Taikiが今まで主に読んだ戦国時代に関わる文書を紹介します。
益田氏
子孫が現在も東京に住んでいるので東京からの逆輸入系の書類が揃う、東京で分析が進んでいるらしく益田氏主本の動きは明確である、あとはそれを織り成す家臣(地頭)の存在を追及する。
史料集 益田藤兼・元祥とその時代 評価・・S級 発刊・・1999年 3月 著者・・井上寛司 岡崎三郎 観察結果・・戦国時代の益田家に縁のある書状等を中心に丁寧に書かれております。 |
石見益田人名風土記 評価・・B 発刊・・1967年 7月25日 著者・・高橋正喜 観察結果・・戦国期も丁寧に書かれていますが、やや資料が古く、解釈が難しいかも。 |
中世益田氏の遺跡 評価・・S 発刊・・1979年10月25日 著者・・廣田八穂 観察結果・・益田一族の動き、城や館など様々な模様が書かれている、参考資料多い。 |
益田風土記 評価・・A |
郷土人物史 評価・・A |
益田史誌 評価・・S 発刊・・1975年12月20日 著者・・益田史誌市誌編集委員会 観察結果・・益田氏の事のほとんどが載ってます。 |
益田市史 評価・・S 発刊・・1963年11月 3日 著者・・矢富熊一郎 観察結果・・大掛かりな資料を最初に纏めている本だけにその苦労は大変であったと思われる一作。 |
二條村物語 評価・・A 発刊・・1950年 7月30日 著者・・岩本喜一・青木勲 観察結果・・多少の誇張はあるも黒谷地方の喜島氏と黒谷氏の詳細が分かる、喜島宗勝が活躍。 |
故郷 二条物語 評価・・B 発刊・・1978年 9月 1日 著者・・福場文弐 観察結果・・情報としては戦国期より「寺・神社」関係が少し参考になりました。 |
ふるさと真砂史 評価・・S 発刊・・1986年11月11日 著者・・岡本廉造 観察結果・・益田家臣の城一氏と杉森氏と波田氏が詳しく書かれてある。 |
楠氏と石州益田 評価・・C 発刊・・1980年10月31日 著者・・楠孝雄 観察結果・・城一氏の始祖・楠一族の動きが分かりますが、推測で結構物事を書いています。 |
横田物語 評価・・A 発刊・・1977年 1月 1日 著者・・大庭美一 観察結果・・石見横田の歴史と豊田氏の歴史が載っています。 |
ふるさとの歴史と伝説 評価・・S 発刊・・1978年 1月20日 著者・・石川寿保 観察結果・・僕の近所の爺ちゃんが書いた本、向横田の歴史と城市正雄の詳細が分かる。 |
ふるさとの歴史と文藻 評価・・A 発刊・・1992年10月 1日 著者・・石川寿保 観察結果・・僕の近所の爺ちゃんが生前に書いた本、城市正雄の情報があり。 |
三葛小誌 評価・・A 発刊・・1971年 8月20日 著者・・渡辺友千代 観察結果・・戦国期、三葛(みかづら)を納めた、大谷平内夫婦の激闘が書かれています、益田兼任の石高も。 |
美都町史 評価・・A 発刊・・1968年11月 3日 著者・・鈴政信市 観察結果・・美都を中心とした斉藤氏・寺戸氏・澄川氏など大筋分かります。 |
須佐町史 発刊・・1994年 3月25日 著者・・須佐町史集委員会 観察結果・・中世が乏しく寂しい感はあるも寺戸兼勝や吉見頼員の情報有り。 |
約17冊
吉見氏
子孫は実質大野毛利家となっており必ずしも豊富な資料は少ない、また間違いやまがい物が多く、信用性が低い資料も目立つ、「山口館事件」で資料はほぼ焼失、その中でも「下瀬文書」「岡文書」はそれなりに信用性が高い、とにかく纏めるのは自分の足で稼がないと厳しいだろう、近年(1990年)以降の史料は良く分析されており大分解読し易くなる。
津和野町史 評価・・S 発刊・・1970年 7月 1日 著者・・沖本常吉 観察結果・・複雑な吉見氏を始め様々な豪族の動きが分かる一冊、文句なし。 |
津和野郷土史 評価・・A 発刊・・1988年 8月30日 著者・・内藤正中 森澄泰文 観察結果・・堀氏の歴史などが少し載ってます。 |
鹿足郡史 評価・・A 発刊・・1973年 3月20日 著者・・野津佐馬之助 観察結果・・吉見氏の一連の流れが書かれてある。 |
日原の歴史 評価・・A 発刊・・1980年 6月30日 著者・・大庭良美 観察結果・・下瀬氏の繋がりが分かります。 |
日原町史 評価・・S 発刊・・1964年 1月31日 著者・・沖本常吉 観察結果・・下瀬一族と日原の領土など独自の支配体制が分かります。 |
