過去帳つくりのお手伝いをします

 加治田の龍福寺の檀家は、現在300戸ほどあると聞いています。
 過去帳のデータは、明応5年(1496)から昭和22年(1947)頃までに約10,400件ほどありましたが、このデータだけでは、特定の家系をたどって「ご先祖の過去帳」を作ることは出来ません。
それは、過去帳に記録されている地域名・法名・寂年月日・施主名・続柄といった5項目では、何百年も前となると記載されている施主が、どこの家系に属するかが判明しないからです。
 これを確認するには、  龍福寺の檀家
であって、「個々の家のご先祖」であることが判る何らかの資料が必要(すべてのご先祖ではなく、一部が判ればよい)になります。
 資料と言っても、代々守られてきた墓地の墓石に刻まれている法名・寂年月日が判れば充分で、親族である特定が可能になり、時代を遡って確認が出来ます。
 最近は各地の墓地に行って、龍福寺の過去帳にある仏様との照合作業を続けていますが、これがあって初めて「ご先祖様の過去帳」を作ることが出来るのです。
 そこで判ることは、各家の墓石に記載してある仏様の数と過去帳の調査で判った仏様の数を比較してみますと、過去帳にある仏様の5割以上が墓石もなく、位牌もないといった状況が見られ、それらの仏様は葬られた後の長い間に忘れられてしまっているのではないかとさえ感じます。

 もし、ご依頼があれば私が持つデータも公開して、貴家の「ご先祖様の過去帳」を作るお手伝いをいたします。遠慮せず、申しつけてください。
                    
さとう