◎今大会での埼玉3チームのチーム状況 【Red Marmots】
夏大会の優勝チームであるRed Marmotsが大会の中心となることが予想される。しかし、DFで大きな働きをしていた#3戸成の帰省による退部、攻撃の中心であった新井、攻撃にアクセントをもたらす働きの嘉門が欠場。そして大きくはファインセーブを連発していたGK須田の出場も微妙である。
好材料は東海大出身のDF加藤の加入だ。まずは戸成の抜けたDF穴を加藤がどう埋めるのかが大きなポイントになる。
【ファンキー エンジェルス】
ファンキーの好材料は松岡の復帰だろう。インラインにて着実に成長をとげている松岡、亀間がアイスでどこまでやれるかに注目が集まる。大西兄弟、工藤を始めとした主力選手の参加率が勝敗に切実な問題となりそうだ。
【Sフロンティア】
竹村、吉田のテクニックある2選手が加入。持てる選手の少なさが課題だったが、この2選手の加入により解消されるのか?得点数増が期待できる。
◎大会回顧
埼玉アイスアリーナでの初開催。ファンキー、Sフロの2チームは練習を埼玉アリーナに移したが、モルモッツは川越のまま。ここの氷が初となる。フルサイズのリンク、とても良い氷が各チームにどういう結果をもたらすのか、非常に興味のあるところ。特にブルーライン内が格段に広くなったこと、横幅が広がったことがどういう結果をもたらすのか。
結果として、アタッキングゾーン、ディフェンディングゾーンが広がった事で、しっかりとした攻めや守りの形を作れるチームに有利となった。今までのような狭いスペースのゴチャゴチャした中でブラインドでゴールのような形が大幅に減ったように思える。
Red Marmotsは初戦こそ新リンクにとまどったものの、2戦目以降は存分にその力を発揮し、3試合連続10得点と圧倒的な形で優勝した。
GK松田は須田の代役を見事に務め、優勝に大きく貢献した。
ファンキーエンジェルス、Sフロンティアともに新加入の選手が大きな活躍を見せ、当該成績を1勝1敗とし、実力拮抗。
次回大会での結果に興味が湧く。
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