エイの突然死について

この見解については私独自の意見、考えでありますので、明確な証拠などはないのでご了承願います。

まず、今までにポルカを5匹飼いました(うち現在の2匹含む)。最初の1匹目は初めて自然採取の雑魚(主に子ブナ)を大量に食べた次の日に死亡しました。2匹目は輸入されて間もない個体を餌付け中、口の中に水カビが発生し死亡しました(底砂利が尖ってたせいで)。3匹目は現在飼育中の雌ポルカです。4匹目はサイトで紹介されていた死亡した雄です。5匹目は現在飼育中の雄個体です。

1匹目のエイについて、私的考えでは食中りだと思っています。今回の突然死の課題である個体は4匹目であります。まず、エイはよくよくのことがない限り、長期飼い慣れた元気の良い個体が次の日死亡することはまず無いです。急な水質悪化で死亡するのは、除かせてもらいます。当時は過背金龍1匹、ポルカ2匹、マンファリ1匹での混泳飼育でした。

寄生虫または病原菌も考えらますが、2匹中1匹だけの症状なので(他魚にも影響なし)、あまり考え難いです。さて、症状的には急激に狂ったように泳ぎ、突進するって感じです。別に驚いて突進するわけではないです。暴れるってわけでもないです。よくエイはクシャミをしたような仕草をします。体盤の先を半分ほど持ち上げて、モゾモゾしながらクシャミをします。この場合も急激に泳ぎますが、水槽広ければ、差ほど問題ないことで、クシャミ後はゆっくり泳ぎ落ち着きます。他に鰓にゴミ(極小さな汚れカスなど)が付着して嫌がる傾向もあります。それが自らの糞や水槽掃除後の苔のカスなどからもです。それと水換えの新水注入による、塩素などにも敏感に反応することも考えられます。
 
飼育した4匹目のポルカは、そう言った面で、とても鰓が敏感だったエイだと思われました。この個体に関して、何回か突発的に狂ったように泳ぎ出し、水槽面に体当たりしていました。ここまでで、いくつの起因となることを紹介して参りましたが、私的考えでは、鰓に極小さな不純物が付着して、エイが嫌がり、それがストレスに繋がり、狂ったように泳ぎ、突進したのではないかと思われます。死亡する数時間前に水換えして、浄水器通した水で注入行いました。水槽面を掃除した汚れはまだ底に蓄積されていました。今までにない急な突進により、水槽の側面を駆け上がり、水槽上部に激しく頭部を打ち付け、帰らぬ個体となりました。その衝撃の強さは音もします。水槽から出した個体の頭部が白く痕が残っていました。ぶつけた当初はまだ生きていたかも知れません。たぶん失神状態だったのでは…。「今回もまたいつものことだな」と思い、水槽内を覗くことはしませんでした。よくテレビで異国の漁師さんが釣れた魚の頭部を棒で叩いて弱らせますが、それと同じことが水槽内で起こってしまいました。ぶつけた頭部箇所が最悪だったんでしょう。可哀想でしたので、画像は残しませんでした。
 
現在も数匹のエイ飼育中ですが、このような事件(症例)がないので安心しています。長期飼い慣れた個体、水質も何ら異常なし、でも次の日には突然死…。上記のことは考えられないでしょうか?

4代目ポルカ、雄個体、体盤23cm、体長37cm
2004年8月12日永眠
2005年9月サイト掲載

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