ゲーム機に向かって座ると、スタッフがこんなことを。
「3ゲームしかプレイが出来ませんので、先にお金を入れてください」
先に見た看板でも、3ゲームまでと書かれていたので、言われるままにコインを投入。カード新規作成もあるので、1000円です。

全体的に、ゲーム機は…ドラゴンクロニクルと同じような感じで、メインスクリーンも同様でした。
ただ、唯一違うのは、コイン投入のところにある、イヤホン端子。(※8)



まあ、せっかくイヤホンもらったんですから、使うのもいいんですが、ここは一つ、持参してきたものを使ってみることに。

オーディオテクニカ製のヘッドホンでも。

いや、一人ぐらいいるでしょう。私以外でも。

早速、イヤホン端子にヘッドホンを接続。プレイに挑みます。
もちろんプロデューサーの名前は『ダブルエス』。
オープニングは、公式HPにあった「体験版ちょびっと」と同じ流れでありまして、体験版とはそんなに変化はありませんでした。高木社長のボイスも健在です。

社長:
「さて、プロデュースする女の子を選んでくれ」

当然、雪 歩 さ ん 選 択 。(0.5秒)

川柳で宣言してますし、愛娘ですものね。

その後、雪歩さんを探しに行き外に出て、雪歩さんと会います。
会話の途中で、ユニット名を付けることになりますが、お任せでもよかったんですけど、一応決めている名前、"REAL"がありましたので、それにすることに。

ちなみに、REALは、"Re"collection "A"nge"l"sの意味。
…REANにすればよかったかもしれません。

ユニット名も決め、2プレイ目からいよいよ本格的にアイドルへの道を進めよう…としたとき、プレイ中どうも変な違和感が。

「……?」(レッスンプレイ中)
雪歩:「もうちょっと、続けて歌いたかったかもです」(ヘッドホンから)

「……」(コミュニケーションパート時にヘッドホンを外す)
雪歩:「わ、私なんかじゃ務まりませんよぉ…」(スピーカーから)

ダダ漏れでした。最大音量で。
最初、イヤホン端子に接続すれば、普通のテレビなどと同じように内蔵されたスピーカーから音が出てこなくなり、接続されたイヤホンからのみ聞こえることが出来ると思ってたんですが、どうもそうではなく、イヤホン接続でも"スピーカー+イヤホン"という仕様だったそうです。(※9)
しかも、あたりをちらと見渡すと、イヤホンを着けてプレイする人の中で、一人ヘッドホンでプレイする男一人。←自分

とんだ恥辱ですよーっ!(by 山G※三者三葉

なんか、後ろからの視線も感じていたんですが、無視してプレイ。
何もない。何もない。何もない。ナニモナイ。
…あの時は本当にそう思ってました。

新規作成後の3プレイは、チュートリアルとなっていて、アイマスの大まかな説明を踏まえながら進行するようになっていました。

レッスンでは、5つのミニゲームから一つ選び、総合評価によってイメージの増加量が決まります。
17、19日にプレイして個人的に無難かつ、失敗も少ないレッスンはボイスとポーズ、そして歌詞でした。
少なくとも、レッスンは失敗しないほうがいいでしょう。バッドだと女の子のテンションも下がりますし。

コミュニケーションパートは主に会話の返事を選択するものですが、ミニゲーム的なものがあり、会話の途中で画面上のアイドルを触れる(タッチする)ものがありました。
私が見たものをあげると、

・雪歩の涙を拭いてあげるため、目のところを触って涙をぬぐう。

・「夢はどこにあるんですか?」の問いに、体の部位を触る。

・眠ってしまった雪歩を起こすため、体の部位を触※以下発言規制

開発者の心意気に頭を下げたくなりました(えぇ!?
芸の細かいといいますか、コミュニケーションパートでは、会話の選択肢のみだと思ってたんですけど、こんなものまで用意しているとは思っても見ませんでした。
コミュニケーションパートでは、オーディションに使う、「思い出」を作ることができまして、会話の選択などで、評価が変わるようです。
パーフェクトで三つの「思い出」が作られるので、これは高いアドバンテージです。

19日の行動と混ざりますけど、レッスン、コミュニケーションでうまくいけば、ボーナスレッスンということで、もう一回レッスンが出来ることがありました。いい評価ほど時間も短縮できるそうです。

そして、オーディション…。
正直、チュートリアルでも、躓きそうな感じです。流行を読み適切にアピールしつつ、思い出を使うんですが、最初はぜんぜんそれが理解できませんでした。
思い出ルーレットも、回数を増すことに早くなっていくので、動体視力も要求します。
初回のオーディションでは、不合格でも一応ONAIRされるので、ユニットカードに記録することができました。

さて。

プレイ終了後も、微妙な感じを残しつつ、もう一度全体を見回すことに。



メインスクリーンでは、ダンス、ボイス、ビジュアルそれぞれトップ20のアイドルの紹介と、その合間に入る全国ランキング(※10)が表示されまして、その途中にプレイ中、オーディションに合格したアイドルがいれば、「ピックアップアイドル」として、メインスクリーンに表示されます。

その一つのメインスクリーン付近に、テーブルが置いてありまして、そこにはアンケート用紙とライナーノートとパンフレットが置いてありました。
興味津々でノートを見てみることに。



