ロストワックス鋳造法とは、金属で作りたいと思う物と同じ物を加工しやすいワックス(蝋)
やスチロ-ル樹脂(プラスチック)など加工しやすく燃えてなくなるような材料で原型を
作り、溶けた金属を流し込む道(湯口)をつけてから、型材の中に入れて、型材を加熱して
中の原型を焼却して空洞を作り、その中に溶けた金属を流し込んで鋳造する方法です。
原型用材料の入手法および作成法
東急ハンズ、ジョイフルホンダなどの彫金材料売り場で色々なワックスやプラバン、
プラリペアなどが手に入ると思います。原型材料の条件は700度ぐらいに加熱したときに
燃えてなくなればよいのですから。
プラバンやプラ棒で骨格を作り溶かしたワックス乗せて形にして行くなんて方法もあります。
プラモデルを原型にしたら?
まずプラパ-ツのバリの修正をします。ランナ-の部分を湯口にして(必要に応じて補助の湯口を付けます)それから型材の中に入れて鋳造します。
ウレタン樹脂で作られた物
ガレキ、など小ロッド生産モデルに使われるウレタン樹脂で作られた物も鋳造して見ましたがほとんど大丈夫でした。
まれに体積があって形状が複雑で細い突起や深い穴があるような物は鋳型材に細かい割れが出たときがありました。
原因は良く分かりませんが原型を焼却時に原型が熱膨張するからでわないかとおもつています。