ベヨネーズに戻り、水深100m前後のポイントへ、アンカーを打つ、午前0時、ベットルームから起上がり、状況を見渡す、ルアーのメンバーは、昼間の疲れから誰もいない、道具を取り出しルアーを投げ込む、えさ釣りの方の話だと、10キロオーバーのカンパチ、ヒラマサが上がり始めたそう、これはチャンスとジャークし始めるが、潮が速く、300グラムのジグ出ないと、ボトムを取ることは出来ない、一時間ほど粘るが当りはなく、潮が緩み始め、200グラムのジグでもボトムを、取ることが出来るようになってきた。相変わらずエサ釣りでは、カンパチ、ヒラマサが次々と上げられる、最大がヒラマサ24キロ、なぜルアーにアタックが無いか、色々と模索する。ルアーのメンバーも、AM2時ごろから起きはじめ、状況はどうですかと言う答えに、全然だね、キハダの気配も無い、漁探にはたまに中層にポツンと、反応が出るよということなのだが、一回だけ当りがあっただけ、これからと気分を一転させ、ジャークし続ける、中層でドカンと当りがあつた、キハダ、デカイ動かない、巻き上げてくると、ビューとフル回転でラインが出される、キハダにしてはちょっと様子がおかしい、もしかしてサメかなと、以前夜に大物ヒットさせ、40分ほど粘った結果、ラインブレーク、ラインの1.5mが紙ヤスリで削られた後があった、サメ肌ですれて切れた、この魚全然止まる気配が無い、ハンドドラックで止めに掛かるが、2、3回巻き上げるが背いっぱい、何度かやり取りをするが、タナ切れ、サメ、サメと自分に言い聞かせる。この海域で10回以上釣行に来ているが、夜に10キロ以上のカンパチ、ヒラマサがルアーで上がったことは無い、気分を取り直してジャーク、ヒット、首を振りながらラインが出される、カンパチに間違いは無い、丁寧にやり取りをしながら上げてくる。4キロのカンパチゲット、これを見てルアーのメンバーに火がついた、土屋さんが大物ヒット、やり取りを観戦していると、反対でもヒット、土屋さんの魚が見えてきた、デカイ、カンパチ12キロ、もう一人のメンバーもかなりの大物、ヒラマサ19キロ、深夜2:50分の出来事、話を聞くとヒットしたのは中層付近、やばい初めにかけた魚もしかして、サメではなく、20キロオーバーのカンパチ、ヒラマサ、むちゃくちゃ悔しさがこみ上げてくる、サメだと思い、強引にファイトしたことを悔やむ、もう一度チャンスを、ジャーク、ジャーク、体の限界まで、、むなしく日の出を向かえ、AM6時終了となる、夢を手に入れることは出来なかった、リベンジを誓う。