♯ヒコさん心の一曲−化粧(中島みゆき)


・「中島みゆきさんの一番好きなの曲は『化粧』です。」
 と、答えていた桜田淳子さん。
 じゃ!カバーしたのかなと?調べてみると、
 「しあわせ芝居」「追いかけてヨコハマ」‥ありません。
 『化粧』をカバーして、元歌以上の味を出す。
 ウ〜〜ン‥これは誰がやっても難しいと思います。

・昔は、成人式の前に化粧をする事はまれで、成人式で
 初めて本格化粧する女の人が多かった、と思います。
 みゆき姉さんも所属した、当時のフォーク同好会は、
 Gパン、ほぼノーメイク女性が多かったです。
 「あたしゃ歌が恋人。化粧なんてどうでもいい!」と
 いうフインキでした。ハイ。
 男子部員は「ビジュアル系」なんて言葉もない時代、
 「今。。起きました〜」という顔と爆発頭で歌って
 ました。

・「♪今夜、死んでも いいから きれいになりたい」
 化粧をしない男は、その分、女心もわかりません。
 「最後の最後に会ってどうなる?」
 「手紙の束を返してもらってどうなる?」
 「惨めさが増すばかりじゃないの!」
 女心もわからず、グサリ!グサリ!と言います。
 でも女は、会い行くのですね。
 女の執念は、傷つく事も覚悟で会いに行くのですね。
 生霊となってでも、会い行くのですね。
 
・「♪流れるな 涙 心で止まれ」
 立ち向かう女。
 「私を捨てるような馬鹿な男に涙は見せたくない。絶対に!」
 の決意!
 とは裏腹に、体は正直に涙を噴出します。

・「♪バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて」
 愛に立ち向かう人は「バカ」ではありません。
 しかし「愛してもらえるかどうか」は別です。
 しかし「本当の愛」は、立ち向かわなければ得れません。
 広い世の中「玉の輿」「棚ボタ愛」を当てる人もありますが、
 付属品より本体の「愛のレベル」を確認する事を強くお勧め
 いたします。

 (813-2008/6/1記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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