柿木村誌 評価・・S 発刊・・1986年 3月31日 著者・・柿木村誌編集委員会 観察結果・・大野原・三之瀬などの詳細がのっている、斉藤氏の動き等。 |
木部誌 評価・・A 発刊・・1993年 4月 1日 著者・・木部の歴史を守る会 観察結果・・木部一帯の歴史が分かります、徳永・木部谷など。 |
吉賀記 評価・・S 発刊・・1976年 8月31日 著者・六日市町文化審議会 観察結果・・六日市の戦国氏のすべてが乗っています、しかし怪しい文面も多々ある。 |
六日市町史・第二巻 評価・・A 発刊・・1988年 4月 1日 著者・・六日市町 観察結果・・六日市での合戦や様々な城跡など、津和野合戦の前哨戦が詳細に載っています。 |
七日市村の歴史 評価・・A 発刊・・1996年 3月20日 著者・・佐伯俊夫 観察結果・・七日市を治めていた横田頼助・頼綱の生涯が分かります。 |
田万川町史 評価・・S 発刊・・1999年 3月31日 著者・・田万川町史編さん委員会 観察結果・・田万郷の合戦、吉見頼員などの詳細が分かります、周辺の戦国史を纏めた一冊。 |
石見 吉見氏と田万川 評価・・S 発刊・・不明 著者・・田万川町史編さん委員会 観察結果・・田万川町史の元本となっており、より細かい田万川の戦国史が分かる、通常では拝見は出来ません。 |
阿東町史 評価・・A 発刊・・1970年 6月10日 著者・・波多放彩 観察結果・・嘉年勝山の戦いや諸城等。 |
勝山城址説明会資料 発刊・・2005年 6月18日 著者・嘉年役場 観察結果・・嘉年勝山城の歴史、波多野一族の歴史など詳しく分かります、嘉年勝山城の合戦図が分かります。 |
阿武町史 評価・・A 発刊・・1996年 9月 1日 著者・・阿武町町史編さん委員会 観察結果・・奈古を中心とした歴史、須子秀国の活躍等。 |
徳地町史 評価・・A 発刊・・1975年 3月 1日 著者・徳地町史編纂委員会 観察結果・・10数年ではあるが吉見正頼が下徳地を支配していたのが分かる。 |
鹿野町史 評価・・A 発刊・・1970年 1月 1日 著者・・鹿野町史編纂委員会 観察結果・・戦国期の前は大内氏が抑え、江良氏へ渡り吉見氏との抗争があります。 |
萩市誌 評価・・A 発刊・・1959年 10月 1日 著者・・坂井忠夫 観察結果・・戦国期の萩が吉見・益田・大内家臣の複雑な領地支配にあっとと分かります。 |
萩市史・一巻 評価・・S 発刊・・1983年 6月20日 著者・・萩市史編纂委員会 観察結果・・毛利時代は勿論、大内・吉見時代に詳細に書かれている。 |
萩市史・ニ巻 評価・・S 発刊・・1989年 3月30日 著者・・萩市史編纂委員会 観察結果・・大井・三見・大見島などの戦国期が詳細に載っています。 |
この石から始まる(大井八幡宮覚書) 評価・・A 発刊・・1998年 11月20日 著者・・斉藤 定 観察結果・・吉見氏の大井支配体系や吉見頼実の支配力が伺えます。 |
史料で読む・萩市大井の歴史 評価・・S 発刊・・2003年 12月 1日 著者・・斉藤 定 観察結果・・吉見正頼の感状など周辺の郷土史と関係して読むと非常に分かりやすいです、吉見系書類ならこれ。 |
宇部市史・通史編 評価・・A 発刊・・1993年12月28日 著者・・宇部市史集委員会 観察結果・・吉見村の記述が詳しく、1400年代中頃には吉見氏の支配力が伺える。 |
約22冊
石見・山陰全般系
様々な歴史が載ってます。
山陰の武将 |
続 山陰の武将 発刊・・1975年 9月 1日 著者・・藤岡大拙 等 観察結果・・山陰のマイナーな武将の歴史が綴ってあります、南条宗勝・吉川経家など。 |
西石見の豪族と山城 発刊・・1985年 2月28日 著者・・廣田八穂 観察結果・・間違いなく逸材の本である、三隅氏・周布氏・益田氏・吉見氏等すべて載っている。 |
石見の城館跡 発刊・・1997年 3月 著者・・島根県教育委員会 観察結果・・石見の城と言う城が載ってます、なんとその数約500個。 |
城と国家(戦国時代の探索) 発刊・・1981年 5月 1日 著者・・上山春平 観察結果・・主に戦国武将の構図や山城など、「向横田頚ヶ滝城」も石見最古の城として紹介。 |
四つ山 発刊・・1974年 6月10日 著者・・野村保、田中晃、矢富厳夫 等 観察結果・・朝倉四ツ山城の詳細が載っています。 |
主な資料倉庫
ここではTaikiが主に資料を発掘している現場です。
益田市立図書館
津和野養老館
日原町図書館
浜田市立図書館
川本町図書館