藤井 宗久(ふじい むねひさ) 1568〜1649年   享年 82歳 


13代当主、「妙法寺」の開祖、1560年代には藤井氏の勢力は滅亡寸前まで衰え、父・宗貞が早死したので再婚した母と共に宇津川へ住み微禄を育み細々と生活していた宗久であったが、転機が訪れる、1592年に朝鮮出兵で活躍し主君・益田元祥に認められ、1596年に朝鮮から帰国の際に「聖石」(さとりいし)を持ち帰った、この時、加藤清正の姿勢に共鳴し日蓮宗を熱心に学んだ、1602年、主君・元祥に妙法寺へ寄進してくれるよう懇願し願いが聞き入れられ4反7歩の寄進を受けた、さらに同年「順念寺へ1段8歩の寺領を寄進した、その後、丸茂の土居に住み、土居氏の始祖となった。

藤井氏
11代 藤井宗友 12代 藤井宗貞 御家復興 藤井宗久
藤井清友

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