…シンプルな表紙がいたってキュートって…あれ?
予想では、アイマスのロゴが大きく載せられた、派手な表紙かと思ったのですが、ちょっと拍子抜け。
とあるサイトで見た湾岸マキシver2ロケテのライナーノートが結構インパクトがあり、(裏表紙には、「今夜、必ず撃墜す」と名台詞が中央に大きく書かれていた)アイマスもそれぐらいの派手なものかな…と思っていたもので。
せっかくですから、痕跡を残すつもりでノートに書き書き。下手な字ですけどね。


ノートには、イラストも見られまして、律子さんとか上手い絵がありましたが、私は描きませんでしたでしたが(ぉぃ
スタッフの方々が描いたものも見かけられました。こういうのとか。

ノートにも書き残したとこですし、ちょっと何か(というか、みらいちゃんは出るのかと)聞いてみようかな、と思ったのですが…
…ごめんなさい。どうも話し掛けづらいです。
予想より多い人の数、ついつい立ち止まって見てしまうメインスクリーン、そして、自分自身の度胸のなさとチキンハート。(もっともそれが原因)
そして、一部の方々に関しては、すっごいオーラ出ていて、話しにくさ倍増。
私がイツキや池谷先輩ぐらいなら、その方々は拓海や啓介レベルです。
例えがわかりづらいですけど。

ホントに何しに来たんだろ、俺…。
雪歩さんが穴掘って埋まるんじゃなくて、私が穴掘って埋まりたいぐらい。
と、思いつつその後もプレイしたんですが、どうもオーディションに受からない。
終盤になって、コツがようやくつかめたのですが、後の祭りでオーディション不合格。

そして、8時頃。そろそろ帰らないとやばい状態なので、
「このプレイで終わりにしよう」と思い、スタッフに誘導され、前の人のプレイを待っている中、ちらっとその人のディスプレイを見ると、見慣れぬ風景が移った後、フェードインされた白バックにテロップの文字。
「?」と思って、そのまま見ていると、事務所の風景に戻って数秒。「TO BE NEXT PRODUCE」と表示されて、カードの読み込みと排出の画面に。

いったい何だろうと思って、前の人が退出して座ろうとしたとき、スタッフさんが一言。
「前の人、活動停止になっちゃったんですよね〜」

「あー、そうなんですかー。いや〜自分もそろそろやばいんですよねー」
って……え?

それって、事実上ゲームオーバーじゃないですか。
そういえば、私のもリミットが後3週だということを思い出し、ヤバイと判断。

(…なんとしても、ランクアップしなければ!ここで雪歩さんを終わらせるには行かない!!!)

…本当にそう思ってました。ええ。マジで。
オーディションのコツはつかめたので、問題は流行ということになりまして、今までそんなに重要視してなかった流行の傾向を見ることに。
2プレイ目では、ダンス系がトップになっていて、メインであるビジュアル系が最下位。スタイルを変える必要があると判断して、曲の変更を選択。「ポジティブ!」から「THE IDOL M@STER」に変えました。
雪歩さんの調子もまあまあ。準備は整いました。

3プレイ目。
流行を確認すると、どうやらボイス系が上位に入っていて、げ、これは変える必要があるな…と思ったとき、ひとつの事を思い出しました。レッスンにしろ、オーディションにしろ、曲は変える事が出来たんだっけ…と思い出し、頭を抱える私。
完璧なるミスでして。ヴァーッ!
しかし、ここで入らなければ、目の前で「TO BE NEXT PRODUCE」が表示されることを思うと、
「ココまで出向いて、コケる訳にはいかないでしょ…」
と、何かのスイッチが入った模様。
ラストチャンス。そう思って、曲をボイス系の「魔法をかけて!」に変更。
早速オーディションへと向かいます。

一番優位なジャンルを優先にアピールしながらも、審査員のメッセージを見てそれにあわせたアピールを行い、「食傷気味に…」とつぶやきだしたら、いざ、ガツンと思い出アタック(何かが違う)を出してアピールして…と適切、かつ慎重に進めます。
そして、オーディションが終わって結果発表。雪歩さんは…。

「2番と4番(雪歩さん)の方、合格です。おめでとうございます」

YATTA!



全員CPUだったんですけど、二度連続不合格だったので、成功したのは嬉しかったです。
オーディションに合格すると、メインスクリーンに表示されるのは知っていましたけど、実際に表示されると、嬉しさ半分恥ずかしさ半分。(※11)
やっと、ぎりぎりのところでランクEへアップして、安心と満足のひと時を感じつつ中野を出ました。

その後の帰りは、ハードでした。復路検索で調べたのはいいものの、満員電車にもまれながらの帰路。
久喜駅で待つ寒さは身にしみました。
本当に、プレイしただけの一日でしたけど、貴重な経験だったことは間違いありませんでした。
開発者さんたちの熱もひしひしと感じましたし、ぜひとも期待したいゲームだということは間違いありません。
いろいろと調べてみると、その後も何かやるらしいので、期待も高まります。


それでは、長々としたレポートですが、以上でアイドルマスターロケテストレポートinプラボ中野を終わりにします。

 

※8:写真は19日付なのだが、初日では、このイヤホンステッカーは見られなかった。どうやら後で貼ったらしい。

※9:オプション設定で音量が変更できる。これは、イヤホンの音量と連動している。

※10:19日、ロケテのランキングでTOMOPという人が1位に。その順位が変わることはなかった。その脅威の数字はアイマス公式HPでも確認できる。

※11:一応、オプション設定でメインスクリーン表示拒否も出来るが、する人は少ないだろう。ハイぱらのイベントONOFFと同じような存在。

 

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