過去帳簿冊は、

○ 新しい仏様があったときに順次記録する、基本的なもの

○ 後の世に一時代に限り、地域別に分けて作られたもの

○ 一時代に限り、一地域で家ごとに分類されたもの

○ その昔に龍福寺の山中にあった、塔中(大林院・瑞雲 院)で記録されていたもの

○ 末寺が廃寺・統合になって引き継いだもの

○ 檀家さまの「総ての仏様」が記録されているものでは なく、そのとき記録されなかった仏様も多くあって、檀 家様の仏さまで記録がないことが多い。

など、その種類は多く、基本的な簿冊といってもそれが総てではなく、「これを見れば判る」と言えるものでもありません。

 また地域別や家ごとの簿冊は必要に応じて限られた一時代、一地域が記録されているのみでその時代に必要あって、奇特な人が整理したであろうことも判断できました。

簿冊の種類

それぞれの
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