フレームはとっても軽いアルミニウム。

圧倒的に軽さが違います。

(車イスはリヤカーを引っ張って歩くのと同じ条件です。
リヤカーが軽ければ軽いほどワンちゃんの負担は軽くなります。)



動画です。ご覧ください。




ダックスの2kgの子用のフレーム




フレームは65gしかありません。






完成品で227gです。








40kgを超えるような大きな子のフレームも
1kg弱と言う超軽量です。








完成品でわずか2.5kgです。














ポチの車イスは一台一台手作りです。
同じダックスでもサイズや体重により
パイプの太さや長さ、幅等が違います。





そしてカーブ時の遠心力によってひっくり返ることを抑えるために
元気のいい子はハの字を広くとります。






パイプの種類は11種類

6・8・10・12・14・16・18・22・25・32・35φ

700gの子から100Kgの子でもOK

















40キロの子の車イスと700gの子のフレーム






















4輪車のフレームの大きさの違い7kgと30kg















ポチの車イス創業当初は現在も沢山の車イス屋さんで使われている
水道パイプで作っていました。

しかし、ある程度の大きさの子は平気ですが、
2kg以下の小さなワンちゃんにはとても水道パイプでは重すぎてしまい
歩く事がままなりませんでした。

そこで一大決心をしてアルミパイプフレームの研究に入りました。


下の写真は一番初めに作った水道パイプよりも若干軽い
第一世代、電気の配線に使うパイプで作ったものです。






そして出来上がった第二世代のアルミフレームです。







今現在もこれと同じようなデザインで作られている車イス屋さんも沢山有り、
犬用車イスの定番になっています。


しかし、この作り方ではもうこれ以上軽量化を図ることが不可能です。

そこで第三世代の現在のデザインに辿り着きました。




小型犬の車イスには塩ビのジョイントが無い分、
かなり軽量化することに成功しました。



この形に至るまではいろいろ試行錯誤を繰り返しました。

今では高額になりすぎてしまい、作ることが難しい
最軽量のレーシング仕様です。





このフレームはカーボン製で、ショックアブソーバーはアクリル、ボルトはチタンを使用しています。
おそらくダックスの車イスでは世界最軽量だと思います。



しかし・・・
あまりに製造コストがかさんでしまうため、現在では作ることも難しい
幻の銀チャリになってしまいました・・・

現在の形はこのレーシング仕様のコピーになります。

「軽量」 ポチの車イスはコレにこだわっています。








全てのネジ類はステンレス製です。







そのため、海や川で遊んでも大丈夫です。







もちろん、乗ったままウンPもできます。











車輪はガッチリ補強されたフレームに全てステンレスのボルトとナット類で留めます

同じアルミパイプの車椅子でも、中に補強のないものは直ぐに車輪が振れてしまいます。

この部分は車椅子の最重要部です。







片側の車輪を固定するのにこれだけの部品を使用しています。

8mmのボルトに両側にベアリングを挟み、ナット、緩みが無いようにバネワッシャー
そしてワンちゃんに傷がつかないように袋ナットで締め付けています。













ポチの車イスでは全ての車輪に二つのステンレス製ベアリングを装着しています。
一度廻すと延々と回っているかと思うほどスムースです。
ベアリングの入っていない車椅子は大きな音がしたり、車輪がグラグラしたりします。


このスムースさが走行音を静かにし、ワンちゃんへの負担を軽くしています。









こんな小さな車輪にもサイズは違いますが全く同じようにベアリングやボルトナットが使われています。

ものすごく良く回りますので、ワンちゃんの負担は軽くなります。

YouTubeの動画です。クリックしてご覧ください。















そして、最後にネジが緩まないように乗用車などにも使われているネジ止めを塗ります。









レッグリング

足を入れるリングはとても柔らかいが、確りしているCRスポンジを使用しています。
これも非常にクッションがいいので、フレームの弾力と相まってワンちゃんの負担を軽減します。










スティック仕様

足が動く子には可動域を狭めないようにスティック仕様にします。

これで力が入らなくても足を動かしながら歩いたり走ったりできます。

(オプション¥2000)










足つりベルト

後ろ足を道路などで引きずってしまうと直ぐに怪我をしてしまいます。

吊りベルトで足を持ち上げて、道路に擦らないようにします。

普段はリハビリのため足はおろしておきます。








簡単に取り外すことができますので、まだ必要のない子は外しておきます。

















腹ベルト


コーギーなどは胴体が長いため、後ろ足が悪くなると腹筋や背筋が衰えるため、
背骨が吊り橋状に下がってしまいます。

そうなると海老反り状態になり胸腰椎に負担がかかり、ただでも下肢の状態が悪いのに
益々悪い方向に向かってしまいます。

ポチの車イスでは海老反りを防ぐために、胴体の長い子やお腹の大きな子には
腹ベルトを装着しています。
(コーギーやダックスは全て付いています)













肩半月


装着が大変楽にできます。

足を入れて、このバックルをはめるだけで歩き出します。






























仕様