2月15日 日曜日はのんびり

 今日は日曜日、家族はのんびりした1日を過ごします。
マリアムだけは、友人とどこかに遊びに行きました。
家族は自分の時間で、食べたい時に食べ、眠りたいときに眠る
というように自由に過ごしています。

私はペペに誘われて、ラ・チャチャレリーアで昼前からビール。
いくらなんでもこれでは良くないので、ほどほどに飲んでいます。
こちらでは、家の中で過ごす人は少なく、
外でお茶を飲みながら話す人が多いですね。

新聞ニュースや、宝くじやサッカー予想くじがどうのこうの、といった話です。
Cerveceria(セルベセリーア/ビアホール)で過ごす人が多い

 道路や広場には車が溢れています。それぞれが駐車場を持たず、
道路を駐車場にしているためです。
従って夜遅くなると家の近くに駐車できず、遠くにしか置けないことになります。
夜遅くちょっとした外出をする時には困りますね。

それから、こちらに来たときからずっと気になっていた、歩道のオレンジです。
まず、食べられるのかどうか、皆はAmargo(アマルゴ/苦い)と言っていました。
道に落ちているのをそっと食べてみたら、苦いと言うよりは酸っぱくてだめ。
Amargoの意味は“苦い”ですが、要するに食べられないことを“ Amargo”
と言ったのでしょう。
 これで1つ疑問が解決しました。

このオレンジの実が道に落ちて、車や人が踏んで汚れてるなぁ思っていたら、
セビリア市〔多分公園管理局〕の告知が貼ってありました。
「2月16日 オレンジの実の撤去作業のため駐車禁止」
要するに、オレンジを木から振り落として撤去するのでしょう。

ペペは本当に動物好きです。
多すぎて家の中に入りきれないため、近くのアパートの地下貸倉庫に入れています。
「うずら」「小鳥」「熱帯魚」など。
部屋の照明はタイマーで自動点滅、日に1度行ってエサを与えています。
本当は、田舎でこれらの動物を飼いながら、のんびりとした生活がしたい。

倉庫に案内されましたが、換気が悪く、その悪臭たるや想像を絶するものでした。
アントニオの風邪がうつったのか、飼育部屋の空気に触れていたせいか
知りませんが、少しのどが痛いです。


こんなに狭いカゴではウズラも可愛そう


日曜日はパエリャの日だそうです。朝からマリが準備していました。
皆が揃って食べたのは午後3時頃でした。

このパエリャはとても美味しかったです。
アンダルシアでは米がたくさん採れるそうで、
スーパーにはインディカ米とジャポニカ米両方あり、1kg単位で売られていました。

そして夜になるとペペとアントニオはテレビでサッカー観戦。
セビリアがエスパニョール(ホームタウンはバルセロナ)に2対0で快勝しました。
この時、マリはオペラを見に行っていました。

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