主な使用金属と性質の解説
歯科用銀合金
歯科鋳造用銀合金としては銀の含有量で分類され大体三種類ぐらいあります。
銀の含有量が8割から6割でその他に銅、亜鉛、錫、インジウム、パラジウム
などを含む合金で、純シルバ-と比較して硬く、縁端強度(薄くなった状態)が
強いなどの特徴があります。色はパラジウム、インジウムを含有するとメタリックな
感じになり、銀の含有量が増えるとアルミシルバ-のような輝き方をします。銅が入るとうすい黄色がかったシルバ-になります。
パラジウム合金
金パラ、銀パラなどと呼ばれパラジウムに金や銀が含まれた合金で歯科では主に金属冠などに使われます。硬く変色しずらい特徴があります色はクロ-ムメッキのような輝き方をします。
コスト高なのが欠点ではあります。
その他
金(24K,18K)、白金合金、スタ-リングシルバ-、シルバ-950、ホワイトメタルなど。
ホワイトメタルについて
HPを立ち上げてからホワイトメタルについて色々、調べたり実験してみました。
JIS規格で1~10種に分けられていて
その内、鉛を含んでいない1~2種を手に入れ、
実験したところ結果は良好で満足できるものでした。
よくキットに入っている鉛を含んでいる物よりヤスリに削りカスが付着せず削りやすいが少し硬い気がする
バフ研磨すると断然よく光る。
研磨後、二ヶ月ほど放置して見たが艶はほとんど
変化しなかつた。
コスト的にもグラム3円ぐらいですむことがわかりました。
最後に1種と2種の差は殆どありませんでした。
猫が1種、ライトが2種のホワイトメタルの鋳造品です表面を保護しなくても二ヶ月たって、これくらい光ってます。