♯ヒコさん心の一曲−そよ風の誘惑(オリビア・ニュートン・ジョン)


・オーボエのイントロ、とても聞きやすいクリアー声、親しみやすく
 何か心の奥をくすぐる様なメロディー、「そよ風の誘惑」という
 タイトル、オリビア・ニュートン・ジョンという何か知性を感じさ
 せる名前、写真を見るとイギリス美人‥‥
 「そよ風の誘惑」という曲は、あの頃青春真っ只中だった私には魅力
 要素がいっぱいあふれる一曲でした。

・オリビア・ニュートン・ジョンが本名かどうか知りたくて、いろいろ
 調べましたが、結局わかりませんでした。オリビアの祖父も父も
 物理学者で、祖父はノーベル物理学賞も取っている事、母が元歌手で
 ある事などが再確認できました。
 私は、昔から本名ウンヌン−特にニュートンというミドルネームは、
 物理学者の親戚がいるのでつけた芸名ではないか?と疑っていたのです。

・あるインタビューで「とても美人ですね〜」という記者の引っ掛け
 質問に対してオリビアは、『おかあさんに感謝しないといけないわね。』
 とスマートに答えています。家庭環境やこのインタビューなどを聞くと
 彼女の美しさは、知性も手伝っているのではないかと思わずには
 いられません。

・「そよ風の誘惑」は、アメリカ(75年第1位)と日本でもかなり
 ヒットしましたが、本国イギリスではヒット・チャートに顔も出し
 ていません。それよりも「愛の告白」の方がヒットもし、数々の賞も
 とっています。この曲は、日米人好みなのでしょうか?
 とても不思議なヒット曲です。

・日本でオリビアというと杏里(あんり)のヒット曲「オリビアを
 聴きながら」が有名です。タイトルのオリビアは、オリビア・ニュ
 ートン・ジョンの事だと聞いております。私もオリビアのアルバム
 を3枚持っておりますが、日本のあの頃のポップファンは、カーペン
 ターズとオリビアのアルバムを必ず持っていたのではないでしょうか?
 ちなみにオリビアは、カーペンターズのカレンとも大の仲良しだった
 そうです。

・オリビアは、結婚して子宝にも恵まれましたが、乳ガンが見つかり
 手術した話も聞きました。この間のシドニーオリンピックのオープ
 ニング曲を歌うオリビアは、健康そうでやはり綺麗で、私も何か旧友
 にあった様にうれしかった一時でした。

・「そよ風の誘惑」がヒットした頃、私は高校生でした。この曲は、
 歌の素晴らしさと「外国美人」への憧れもあってか(?)受験勉強の
 友として毎日の様に聞いていました。
 明け方になり受験勉強に疲れてくると「そよ風の誘惑」のアルバムに
 入っている「朝もやに包まれて」という曲を聞いていました。その後、
 『コーヒーを買い行く』という目的で、コートを着て冬の明け方の散歩
 に出かけて行きました。その距離がどんどん伸びて何10キロとなり、
 地図を買ってきて、歩いた道を確認したり、今度はここへ行ってみよう
 と発展(?)していきました。それを私は、ST(Small Trip)と名付け
 ました。私とオリビアが結びつくとても懐かしい想い出の一つです。

 (101-2004/12/18記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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