2月14日 セビリアの土曜日

 今日は土曜日なので、外出せず家にいることにします。
朝は8時頃からやっと明るくなるのですが、ペペは暗いうちから準備に忙しい。
家から1分のエル・バルコン(バルコニー)という名のバーで、昼から飲み会です。

“Hoy Sabado Degustacion Gruta de Puntas de Costillas”
“今日は土曜日、スペアリブが無料”

近所の仲間たちが集まって、 ペペが準備したスペアリブを食べ、
ビールを飲みながら
楽しいひと時を過ごします。。



子供たちも大人に混じって一緒、これがいいですね。
ペペは“マエストロ(先生・親方)”と呼ばれて皆から尊敬され、本当にたくさんの友人がいます。
その都度新しい人を紹介されるので、とても覚え切れません。

話題は今日のサッカーの試合のことや、私がいるので日本のことなど、いろいろです。
セビリアには、「セビリア」と「ベティス」という2つのサッカーチームがあり、
今日は夜8時から、ベティスとバルセロナの試合があります。
ペペとミゲルは「セビリア」ファンで、ホアキンとゴンサーロは「ベティス」ファン。
お互いに放送禁止用語で相手を罵倒しあっていて、とても楽しいです。






子供の中に1人、日本人のような顔をした子がいました。
訊いてみると、お母さんが日本人のハーフだそうです。
名前は「スミレ」、お母さんは東京三鷹の人だとのこと。
周りの人が、スミレの日本語は完璧だというので話してみたら、
80点くらいですね。まさしく、バイリンガルです。

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昼間からリオハのワインを飲み、いい気持ちになって家に帰ってしばし昼寝。
起きたら9時を回っていて、これは大変!テレビでサッカーを見に行きます。
テレビを見るのもやはりバー。
「エル・バルコン」の隣の、「ラ・チャチャレリーア」という名のバーです。
私が行った時は、格下のベティスが2対1でバルセロナに勝っていてすごい熱気。
バルセロナは勝ち点1位、メッシやエトゥーなどの花形選手を抱えていますが、ベティスは14位。
結局、終了5分前にエトゥーに同点ゴールを決められ引き分け、
テレビ観戦しながら、みんな大声で興奮しまくっていました。
バーの外では、サッカーよりフラメンコという人が数人唄って踊っていて、
そろそろフラメンコ聴きたいなと思っていると、
マリがこれから私をフラメンコに連れて行くからとペペに連絡がありました。
今日は昼寝していて良かった、夜10時半に家を出てフラメンコを聴きに行きます。


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