平成15年11月3日 浦賀湾


今日はM先生、バリ君の3人で朝3時からやってきた。
M先生はいつものポイントに、そしてぼくは前回結果を出した別のポイントに。

そしてバリ先生は開始30分足らずで車の中へ。
こやつはこの後帰るまで車の中に・・・。

夜のうちはアタリがなかった。
夜が明けてしばし、係留船の下を狙っていたぼくにアタリ。
誘ったら魚がひっぱっていく、計算どおりのアタリ。

30分足らずの間にヒラメモドキを含めると4発のアタリがあり、
25cm、30cnと続き、一際大きなアタリは43cm、
計3匹のチヌをしとめることができた。

反対側でがんばるM先生が実に悔しそうだ。
ぼくも10時頃に満足して車の中でM先生が買っていた
小岩井コーヒーを勝手に飲みながらしばし悦に浸る。

その後、昼過ぎから雨が降り出した。
やめる気配のないM先生、背中からは執念のオーラがにじみ出ている。

そして開始から12時間たった15時半頃、
雨が降ってきた、もうだめかと思った時、M先生の遠矢ウキにアタリ。
36cmのチヌをしとめた。

12時間粘って1回のアタリで仕留める、ここに自称チヌ師の執念をみた。
短期な自分にはとても真似できない・・・。

この直後、図ったかのように雨足が強くなり撤収。
雨の浦賀を後にした・・・。

<3年後に思ったこと>
翌年、そして翌々年、M先生は2匹のゴーマル越えをしとめた。
いずれも同行した自分は竿を仕舞った後、もしくは遊んでいる時に。
この執念こそが関東でゴーマルの壁を突破するカギだと思った。
これは四国でロクマルを釣るにも同じことが言えるのではなかろうかと。

とじる?