スウェーデン旅行記/天地の果てまでも編(1/7)

1.出発〜キルナ到着

スカンジナビア航空で成田からコペンハーゲンへ向かうのはこれで3度目。
SASのポイント(いわゆるマイル)が溜ったので、国内線はそれで購入。
残りのポイントでエコノミー席からひとつグレードの高い席(エコノミーエクストラ)にグレードアップして貰った。
(実はここでちょっとしたトラブルが発生。行きも帰りも話が違うよー!てなことで憤慨していたのだけど、最終的にはそのお陰でラッキーな思いをした。)

エコノミーエクストラはエコノミーよりも少しだけスペースが広く、足置きが付いていた。
通路側だったので窓の外が見えないのが残念だが、少し広くなっただけでかなり楽だったのでよしとする。
イヤホンも付いていてラッキー!?
・・なんと、今年からエコノミーのイヤホンは買い取り(¥800〜900くらい?)になっていた。
去年までは貸し出しだったのに。サービス悪っ!



コペンハーゲンで入国審査を行い(※1)、そのままストックホルムへ向かう。

ストックホルムで一旦荷物をピックアップし、税関を通す(※2)。
国内線で再び荷物をドロップアウトしなければならないのだが、なぜかチェックインカウンターに長蛇の列が。
しばらく並んでいると係りの人がスウェーデン語で説明を始めたのだが、さっぱり分からず。(^^;
直接呼び止め搭乗券を見せると、

「この荷物(スーツケース二つ)を持って階段を上れるか?」

というようなジェスチャーをされ、相棒と二人

「はぁぁ???」

と眉をひそめる。
たまたまそばにいたスウェーデン人男性が同じ便に乗るらしく、手招きしながら我々を誘導してくれた。
重いスーツケースを抱え階段を上りながら、チェックインカウンターのベルトコンベアが故障していたということを説明される。
ようやく不可解な自分達の行動に納得が行く。
でも、この荷物を機内へ持ち込むのだろうか?

その男性がゲートで事情を説明して、一緒に通る。
ブリッジのところで荷物をドロップする穴が!ああそういうことね。
しかし、客に運ばせるなって。(^^#


国内線でキルナへ向かう。
途中ウメオで一旦降り(※3)、また飛び立つ。
いつものことだが酷い耳鳴りに悩まされる。
飛んでいる間は快適なのだが、なにしろ着陸は大の苦手だ。それが合計4回。
下手に足掻くと余計に苦しい目に遭うので、大人しくぐったりとしていた。
他の人はどうして平然としていられるのだろう?といつも不思議に思う。


キルナ空港でタクシー(※4)を呼び、市街へ。
レンタカーの方が安上がりのような気もするが初日は地理が分からないので仕方なくタクシーを使った。


外は雪がちらついていた。
着いたのはキルナ市街の外れにあるホテル。
宿は直接手配したのだが、パッケージツアーのホテルに比べて格安だ。(特にアイスホテルは高過ぎ(^^;)
コテージだが部屋はまあまあだし、キッチンや乾燥機、冷蔵庫まで付いていて居住空間としてはむしろ高級ホテルよりも快適だ。
唯一の難点は・・別途頼んでおいたタオルとシーツがない。
いや、あるにはあったがどう見ても使用済みと思われるものが残っているだけだ。

レセプションに行き、そのことを言う。
アイムソーリーと別の部屋の鍵を渡され、また重いスーツケースを引き摺りながら部屋を移動。
だが、やはり今度もタオルとシーツがない。

仕方なく相棒が再びレセプションへ。
結局、タオルとシーツをぶら下げて戻って来た。
なんていうか・・アバウトなお国柄だ。