結婚式ですよ(ニービチでーびる)

1.結婚式ですよ  婚式ですよ
  かぼゃと大根の 結婚式ですよ
  歌ってください 踊ってください
  ご馳走も 召し上がってください

  沖縄から 宮古から 石垣島から
  本土から みんなが集まって
  歌ってください 踊ってください
  ご馳走も 召し上がってください

  デイゴとハイビスカスが
  「かじゃで風」を踊って
  とても 素晴らしい結婚式です

2.結婚式ですよ 結婚式ですよ
  かぼゃと大根の 結婚式ですよ
  歌ってください 踊ってください
  ご馳走も 召し上がってください 

  紅芋と砂糖きびが「十九の春」を
  歌ったけれど、オンチでした
  歌ってください 踊ってください
  ご馳走も召し上がってください

  ゴボウと田芋の空手の演武ですよ
  とても おもしろい
結婚式です

3..結婚式ですよ 結婚式ですよ  
  かぼゃと大根の 結婚式ですよ 
  歌ってください 踊ってください
  ご馳走も 召し上がってください 

  ゴーヤーとへちまが「谷茶前」を
  踊って、美しい舞姿です
  歌ってください 踊ってください
  ご馳走も 召し上がってください 

  二人の間に生まれる子供は
  人参だと思われます
  とっても めでたい結婚式です
  とっても 大きな結婚式です




■書始−03/11/30:曲有。 ◇この曲は、仲吉史子さんの朗読「ニービチでーびる」を元に、作詞・作曲しました。
朗読「ニービチでーびる」は、紆余曲折があって結婚式までゆく、とても楽しいストーリーです。
*朗読「ニービチでーびる」は、「3詩集」の「1ニヘーデービルウチナー」の「2ニヘーデービルウチナー(朗読版)」で
聞くことができます。
作詞は、沖縄方言で作られましたが、ここでは標準語訳を載せてあります。

紅芋と砂糖きびが「十九の春」を歌ったけれど、オンチでした
沖縄方言で「オンチ」の事を「ヒジャイヌーディー(左の喉)」と言いますが、なぜ(左の喉)なのかは、さすがの仲吉史子
さんもわからないと言っていました。他の人は「左前とかと、同じ語法では」との推論でした。

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