会いたくて!会いたくて!女子ォ

会いたくて!会いたくて!
会いたくて!女子ォへ
「○○さん、面会の方です」の放送
黒いセーター、君のとても驚いた目

「とても、とても、会いたくて来た、ゴメンネ」
「ありがとう」と、君の返事
その返事に、僕は天にも昇るくらい嬉しかった
それから、二人は消灯まで4時間くらい話した

「子供には、ピアノを習わせたいんだ」
「エッ!私もそう思っているの」と、君 …
紐がより合わされながら、舞い上がるような、
こんな会話が、楽しくて楽しくてしようがない

「ちょっと待ってて」と、君はコーヒーを持ってきた
温かいマグカップを両手で包み込みながら、二人は
「人生に一度しかない、幸せな時間を過ごした」
「ちょっと待ってて」と、君はお土産に「サキイカ」をくれた

私には、何十年、イヤ一生、忘れない想い出なのです


■書始−18/01/02:曲無。 ◇大学1年、ダンスパーティーで一目惚れした女の子に「会いたくて 
会いたくて 女子ォ」
へ、行ってしまいました。
「二人の会話は、まるでつなぎ目のない紐」でした。あの時のコーヒーは、本当においしかったな〜。
帰り際、彼女は「文化祭」に誘ってくれ、小さな袋を渡してくれました。中身は、サキイカとお菓子でした。
今でも思い出す、私の人生最高の時の一つです。(ア〜懐かしい)

backindexnext