刮しゃ(グヮーシャ)

「刮しゃ」は中国の伝統的な民間療法の一種ですが、現在は中医病院での治療にも多用さ

れており、中日友好医院でも頸椎病などに使用しておりました。この刮しゃ療法もその理論

的根拠は中医学の「経絡学説」にあります。治療部位の経絡や経穴を、「刮しゃ板」という

水牛の角で作られた板でこすって刺激し、病気を治療する方法です。

刮しゃ療法もその原理は「経絡を通す」ことにありますので、多くの疾患が対象になりま

すが、当鍼灸院では肩や背中の凝り、頸椎病、寝違い、肩関節周囲炎などを中心に施術して

おります。

中日友好医院で、落枕(寝違い)で首の回らない西洋医学部門の看護婦さんにこの刮しゃを施術

したことがありますが、10分もするとそれだけで首がくるくると回るようになり、その後彼女は私の

部屋に顔を出すたびに、この先生は刮しゃがうまいよ、と患者さんに私を宣伝してくれた、という思い

出があります。

頸椎病の患者さんに刮しゃをする