情報公開のための臨時ページ

2002年05月11日更新2001年12月3日より公開開始

↓この家の屋根をすべて葺き替えます。

間口10.5間

奥行5.5間

合計58坪

屋根100坪

家主が良く手伝った場合470万円〜600万円←家主が何も手伝わない場合

(見積もりです)

見積もり主要部分

摘要 数量 単価 金額 備考
足場材運搬費

8人

12000

96000

家主が手伝った分は後から減額

足場掛解体

10人

17500

175000

家主が手伝った分は後から減額

茅運搬費    

180000

家主が手伝った分は後から減額

屋根葺き用縄

50個

1600

80000

 
屋根葺茅

12000束

100

1200000

 
軒付け茅

600束

100

60000

 
棟瓦左官工事    

95000

 
地走り手伝い男子

35人

12000

420000

家主が手伝う分は数に入ってない

地走り手伝い女子

25人

7000

175000

家主が手伝う分は数に入ってない

職人手間賃

115人

17500

2012500

 
諸雑費    

150000

 

見積書原本の1枚目145k及び2枚目80k

 

根切りをしている所です。

根切りを終わって積んでる所

この真ん中の部分は水でいたみやすいので、しの竹を使って葺く予定です。

家の裏側です。

 

ススキの葉っぱを落としている所です。

この様な処理をされた茅を、スグリと呼んでいます。

そのスグリを使って、輪置きを作ります。

この束は、真ん中で切断されます。

輪置きは、軒の中間層にきます。

あらかじめ束にする事により、きっちり締まった露出面が形成されます。

左が輪置きの束で、右はヨシ水切りの束です。

ヨシ水切りは、軒の最上段に載るもので、その名の通り、雨水を滴れ落とす役割があります。

輪置きは、中間層に置かれるもので、どちらかと言うと、装飾的な意味があります。写真のように断面は白く、白い層が形成されます。

足場の設置が始まりました→

 

屋根降ろしです。2月11日

カブトムシの幼虫がたくさん出てきました→

←竹の交換2月12日

いぼ結びといいます→

2月20日

油は食用油です。

このたくさんの丸い竹を“くだ”と呼び、その下にある層が輪置き、くだの上に杉皮で、その上にヨシ水切り。
左にみえるのが ヨシ水切りの束で、中央が実際に設置しているところ。

2月27日

3月3日

針取りをしている所。

上の緑の竹が裏ボコと言い、左足で踏まれているのが押しボコと言います。

この状態からさらに茅がのって、また押しボコをのせて、下の裏ボコと結んで茅を挟みます。

※押しボコの高さ方向真下には裏ボコがあるんです。

水にやられ易い場所には、しの竹を混ぜて葺きます。

3月9日

↑一般民家としては贅沢な軒

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