手紙に書いて
ポケットに、いつも入れているのに
今日のバスも、時間通り
手紙を渡せないのも、いつも通り
いつも通りの片思いさ

君は、サッカー部のアイツと
恋人同志だなんて噂を
聞いてからさえも
あきらめきれないのさ

君を思う気持ちを、手紙に書いて
ポケットに、いつも入れているのに
今日のバスも、時間通り
手紙を渡せないのも、いつも通り
いつも通りの片思いさ



■書始−17/12/18:曲有。 ◇「亮」の好きだったりぼんちゃんは、固い女の子ではなく「おはよう」と言えば、
「おはよう」と返してくれるような女の子でした。「亮」から、告白したとか、手紙を書いたとは聞いていませんが、
何かアタックをしていたのかもしれません。
りぼんちゃんではありませんが、自習時間に廊下を歩いていると、女の子がこちらに走って来て、角を曲がりました。
その後、男の子が追って来ました。どうも、追いかけっこをしているようです。女の子は、中学から知っているそばかす
のあるK子でしたが、最初はどこの美人か?と思いました。たぶん、恋をした分キレイになったのかな〜と思いました。

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