本当に(君だけを)

いつだって僕は、君を待ってる
いつも10分遅れの君を
あの頃僕は君の、笑顔を見るだけで
「死んでもいい」と思ってた
本当に

いつだったか君が、泣いたことがあった
僕たちの愛に泣いたのだと
思った僕だけど、
君はあいつと、僕の狭間で、
苦しくて泣いていたんだね

「恋人ができたら、私にも見せて」なんて
君の言葉とは、思えなかった
君の笑顔100%、僕のものだと思ってた
あの頃の僕にとってみれば

◆ 間奏 ◆

いつだったか君を、1時間待った
いつもの公園、いつものベンチで
待つ事の苦しさの中で、
僕は心の底から知ったよ、
君を愛してしまった、本当に

「ごめんなさい」なんて謝る君だけど、僕は
やっぱり、憎めやしない
謝るほど悪いことなら、もう一度
僕の所、戻ってきて欲しいよ
ラララ…

いつだって僕は、君を待ってる
本当に
本当に
本当に


■書始−81/06/28:曲有。 ◇大学1年のダンスパーティーで出会った女の子が、モデルの詩です。
大学で僕と出会い、二人で楽しい時を過ごしましたが、彼女には、高校時代から思いを寄せている男の人
がいました。いろいろな事がありましたが、結局、僕が彼女から離れてゆく形でフェードアウトとなりました。
今でも「大学1年でなく、2年か3年で出会っていたら、彼女を絶対に離さず、もしかしたら結婚をしていた
かもしれない」なんて想像をしますが、男女の関係で「もし」をいくら並べても、連想ゲームにしかなりませんネ。

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