過去帳の基本になる簿冊は、約500年前から昭和の終戦時までに4冊あり、どの簿冊にも全ての仏様が記載されているというものでもなく、漏れている仏様が多い。
これらに書かれたデータを精査することによっておおよその見当はつくが、これが全てではなく、残る簿冊全てを調査して総合したデータとして見ないと全てとはいかない。
わが先祖と思われる全てをコンピューターに入力したが、墓石がある仏様はすぐに確認できても、墓石が無い仏様は前記5項目だけでは200年、300年も前のことともなると、はたしてわが先祖であるか見当すらつかない、そして親子関係のつながり調査も過去帳の記載だけでは不充分で、「わが先祖」である確認ができない。
この後は、墓碑や仏壇の位牌と照合しながらの作業を続けると、確認作業は一挙に捗ることとなり、何とか宝暦7年(1679)から現在まで338年程にわが先祖、53の仏さんを確認することができました。
わが先祖の解明