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ビルマ問題を知るための本・資料

ビルマ情勢を知るためには

とりあえず、はじめに読むものとして、アウン・サン・スー・チー著の「自由−恐怖からの自由」と田辺寿夫/根本敬 共著の「ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー」を挙げておきます。

 この本は、ビルマの歴史や政治状況を知るための基礎知識、アウン・サン・スー・チーさんの考え方を知る上で大変参考になります。 

「自由」(恐怖からの自由)(1991年 集英社刊 423ページ 2000円)

「ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー」(2003年 角川書店刊:角川one、新書版 251ページ 800円)

ビルマのことをいろいろ知るためには

「アジア読本 ビルマ」(根本敬/田村克己 編 河出書房新社刊 310ページ 2100円) 

東南アジア全体の歴史の中でビルマのことを知るには

「東南アジアの歴史」(桐山昇/栗原浩英/根本敬 著 有斐閣刊:有斐閣アルマ 314ページ 1900円+税) 

ビルマ語を習いたいなら

※残念ながら、学者・研究者以外が、ビルマ語を学ぶための良い学習書や辞書はほとんどありません(学習書が書店に氾濫しているお隣の国・タイとは大違いです)。興味本位で作られ、明らかに間違いがある本や、内容の割に非常に高額な本、語学研究者や学生向けの本で一般的な学習者を対象にしていない本などが多くあり、間違えて買ってしまうと(その買った人に合えばよいのですが)ダメージが大きいことがあります。値段が高ければ良いと言うことは決してありません。しかし、以下に挙げたものはお薦めできます。

「CDエクスプレス ビルマ」(加藤昌彦 著 白水社 182ページ テキスト本とCDで3150円)ビルマ語に関する情報がコンパクトに詰まっています。ついてくるCDは、担当しているビルマの方が多少緊張気味なので、実際の会話の雰囲気やスピードと違いますが、役に立ちます。この本が出るまでは、一般の人が学びやすいビルマ語学習書は無かったといってもよいほどです。白水社と加藤先生に感謝です。

旅の指さし会話帳 44 ミャンマー」(浅井美衣 著 情報センター出版局 128ページ 1800円)学習書ではなく旅のお供の本です。また、日本国内でのビルマ人との会話にも役立ちます。まれにビルマ文字のミスがありますが、全体的には良くまとまっています。おもしろい本です。ついでに言うと表紙はオレンジ色です。

ミャンマー文字レッスン(日本ミャンマー・カルチャーセンター編著 国際語学社 118ページ 1575円)ビルマ文字はインド系の丸文字です。地道に覚えてみましょう。

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